22.神との対話【解説】p36〜37 人生とは創造の過程である
前ページで、すべての生命の目的…魂が望んでいることとして、
“できるかぎりの栄光を体験する”
と、書かれてありました。
そしてこの目的には終わりや限界がないとのこと。
私たちは手にした栄光からさらなる栄光を求め、体験し、
体験の後にはふたたびさらなる栄光を求めて生きていくことが
「魂の求めていること」だと説明されていました。
続いて、神さまは次のように言われています。
私自身、「あなたは○○をするために、これを使命として生まれてきた」と言われてみたいと、これまで何度望んだでしょうか。
それが分かれば、進む方向に迷いが消え、自信をもってそちらに進めるような気がするからです。
しかし神さまは自分を発見するのではなく、
何者になりたいかを自分で決めて、人生を自由に創造しなさいとここで言われています。
確かに、「使命」というのは、後からついてくるもののような気がします。
やりたいこととやりたくないことを吟味しながら望む方向に進んでいると、自然にそれが仕事になっていたり、家族や人たちが喜んでくれたりしているうちに年齢を重ね、
最終的に「これが私の使命だったんだなぁ」と感じられるようになると思えるのです。
神さまによると私たちは、創造の人生を送りつつ栄光の経験を求めています。
”創造の人生”とのことで、先日書きました「引き寄せの法則」を思い出しました。
https://mm4499.com/p25/
ここでは、望むことを確実に創造する力をもっているのが、私たち人間だと説明されていました。
望む人生を創造することは難しいように感じますが、
何もしないでいても、心の中で想像(予想)しているもので人生を創造しているのが私たちです。
それなら…どうせなら、望む人生を創造したいものです。
望む人生も望まない人生も、同じように手に入ってしまう(創造してしまう)のであれば、望む人生を送ろうと思えます。
上記の引用で、神さまは
「何者になりたいかを考え、そうなろうとして『努力』しなさい」と、言われていました。
「努力をしなくても、想像すれば創造できる」(自分の波動に合った世界が創られる)ということを、私たちはすでに知っていますので、
神さまがここでいう”努力”というのは「不安を乗り越えつつ進みなさい」…あるいは、
「不安ではなく、愛を選び続けなさい」という意味だと、私には思えました。
心の声に従い、栄光を手にするための道…行きたい方向へ進もうとすると、
私たちにはそれぞれの乗り越えるべき壁=「不安」が立ちはだかることになります。
意識をしなければ、不安からくる言動を選んで、そちらの道に進んでしまいそうになります。
実際に私自身は、何度も、そして長い期間、不安にもとづいた言動を選ぶことがありました。
きっとこれからも、不安からくる言動を選ぶことがあると思います。
それでも神から愛され、許されているので大丈夫なのです。
──広がり、解放し、送り出し、とどまり、明るみに出し、分けあい、癒すエネルギーをもつ”愛”を選び続けるためには、勇気が必要なときがあり、
どうしても勇気が出ない場合には自分自身を癒していく必要があると考えています。
☆☆プチワーク☆☆
まずは自分自身に愛を送るイメージをしてみましょう。
これまでたくさんのことを頑張ってきた自分自身に、あなたの愛を届けましょう。
そうしているうちに、あなただけでなく多くの存在からの愛が、あなた自身に届けられていることに気付けるでしょう。