炊き込みご飯と混ぜ寿司の現在地 3 Morihiro Matsushiro 2023年9月9日 10:47 自分は西の人間なので、炊き込みご飯は加薬ご飯と言いたくなるけど、それはそれとして味をつけて炊いたお米は大好きだから、ピラフもパエリアも作っては食べる。むしろ、炊飯器より後片付けが楽なフライパンで料理できる洋風炊き込みご飯のほうが、作った数は多いかもしれない。もちろん、食べた数も。フライパンのアルミホイルをはがすと、立ち昇る香りも湯気も、期待を高める予告編となって楽しげな光景を映し出す。取り分けながら、伝わるおこげの感触も素晴らしい。いや、でも、市販の素と米で、炊飯器のスイッチを入れるだけが、やっぱ楽だね。 子供の頃、ちらし寿司の素が大ヒットして、なにかあると食べていた。そんな記憶がある。でも、よく考えればちらしというより混ぜ寿司だったけど、そんな分類を考えるようになったのは、自分で料理するようになったから。調理の手順と料理の名前が深く結びついていると、気がついてから。きょうは鰻の混ぜ寿司を作る。値引きの蒲焼を買ったけど、あると思ったきゅうりはなかった。でも、なにか緑を入れたくなったから、レタスをちぎって酢飯と混ぜる。飯台なんて気の利いたものはないけど、おひつのなかで酢飯と鰻とレタスの感触がひとつになる。 #料理 #ごはん #炊き込みご飯 #混ぜ寿司 3 ¡Muchas gracias por todo! みんな! ほんとにありがとう! サポート