日本列島最南端 母島 2
大変ありがたい事に…
1を読んで頂いた方から続きが気になると言って頂けて…書くことにしました。
何の取り柄もない私の…
特別面白くもない体験談に耳を傾けて…
…いや違うな 笑
読んでもいいと思ってくださって
読者の方々には…感謝しかありません。
本編に入りますね!!!
私が…母島に着いたのが
お昼ぐらい、島民総出出歓迎してくれたのは1で書いたと思うんですけど…。
ちょうど、その日お祭りの日でしてね…
夕方には公民館みたいなところで集会が開かれました😊
その時初めて食べたのが
亀のスープ(身もあり)
初めて食べた時は…
美味しい😆😆と思ったんですけど…
その後は…何となく食べれなくなりました。
うまく言えないんですけど…
臭いが強烈なんですよね。
…次の日の起床は
3時30分だったかな…
それからは…もう
ずーっと、ほぼほぼこの時刻
4時には出港だったので…
して…
何を…獲っていたか??
は…
狙いはメカジキの船でした。
大物になると
こんなのもいるみたいですね!
私が…いた時に
記憶にあるのは200キロぐらいでしたので
ここまで大きいのは見たことありませんが
一匹釣れて10万〜20万ぐらいで売れる
みたいな話を聞いた気がします。
他には
サメとかメバチマグロが
釣れました。
漁獲方法は色々とあるみたいですが…
私のとこでは延縄漁法と言ったところを
やっていました
朝4時出港で
ポイントまで…約1時間ぐらい船を走らせる訳ですけども…
25メートル程の舟に
普通は2人
親方と手元。
そこに素人の私が…乗船している形です。
初日は…
もう本当に…お客さん状態で
見ているだけなのですが
それすらも満足にできないぐらい船酔いで死にました。
馴れの問題らしいのですが…
私も…ある程度は馴れましたが
辞める日まで吐きながら仕事してましたね😅
5時ぐらいにポイントに着き
予め準備していたの延縄を投げる!
投げる!投げる!
…投げまくる!!!
船を走らせながら絡まないように散らして行く感じです!
小笠原の海は水深が深いらしく
700メートルのとこもあるって聞いた記憶があります。
5時ぐらいから投げまくって
縄の最後に立てる
フラッグを8個ぐらい終わらせると
8時…ぐらいかな…。
それで朝食
(出港してからポイントに着くまでの間に手元が炊飯器で米を炊きます。)
おかずは…親方が持って来てくれているので
延縄が終わり次第、食べる感じですね!
…
今でも忘れないんですけど
あの船の上で食う飯は…
本当に…旨かった。
特別な米でもないんですけど
恐らく生涯忘れませんね。
まぁ…私の場合30分もすれば
リバースするんですけど 笑
飯を食ったら
最初投げた地点へ戻りながら
手元は片付け。
ウキの沈み具合で
食ってるか食ってないかを判断し
油圧のワイヤーで巻くか巻かないかを判断していました。
魚が食っていなければ放置
食っていると確信があるものから
巻いて行きます!
それも、簡単に終わる作業じゃなくて
普通に巻き終えるだけで水深が深いので
20〜30分かかるんですよ。
この縄の巻き込みの作業が辛くてね…
途中クラゲが縄に付着していると
軍手越しでも、触れると超絶に痛いです。
何と言うか…ビリビリって感じですかね?
しばらく痛みが取れません。
まぁ痛いとか言ってられないので
普通に…巻いて行くんですけど…。
魚が食っていれば…
そこから戦場となります!!
親方からの支持で
あれやれ!これやれ!
目が血走ってる、感じで…。
まぁそうですよね😅
釣れなきゃ1円にもなりませんから…。
ここらの経緯は
また別のお話にでも書かせて頂こうと思うので
割愛させて頂きますが…。
そんなこんなで
漁を終えるのが
大体夕方の16時とか17時だったかな。
港に帰って18時。
1日中、炎天下の下にいるので
本当に…黒人並みに真っ黒ですよ。笑
19時ぐらいには寮にいましたけど
私は…連日死んでましたね。
そこから寮で
夕飯は自分持ち。
風呂入って少しゆっくりして
21時には寝ないと…
と行った感じの流れでした。
まだまだ書きたい事あるけど…
今日の…ところは
この辺で😊
次回は…
『このまま身投げしてしまおうか』
と何度思った事か…。