海渡翼に出会って人生が変わった話
2019年、彗星のごとく現れた新人声優がいる。「海渡翼」と書いて「かいとたすく」と読む彼は、ただの二次元オタクだった私を見事に声優沼に引きずり込んでしまった。これは一人の新人声優に人生を狂わされつつある人間が、手記と称して同じ沼に誰かを誘おうと画策する布教文である。
プロフィール
海渡翼(Kaito Tasuku)
誕生日 9月15日
出身地 京都府
資格 アナウンス検定2級、空手道2段
特技 空手道、サッカー
趣味 色々な物で鶴を折る、UFOキャッチャー
方言 京都弁
出演 あんさんぶるスターズ!! 桜河こはく
DREAM!ing 浅霧巳陽
ファイトリーグ 不知火焔
カードファイト!! ヴァンガード など
プロダクションバオバブ公式ホームぺージ(http://pro-baobab.jp/men/kaito_t/index.html)より
↑こちらにもかなり詳しく情報が載っている。
現時点での愛称は海渡さん・翼さん・たすくんなど。
このnoteでは他にも様々な媒体から情報を引用していくが、雑誌等有料のものはなるべく伏せさせていただく。
海渡翼の3つの魅力
・圧倒的ポテンシャル
声優なので当たり前だと思われるかもしれないが、とにかく声がいい。私はその方面に詳しい人間ではないのでうまく説明することができないのだが、系統で言えば落ち着いた低音と言ったところだろうか。華奢な体躯の中でひときわ存在感を主張する喉ぼとけがそのポテンシャルを物語っている。月スタ(月刊 あんさんぶるスタジオ!)では、先輩からも良い声だとお褒めの言葉をいただいていて、思わずにやけてしまった。
↑こちらはぷろだくしょんバオバブ公式ホームページに掲載されている海渡さんのページ。ちなみに私はナレーションサンプルの3つ目、はんなりとしたお声が好き。癒される……
京都出身ということもあり、時々京都弁を使ってくれるのも嬉しいところ。基本的には標準語だが、焦った時や気が抜けた時に訛るのがたまらない。海渡さんの「おいでやす~」を聞くだけで疲れが吹き飛んだ。電波に乗ったマイナスイオンを感じる。以前ラジスタで重ちゃん(重松千晴さん)が「(たすくんの訛りが)大好きで」と言っていて、共感のあまり五体投地した。
声優さんを褒めるポイントとして適切なのかどうかは分からないが、その見た目も海渡さんの魅力の一つだ。宣材写真を見てもらえれば分かるが、まるで男性アイドルのような出で立ち。ちなみにこれは私が海渡さんにハマるきっかけになったクリオネ動画。
月スタに出演した際には「舞台俳優さん?」などのコメントも寄せられた。明るい髪色のことが多く(髪色や髪型を変えるのがお好きらしい)、ピアスやネックレスもよくつけている。チャラい見た目をしていることは本人も認めていて、今どきの若者らしい見た目と内面の渋さ・真面目さが”推せる”ギャップになっている。身長は168㎝(ラジスタでは167cmと言っていたが伸びたのかもしれない)、華奢であり、ゴリマッチョに憧れるという趣旨の発言もあった。ガタイは勿論、そこに至るまでの努力に感じるものがあるらしい。あとよく萌え袖をする。海渡さんが萌え袖でワインを飲んだ話は永遠に語り継ぎたい。
ビーズログの写真が公開された時には、「首の角度が佐藤健さん」「新人声優がしていい首の角度じゃない」などいじられていた。似合ってしまうのだから仕方ない。これは完全に余談だが、海渡さんがあまりにも格好いいせいで私は家族から三次元の俳優を推しているのだと思われている。
この時点ですでにずるさがカンストしているが、海渡さんの魅力はそれだけではない。
・愛されオーラ
とにかく可愛がられている海渡さん。でも別に愛嬌を振りまいて上手に世渡りをするタイプ、というわけではなさそうだ。ここで月スタにて公開されたプロフィールを振り返ってみる。
昔の夢 警察官
尊敬する人 祖父(祖父母?)
座右の銘 日々精進
好きな食べ物 梅
……お分かりいただけただろうか?本当に、とにかく、真面目。ユーモアの通じないお堅い感じとは全く違うのだが、誠実さがびしばし伝わってくる。言葉の端々からも家族を大切にしている様子や仕事に対する熱心さが伝わってきて、ついつい可愛がりたくなってしまう。ノリは完全に親戚のおばさんのそれである(厄介ファン)かなりの緊張しいなようで、大体いつも緊張しているのもかわいい。
新人として謙虚に振舞いながらも、時に冷静でドライなツッコミを入れてくるところが最高にツボである(正直な人なのでポロッと鋭いツッコミが入る)また、最近では無茶ぶりにノるようになったり、あえてだか天然だか分からないボケをかましてくるようになったりと、正に日々精進である。緊張する…と言いながらも、本番はしっかりとやりきるところも好き。
・新人声優
どこからどこまでを「新人」と表現するのかは分からないが、2019年にデビューしたばかりの海渡さんはおそらく新人のくくりで間違いないだろう。声優さんに限った話ではないが、ある人が成長する過程を、初期の頃から、リアルタイムで見られるという機会が果たしてどれだけあるだろうか。コアなオタクでなければなおさら、知りうる人というのはかなり有名な人であり、そしてその有名な人というのはその業界ではある程度の経験を積んでいることが多い。
海渡さんの場合、2019年に入所発表されてから同年、すぐにDREAM!ingやあんさんぶるスターズ!!といった女性向けアプリゲームに出演が決まった。私もあんスタから入ったファンの一人だが、海渡さん演じる桜河こはくは新ユニットのメンバーで、ラジオやお披露目会などでかなり詳しく掘り下げられた方ではないかと思う。それに加え、こはくはDouble Faceという新ユニットも掛け持ちしており(詳しく説明するのは難しいので割愛)、今最も注目されているキャラクターの一人だ。
業界のことはよく分からないが、少ない供給をもそもそと食べていこうと思っていた私は桜河こはくというキャラクターのプッシュに伴う海渡さんの最近の大躍進に恐れ慄いている。沢山の「初めて」と日々の成長を見守ることができるのが楽しい。
「最初はあまりしゃべらなかった海渡さんが、1人でトークを頑張ってる…!」「歌声の色気が増してる…!」「Twitterのフォロワーがどんどん伸びてる…!」などというもはや誰目線だよという楽しみ方をしているが、海渡さんが成長しているのを見るたびに自分も頑張ろうというパワーをもらっている。いつも勝手に感謝。
2020年8月、海渡翼公式ツイッターのフォロワー数が1万人を突破した。おめでとうございます…!そして長らく16人のままのフォロー数が変わるのは一体いつになるのだろうか、、、最近はCrazy:Bで一緒の笠間淳さん、阿座上洋平さん、山口智広さんとのやりとりも増えてとてもほっこりする。
もっと知りたい!という人に
こちらは声優図鑑の自己紹介動画。
また、インターネットラジオステーション「音泉」にて配信中「ALKALOID&Crazy:Bのラジオスクエア(通称ラジスタ)」にも出演している。放送休止および再配信の形を取っていたが、配信再開が発表された。海渡さんが出演しているのは、第1回後半、第3回、第5回、第6回、第8回、第13回(だったと記憶している)初めてワインを飲んだ話、苦手な食べ物の話など色々なお話を聞くことができて本当に楽しい。この他の回でも、ちらっと話題が出ていたりするので毎回油断できない。ちなみに第12回では山口さんが「たすくんから助けてLINEがきた話」第14回では阿座上さんが「たすくんが酔っぱらって可愛かった話」を暴露している。
視聴期間は終わってしまったが、月スタ7月号には海渡さんがシークレットゲストとして出演していた。動画は見られないが、レポートを貼らせていただく。裏話なども載っているのでぜひ読んでほしい。
7月20日に発売されたB's-LOG 2020年9月号には鳥海浩輔さんとのインタビューが載っているのでそれもぜひ読んでほしい。写真もインタビューも最高だった。永久保存版である。
最後に
海渡翼の魅力を語る会になって、結局「海渡翼に出会って人生が変わった話」というタイトル回収ができなかった。色々あるが、一番は「新しいことにチャレンジする勇気をもらったこと」だろうか。海渡さんが頑張っているのだから、私も頑張ろう!と思ったり、落ち着いたお声で癒されたり。未知の世界に飛び込んで、その都度何かを吸収しながら前へ進んでいく海渡さんを尊敬している。
また、ご家族や声優さん、スタッフさんに見守られながら(時に可愛がられながら)頑張っている姿を見ると、なんだかとてもあたたかい気持ちになれる。
書ききれなかった情報が沢山あるので、また随時書き足していきたい。これから快進撃を続けていくか、それとも地道に経験を積み重ねていくかは分からないけれど、頑張る海渡さんを陰ながら応援し続けられたらいいなと思う。
余談だが、つい先日(9月15日)お誕生日を迎えられた。おめでとうございます!
いやオンライン誕生会て何。好きすぎる。
なお、差し入れなどはこちらを参考にされたい。
10月9日追記。「ハイキュ―!」作者の古舘春一先生のデビュー読切作品である「アソビバ」のボイスコミックに、クマトラ役で出演している。最高だったのでこちらもぜひ。また新たな海渡さんの一面を見ることができて嬉しかった。
2020年7月21日 初稿
2020年9月18日 第2稿