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Book review

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過去に書いた書評を順に公開していきます。 私自身、何冊分あるのか把握できていないので、ファイリングするつもりでやっています。 過去20年分、いや、もっと以前のものもあるかもしれま…
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#アメリカ文学

伝えること、自分を知ること  book review

『13の理由』 ジェイ・アッシャー・作 武富博子・訳 講談社 『アメリカのベストセラー問題…

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それぞれが好き勝手に生きていく book review

『シカゴより好きな町』 リチャード・ペック・作 斎藤倫子・訳 東京創元社  これほどまでに…

わたしでいること  book review

『イルカの歌』 カレン・ヘス・著 金原瑞人・訳 白水社  人はなぜ話すのか。なぜ笑うのか。…

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友情物語の続編  book review

『ルーム・ルーム』 コルビー・ロドースキー・作 金原瑞人・訳 長崎訓子・絵 金の星社  失…

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大人の行為と存在  book review

『あの空の下で』 フランシスコ・ヒメネス・著 千葉 茂樹・訳 小峰書店 2005  メキシコか…

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それぞれが向かうところ  book review

『ほとばしる夏』 J・L・コンリー・作 尾崎愛子・訳 福音館書店 2008  人がよりよく生き…

知っている本 book review

『ジェリコの夏』 文・ジョハナ・ハーウィッツ 絵・メアリー・アゼアリアン 訳・千葉茂樹 BL出版 2001  なつかしい、という言葉はあまり好きではないけれど、この本はまさにそんな印象で、私のよく知っている「本」だった。最近、なんだか本らしくないなと思うモノが多い気がする。 「これって、本なの?」そう感じることが、度々ある。(見た目は確かに本なんだけど…)本じゃなきゃ、何なの? って言われると、ちょっと困るけれどマンガとかアニメとか、そんな言い方が近いのかもしれないと思った

自分自身であるために book review

『赤い鳥を追って』 シャロン・クリーチ・著 きも かずこ・訳 講談社 読み終えた後の充実感…