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「相鉄レコード」が好きすぎる話。再公開希望!!〈相鉄・東急直通記念〉

ごきげんよう。深波海夢です🌊

一発目からみなとみらいの話じゃないんかい!というツッコミが聞こえてきそうですが…
本日3/18に相鉄・東急直通線が開業したという話題で世間が盛り上がっているので、少しでも関係のある話をしようかと思いこのタイミングになりました。


〈相鉄レコードとは〉
相鉄沿線の皆さん。駅や街歩きが好きな皆さん。
相鉄レコード」ってご存知ですか?

相鉄レコードとは、
「相鉄・JR直通線開業1周年を記念し、昨年11月30日に開始した『相鉄レコードプロジェクト』について、皆さまから寄せられた投稿をもとに、全26曲の歌を作りました。」
(相鉄公式より引用 https://www.sotetsu.co.jp/news/fan/info-fan-2021-02-12/)
というものです。

簡単に言えば、「相鉄の各駅のテーマソング」です。駅の特徴や周辺の施設などが歌詞に表現されているほか、各曲の長さは各駅間の乗車時間に合わせて作られているそうです。
(https://www.hamakei.com/headline/11220/ より)

制作及び歌唱はシンガーソングライターの「ましのみ」さんという方が行っています。
(ましのみさんYouTube:
https://m.youtube.com/channel/UC4drn7GQsZfU_55nmSfJ0tQ)

紹介しておいて何ですが、この相鉄レコードには実は重大な問題があります。
現在非公開になってしまっているのです。
調べてみたところ、
・1曲のみツイッターに投稿されている
(「栗林和明」さんという方のアカウントに「Yumegaoka」が投稿されています)
・中国の動画サイトへの無断転載
以外はインターネット上から完全に消えている状態であり、基本的には聴くことができません。

ちなみに、この記事を書いた理由の1つが「相鉄レコードが少しでも話題になれば再公開される可能性が高まるのではないか」という淡い期待です。相鉄さん、よろしくお願いします。


〈実は相鉄レコードファン、深波海夢〉
ただのみなとみらいオタクに過ぎない私は相鉄についてはあまり知識がなく、最近各地で再開発を頑張っているイメージがうっすら存在する程度なのですが、そんな中偶然出会った相鉄レコードは公開当時から大好きです。

公開されている頃は公式の動画を積極的に再生していましたが、非公開になってからは自分で音源化したデータでプレイリストを作って聴いたり、歌詞を文字に起こして覚えたりしています。現在でも移動中や作業中の良いお供となっています。

なお、ここで音源や歌詞を大っぴらに公開してしまうと著作権等の問題に触れそうなので、さすがに遠慮しておきます。本当はそうしたい気持ちでいっぱいですが…。どうしても興味があるという方は、ツイッター(@MM_deepsea)のDMで私に声をかけてみてください。
今後もし公式からの再公開があればすぐに追記します。相鉄さん、お待ちしております。


〈相鉄レコードの魅力〉
相鉄レコードの1番の魅力は、曲調と歌詞の絶妙なバランスにより演出される雰囲気だと思っています。

曲調に関しては、お洒落でありながら気張らない空気感の曲が多いです。
正直、最初に聴いた時の感想は、「ちょっとお洒落すぎない?」でした。曲によっては、実際の街の雰囲気と乖離しているような印象すら受けるかもしれません。
しかし、電車に乗って移動している時や街をぶらぶらと歩いている時に聴いてみると、どの曲もどこか日常的でリラックスするような要素を有していることに気づきます。
目に映る景色に曲がすっと溶け込み、普段見ている風景がいつもより少し楽しいもの、綺麗なものに思える…そんなコンセプトを感じる曲ばかりです。

歌詞に関しては一般公募のアイデアをベースにしているため、地元住民によるおすすめスポットなどが多く描かれています。洒落たリズムやサウンドに乗せて店名や施設名などが歌われる様子はかなりギャップがあって面白く、肩の力が抜けるような感じがします。
一方、中には直接的なワードは少なめで街や施設の特徴を全体的なテーマとして歌詞に描写した曲も存在し、ものによってはメッセージ性すら帯びている場合もあります。そちらはそちらで、良い意味でテーマソングらしくない、一貫した美しさを持っています。

このような曲調と歌詞が時に調和し、またある時にはある種の不調和を生み、全体として自然だけれどどこか不思議で飽きない作品群に仕上がっています。

〈おすすめの曲〉
もし再公開されたらぜひ聴いてほしい曲を個人的にいくつかピックアップしておきます。チョイスは独断と偏見です。

Ebina(海老名)
相鉄レコードのトップバッター。「電車の車窓から見る風景」を中心に描写した正統派の楽曲。相鉄レコードの世界観を知るならまずはこれ。最長の曲でもあり、4分弱くらいある。

Seya(瀬谷)
歌詞の通り梅雨の夜が似合うような、相鉄レコードでは珍しい雰囲気の楽曲。歌詞も美しくエモーショナルで、おそらくストーリー性があり、考察のしがいがある…はず。
〈5/27追記〉戦争や土地の境界を意識していると推測される歌詞、花に関する歌詞があることから、上瀬谷通信施設を意識しているのではないかという結論に至りました。

Kibōgaoka(希望ケ丘)
歌詞が好き。「迷ったり挫折したりして夢を見失っても、希望さえ持っていれば前に進める」といった内容で、駅名と掛けているうえメッセージ性まで感じる。

Yumegaoka(ゆめが丘)
公開当時圧倒的な再生回数を誇った人気楽曲。お洒落で幻想的な雰囲気を持ち、歌詞にある「夕暮れ時の魔法に思い出す夢」というフレーズの印象をまさに体現している。

Minami-makigahara(南万騎が原)
歌詞が好き。街における人と人との交流がテーマ。こんな環境に住んでみたいなとさえ思わせる。「皆を巻き込んで」という駅名を意識しつつ歌詞として違和感のないフレーズも面白い。

Futamata-gawa(二俣川)
運転免許の試験というテーマをどこまでもかっこよく表現している面白い楽曲。クールな雰囲気のまま「そうにゃんグッズ」などと歌うユーモアも。作者のセンスが光る。

Nishiya(西谷)
ノリの良い歌詞とリズムが特徴の楽しげな楽曲。「帷子川(かたびらがわ) アブラカタブラ」というフレーズに至っては何をどうしたら思いつくのだろうか…?

Tennōchō(天王町)
約1分と最短。リズムに乗せてゆるく喋るような不思議な楽曲だが、「寄ってらっしゃいみてらっしゃい 賑わいの町 天王町」というフレーズをはじめ非常にキャッチーで中毒性がある。

Hazawa Yokohama-kokudai(羽沢横浜国大)
ラストを飾る楽曲。新しい駅にもかかわらず、曲調はトップクラスに大人っぽい。「優等生になり過ぎずに、背負い込み過ぎずに、もっと自由に生きていこう」という内容の歌詞も魅力。

〈結論〉
1.
相鉄レコードの再公開を本気で望みます。再び公式から聴けるようになる日をずっと待っています。
YouTubeが難しいのであれば配信やCD販売などでも構いません。
相鉄さん、よろしくお願いします。

2.
再公開された際には、相鉄の駅や街に詳しくなくてもとりあえず一度通して聴いてみてください。きっと好きな曲が見つかります。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。次回はおそらくみなとみらい関係の話題になります。

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