代表選候補者 正と負②馬場伸幸
こんにちは。
開票日までに党代表選立候補者に対する私なりの見方を書かせていただきたいと思います。
主に党の代表選HP掲載の公約等の情報と、一部各候補者のHPやSNS発信内容をもとにして見解を書きますが、私もすべてを網羅的体系的に把握しているわけではないので、そこはご了承願います。
今回は、共同代表である馬場伸幸氏についてです。
馬場伸幸氏への期待
圧倒的な人望
まず、今回の代表選に当たって集めた推薦人の数が圧倒的でした。特別党員約600人の過半数を抑えたところからわかるように、その人望たるや、他の候補者に比べ絶大です。
これは、一部報道等によると、忖度ではないかとか圧力があったのではないかという声もありますが、そうとも言えないでしょう。
そもそもでここまで推されるのは、幹事長時代から各候補者の面倒を見てきたわけで、選挙の際松井・吉村のツートップが回れない箇所は、馬場さんが応援演説に入っていたりします。
苦しい時に助けてくれた恩というものは、終生忘れないものです。
衆議院選挙の時も、自身の選挙はそっちのけで他候補の応援のために、全国を飛び回っていたのは記憶に新しいですね。(いわゆるbabazon)
これは、自身が圧倒的に選挙に強いからこそと言えます。与野党問わずここまでできる人はそう多くはないでしょう。
また、幹事長・共同代表を長く務めるなかで、代表である松井さんからのその手腕を評価されていたのでしょう。
前代表である松井さんからも信任が厚いからこそ、松井さん自身からも応援を取り付けることができたのでしょう。
推薦人300人というのは、幹事長という組織の要のポジションで、しっかりとその職責を果たした結果の産物と言えるのではないでしょうか。
親しみやすいキャラクターと人柄
また、前代表であるコワモテの松井さんと違って、親しみやすい大阪のおっちゃんのような雰囲気も持ち味でしょう。
世間ではあまり触れられていませんが、結構見た目がぷっくりしてて、ほんわかと可愛らしい(と言えば失礼か?)のも、柔和な人柄を感じさせます。
実際私は、馬場さんが品川駅の駅頭で演説されているのを見たことがありますが、小さなお子さんにも手を振っていて、人の好さがなんとなくわかります。
また、14日の難波高島屋での演説会の際には、15分という少ない持ち時間の中、まず熱中症にならないよう観客に注意喚起するだけではなく、対立候補を持ち上げ、さらには街頭演説会のボランティアへの感謝を伝えるなど、各方面への気遣いが行き届いています。(https://youtu.be/XIGsx0_S9vs)
こうした人柄だからか、執行部の党三役はみな馬場さんに付いていこうと思えるのではないでしょうか。
若手に委ねる器量
ぶっちゃけたところ、馬場さん自身の今までの発信を見る限りだと、政策は部下任せなところは否めないです。
それは、現執行部の体制が馬場さん主導の人事であり、幹事長の藤田文武さん以下党三役にかなり好きなようにやらせていると言えるのではないでしょうか。
今回の党代表選における公約も、民間経営手法の積極導入等は藤田文武さん発のものですし、馬場さん自身のというより馬場執行部としての公約という色彩が強いように感じられます。
それだけ、部下を信頼し任せており、責任は自分がとるというリーダーとしての器量も感じられます。
憲法改正への並々ならぬ意欲
政策は部下任せと記載しましたが、ご自身は憲法改正には以前から意欲的に取り組んでおられたように見受けられます。
やはり、中山太郎元外相の秘書を務められていたことが政治の世界におけるキャリアの振り出しだからでしょうか、恐らく秘書として外交の現場を覗き見する中で、憲法改正の必要性を強く感じられたのではないでしょうか。
余談ですが、先日参院選に出られた水ノ上さんといい、堺市議会出身の維新の議員さんって、割と憲法改正に積極的で保守的思想が強そうなのは気のせいか?
全体として、今回の代表選の候補者の中で、最も政治的キャリアが長く、実績・経験豊富であることは絶大な信頼感につながっていることは間違いないかと思われます。
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