訪日外国人（インバウンド）の旅行体験まとめ | 山梨、神奈川、京都、奈良

2024年7兆円と言われている訪日消費。今後さらに成長が見込めるこの市場は将来の日本経済を支える業界になると考えます。そこで重要となるのは、訪日外国人の体験満足度を最大化させて訪日外国人旅行客を増やすこと、一人当たりの消費額を最大化させることと考えます。

私たちは、訪日ビジネス業界に貢献するためのマーケティングツールを開発中です。

今回は開発中のツールを活用して、日本旅行の思い出をInstagramに投稿している外国人のアカウントから、実際に行った場所や体験・感じたことを整理してみました。

訪問した場所と体験・感じたこと

早速ご紹介します。

山中湖（山梨県）

体験:
白鳥がいる山中湖で穏やかな時間を過ごした。湖畔を歩いていると、富士山が顔を見せたり隠れたりしていて、その美しさに心を奪われた。また、バスに間に合うように急いで走る中でも、白鳥たちの姿に魅了され、足を止めて写真を撮影した。

感想:
河口湖に比べて静かで落ち着いた雰囲気があり、観光客も少ないため、自然をじっくり楽しめる場所。白鳥や湖の風景が穏やかな時間を演出し、心を癒してくれる。また、富士山の絶景を楽しむためにはタイミングと運が必要だと感じた。

芦ノ湖（神奈川県）

体験:
東京から2.5時間の移動と雨模様のスタートだったが、天気が回復し晴れた芦ノ湖と富士山の景色を満喫した。箱根駅から芦ノ湖まではさらに40分の移動が必要で、当初の予定より時間がかかったが、その道のりが価値あるものに感じられた。

感想:
富士山の美しさがすべての苦労を忘れさせてくれるほどで、自然の力を強く感じた。また、訪問前にしっかりと計画を立てておくことの重要性を再認識した。

江の島（神奈川県）

体験:
雨上がりの江の島で美しい夕焼けを眺め、江の島シーキャンドルからのパノラマビューを楽しんだ。海、富士山、島の風景が一体となった景色を堪能し、海岸沿いを散策した。また、天気が回復した際に富士山が突然姿を現し、映画のワンシーンのような瞬間をカメラに収めた。

感想:
江の島は大阪や京都ほど有名ではないが、隠れた名所であり、穏やかな雰囲気と美しい景観を楽しめる場所だと感じた。特に富士山の姿が見えた瞬間は、感動と驚きが入り混じった体験となり、自然がもたらす予期せぬ美しさに心を奪われた。

奈良公園（奈良県）

体験:
静かな場所を歩いていると、母親を探して鳴いている小鹿を見つけた。鹿たちは観光客に慣れていて落ち着いていたが、距離を取ってズームレンズで撮影し、鹿を驚かせないように配慮しながらその様子を写真に収めた。

感想:
奈良公園の鹿は人に慣れているが、自然の一部であることを改めて実感し、鹿たちの落ち着いた姿に癒された。奈良の街全体が時間の流れをゆっくりと感じさせ、日常の忙しさから解放されたような感覚を味わえた。

清水寺（京都府）

体験:
清水寺からの眺望を楽しみながら、山々に囲まれた五重塔を写真に収めた。清水寺という名前の由来でもある音羽の滝を見学し、寺の歴史や文化について学んだ。

感想:
清水寺は「清らかな水の寺」の名にふさわしく、静かで厳かな雰囲気を持ち、訪問者に深い安らぎを与えてくれる場所だと感じた。夕暮れ時に見た風景は特に印象的で、京都の美しさを象徴する瞬間だった。

箱根（神奈川県）

体験:
箱根の神聖な水源を訪れ、龍にまつわる伝説や神話に触れた。箱根神社や九頭竜神社などのパワースポットを巡り、歴史や文化についても学んだ。

感想:
龍が象徴する力強さや精神的な高みを体感でき、自然、精神性、歴史のつながりを深く感じた。神聖な場所での静寂や自然の美しさが心を洗うようで、日本の神話と自然との結びつきを強く意識させられた。

日本旅行体験まとめ

今回の旅行はおよそ２週間程度と考えられます。訪問者は日本各地の美しい自然や歴史的な名所を巡り、異なる土地ごとに多様な体験と深い感動を味わいました。旅の大きなテーマは「日本の四季折々の風景とその中に宿る穏やかさや静寂、そして歴史の深みを感じること」でした。移動の途中や予定外の出来事にも柔軟に対応しながら、その瞬間ごとに生まれる景色を楽しむ姿勢が見受けられます。

まず、山梨県の山中湖では、訪問者は静かな湖畔で白鳥や富士山といった雄大な自然の景色を満喫しました。湖畔にはほとんど人がおらず、観光地として有名な河口湖と比べて落ち着いた雰囲気の中、湖面に映る富士山や白鳥の姿に心を癒されました。また、時間に追われながらも美しい瞬間を逃さずに写真に収めたいという強い情熱が見られました。

続いて、神奈川県の芦ノ湖と江の島を訪れました。芦ノ湖では、雨上がりに晴れ間が広がり、澄み切った空と湖の向こうにそびえる富士山の壮大な景色を目の当たりにし、長時間の移動の疲れもすべて吹き飛ぶほどの感動を味わいました。一方、江の島では、シーキャンドルからのパノラマビューと美しい夕焼けを楽しみ、島の隠れた魅力を発見しました。天候の変化によって富士山が突然姿を見せるという偶然の出来事に、訪問者は驚きと感動を覚え、自然の予測できない美しさに心を奪われました。

奈良公園では、訪問者は静かなスポットで鹿たちと触れ合い、特に母鹿を探して鳴き続ける子鹿の姿に心を打たれました。鹿たちの落ち着いた様子やその可愛らしさに癒され、奈良という場所が持つ穏やかな雰囲気の中でゆっくりと流れる時間を味わいました。

京都の清水寺では、歴史的な名所の荘厳な佇まいと、音羽の滝から流れる清らかな水がもたらす静寂を体感しました。夕暮れ前の五重塔や寺の風景は訪問者の心に深く刻まれ、京都の美しさと伝統文化の豊かさに感銘を受けました。

最後に箱根では、龍をテーマにした神話や伝説を巡り、神聖な水源で自然と精神性の深いつながりを体感しました。箱根神社や九頭竜神社といったパワースポットを訪れ、歴史や文化について学びながら、その地の持つ霊的な力を感じることができました。

この旅行を通じて、訪問者は日本の自然や文化、歴史をさまざまな角度から体感し、各地で美しい瞬間と心に響く感動を味わいました。各場所での出会いは、その土地の持つ静けさや雄大さ、そして伝統とのつながりを感じさせ、旅の一瞬一瞬が特別な思い出として刻まれました。旅を終えて振り返ると、訪問者は日本の多様な魅力を改めて実感し、その美しさと奥深さを心に深く刻んで帰路に就いたことでしょう。

おわりに

いかがでしたか？今後も訪日外国人（インバウンド）の観光マーケティングの参考になる情報を公開しますのでお楽しみに！