20220508-モッツァレラ
高校のバスケ部の友人と会った。
この友人は私とは全然タイプが違くて、まさに女子バスケットボール部って感じのやつ。クラスではアネキって呼ばれてるし。友人は、いつもはっきりものを言う。それを言われた相手の気持ちを考えてるのかとかはよく分からない。多分そこまで考えてない。思ったらすぐ言うって感じ。それを言ったら、面倒な状況になるとか考えずに言ってる。私は、そこが少し嫌いでもあり、羨ましかった。
友人は先輩が大好きで、先輩からもかわいがられる。友人は大学でラクロス部に入ったが、その理由も先輩がかわいいからとかだった。先輩と仲良くできるってすごい。私は、そこまで気がつかえるわけでもないし、生意気だけど憎めないと言ってかわいがられるほど生き方もうまくはない。私をかわいがってくれる年上って、先輩というよりは友達って感じだし、だいぶ物好きだ。
バスケ部の同期が2人も大学でラクロス部に入った。私もラクロス部の体験には行ったものの、入らなかった。記念写真を撮る時に、両手をパーにして、モッツァレラ〜!!ってみんなで言うのとかがダメだった。入部を既に決めている他の一年生の熱についていける気がしなかった。母親は、ラクロス部に入ってほしいと思っていたらしく、もう一回体験行ってみることをすすめてきた。「〇〇は一回入っちゃえば、最後まで頑張るタイプじゃん!」と言ってくる。私は最後まで頑張るタイプなのではなくて、やめた時の周りの目とか想像したくないし、やめる時の手続きとかが面倒でやめないだけだ。高校のバスケだって、休校期間がなければやっていけなかったかもしれない。みんなに合わせて、「早く部活やりたい。コロナふざけるな!」と思ってもないことを言ってたことをお母さんは知らない。それぞれに足りないと思うものを書いたという顧問からの年賀状の一言に、「全力」と書かれてたこともお母さんは知らない。
大学に話せる人が1人もいないというわけではないけれど、なんか違うなと思いながらずっと過ごしている。私は、大学3年の友達の「そのうち居場所が固まるから大丈夫」という言葉をとりあえず信じるしかない。
私だって、これからサークルの先輩にかわいがられるかもしれないし、〇〇先輩本当大好きです❗️っていうインスタのストーリーを数ヶ月後にあげてる可能性だってあるし。
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