ZETAきっかけで申し込んだ人向け。ポイ活目線で「JCB カード W」を考察
先日、ZETA DIVISIONとコラボしたクレジットカードが受付開始しましたね。JCBオリジナルシリーズの「JCB カード W」。券面デザインだけ変えて、特になにか特殊なキャンペーンなどをやっているわけではないですが、メインのクレジットカードに値するかどうか、ポイント還元率(=お得かどうか)で考察していきたいと思います。
ZETA DIVISION JCB カード W
このカード、見た目がいいんですよね、見た目が。筆者はすでに「JCB カード W」持っているんですが、こっちのデザインに変えようかなと思いますただし性能は通常デザインの「JCB カード W」と全く同じです。
18歳~39歳(高校生不可)が発行可能。年会費は永年無料で、国際ブランドはもちろんJCBです。タッチ決済に対応しているほか、この券面のままApple Pay/Google Payにいれることができます。
申込みはここ。
イント還元の仕組み
「JCB カード W」を含めたJCBカードは、以下のようなシステムでポイント還元が行われます。
カードでお支払いをすると、1000円につき「Oki Dokiポイント」が1pt貯まる
Oki Dokiランドを経由して対象のパートナー店で買い物をすると、上記の貯まるポイントがアップ
溜まったOki Dokiポイントは、ギフト券にチャージしたり、カードのお支払いに充当できる
という感じです。ぱっと見でポイント還元率が分かりにくくなっていて、不親切ですよね。Oki Dokiポイント→日本円 への還元も、方法によって異なります。
還元率は?
「JCB カード W」は、Oki Dokiポイントが2倍たまります。つまり、1000円の買い物で2ptです。
ここでnanacoポイントへの交換 or JCBプレモカードへのチャージを行うと、1pt→5円分に変換されるので、還元率は実質1%。
うん、しょっぱくない???
今日日ポイント還元率が1%のカードなんて山のようにあるので、nanacoポイントなんかにチャージしないと使えない「JCB カード W」は、この時点でおすすめできません。
パートナーショップでの買い物
通常還元率がショボい「JCB カード W」ですが、いろいろなキャンペーンを組み合わせることで、還元率を高めることができます。
「Oki Dokiランド」というサイトを経由すると、Oki Dokiポイントの還元率を増加させることができます。
また、JCB ORIGINAL SERIESのウェブサイトから高還元率のサイトを検索することができます。
どちらも「エントリー」が必須のものもありますので、予め条件にはご注意ください。
還元率早見表
結局のところ、還元率はこんな感じ。0.5 × N倍で計算できます。
やっぱり通常還元は手間の割に1%と割に合わないですが、スタバだと10%以上になりますね?
もちろん何らかの条件達成が必要なわけですが、対象店舗がそれなりに多いので、うまくやればポイント還元率をあげられそうですね。
結論
一部店舗だけで使うならアリ。でも条件を色々クリアしないと還元率が高くならないので、メインカードとしてはオススメしません。
スタバ専用カードみたいなイメージですね。決して固定費の決済とかには浸かってはいけません。めんどいし。
まあ持っておくだけタダなので、作っておいて損はないでしょう。ZETAデザインの鑑賞用に寝かせておくのもまた一興でしょう。
その他のおすすめのクレジットカード
※ポイント還元率重視。アフィリエイトじゃありません。
Amazon Mastercard
通常還元率1%
Amazonでのお買い物:還元率2%(非プライム会員は1.5%)
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン:還元率1.5%(200円ごと)
年会費 永年無料
通常還元率が1%と必要十分な性能を持ちながらも、Amazonでは2%(非プライム会員:1.5%)という高還元率を実現する「Amazon Mastercard」。三井住友カードが発行しており、支払明細はVpassアプリで確認できます。年会費はもちろん永年無料。
Amazonジャンキーだけでなく、万人におすすめできるメインカード候補です。
三井住友カード(NL)
通常還元率0.5%
対象店でタッチ決済を利用すると5%還元(セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ他)
上記店をスマホのタッチ決済(iD払い不可)で利用すると7%還元
年会費 永年無料
年間100万円利用でゴールドカードへ招待。アップグレード後でも年会費は永年無料(通常は5,500円)。
通常還元率は0.5%と物足りない。しかし、一部ファミレスやコンビニでタッチ決済を利用すると、還元率が最大7%にまで上昇する暴力的なカード。メインとしてはお得感が薄いが、サブカードにするならマジでこれ一択。年会費は当然ながら永年無料。
年間100万円利用でゴールドカードへのインビが来るので、それ目的で修行するのもありです。この方法でゴールドカードを取得すると、年会費がタダになります。
リクルートカード
通常還元率1.2%
リクルート関連のサービス利用で最大4.2%還元
年会費 永年無料
年会費永年無料なのに、なぜか通常還元率1.2%還元のバケモノ(特殊な手順も必要ないです)。パートナー店が少ないことがデメリットですが、リクルート関連のサービスでは高還元率な点と、電子マネーのチャージでも1.2%還元が適用できます。
ただし、JCBブランドのみ電子マネー(モバイルSuica/楽天Edy等)へのチャージは0.75%還元になるので要注意。特にこだわりがなければ、VISA・Mastercard推奨です。
固定費の決済におすすめのメインカード候補筆頭。
楽天カード
通常還元率1%
楽天ペイ併用で1.5%還元
楽天ポイントカード提示で +0.5~1%還元
年会費 永年無料
楽天系列サービス利用でポイント倍率増加
言わずと知れたクソオススメ万人向けカードです。安定の通常還元率1%ですが、楽天経済圏に浸かっている人はもう少し還元率を上げられます。
楽天ペイのチャージ方法に楽天カードを指定すると、+0.5%還元。さらに、楽天ポイントカードの提示で+0.5~1%。最高2.5%還元を実現することができます。
ミソなのは、楽天ポイントカードや楽天ペイの加盟店がかなり多いということ。ポイントを貯めたり利用したりするのが、非常に簡単です。意外とこれが圧倒的なメリット、なにも考えずにポイ活したい人にはもってこいです。楽天経済圏の強みですね。
もちろん楽天市場などの関連サービスを利用すると、ポイント還元率が上がります。サブのカード持ちたくない人は、これ1枚を持っておけば間違いないですよ。
筆者のおすすめ
ぼくは
メインカード:Amazon Prime Mastercard
サブ(コンビニなど):三井住友カード (NL)
という感じで使ってます。
どちらも三井住友カードが発行しているので、Vpassアプリで利用明細が見れて便利。三井住友NLの通常還元率の低さをAmazonカードで補っているイメージです。
今後、ZETAの「JCB カード W」はサブカード行きかなあ。
「特約店で還元率◯◯%!」とか言ったって、よく使うお店じゃないと意味ないですよね。自分の経済圏に合わせたクレジットカードを色々試してみるのがおすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?