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2022 NFLドラフトビッグボード 4.0 (最終版) - カレッジプロスペクトランキング265人

*2022年5月1日更新 - 身長体重の横に指名順位を追加しました 

NFLドラフトまであと2週間。そろそろプロスペクトの勉強をしようというNFLファンも増えてきたのではないでしょうか。今年も選手名鑑が出版されましたが(担当者の方の苦労をお察しします)、ぜひこちらのnoteも見ていただけると嬉しいです!

前回の記事とこの記事の間にはコンバインと各校のプロデイがあったので順位も変わってきています。そして、さらに多くの動画を見て、あの選手実は身体能力だけなのでは?とかいう選手も出てきたので、結構順位自体も変わっています。そういうところも見ながらお楽しみください。また、一応ランクは付けていますが80位あたりからは、かなり人によって異なると思います。ちなみに個人的なランキングの基準は、

・試合での動き

・コンバインでの動き、数字

・過去にドラフトされた選手との比較(2016~)

・ポジションバリュー

となっており、他のビッグボードの影響は一切受けていません。とはいえ、選手探しには他のビッグボードは参考にしているので、本当に誰もカバーしていない大爆穴選手はおそらくカバーできていないかと思います。そういう点も加味しながらご覧ください。また、身長体重に関しては、コンバインもしくはPro Dayの数字を使い、スタッツに関してはNCAA公式ではなく、Sports Referenceの数字を引用しているのでご了承ください。

なお、今回は選手の特徴をわかりやすくするために、NFL選手との比較も入れたので、参考になればと思います。ちなみにNFLは全然見ていないので、反対意見もあるかと思いますが、そこは多めに見てください!それでは早速始めていきましょう。

*追記 Twitterリンクが重くてスマホのブラウザで開きづらいので、一部動画を削除しています。

1位-50位

1. Aidan Hutchinson EDGE Michigan (6-7, 260lbs) 1-2

ご存知、今季最も評価を上げた男。14試合で14サック。大一番のOhio State戦ではキャリア最高のパフォーマンスの3サックでチームのカンファレンス優勝に貢献。コンスタントにプレッシャーをかける姿は、過去のTop5級のEDGEと比較しても遜色ない。昨季の動きができれば、バストと呼ばれることはないだろう。

+ とにかくプレッシャーをかけられる、パスラッシャーとしてのキレ味抜群、どでかい身体とパワーとクイックネスを合わせたパスラッシュ、2ポイントでも3ポイントでも同じレベルのプレーができる、カウンタームーブも文句なし、ラン守備も高レベル、3-cone(6.73)はこの身体では驚異的、怪我を乗り越えて強くなっている

- 純粋なスピードはそこまで、パスラッシュの手数は改善できる、先手を取られた後の挽回力があまりない

プレイヤー比較: Nick Bosa(背番号も同じ)

2. Kayvon Thibodeaux EDGE Oregon (6-4, 254lbs) 1-5

高校の頃から全米トップ選手で、Freshmanでは9サックと活躍。やはりすごいと騒がれていたが、そのまま評価を落とさずにここまで来た印象。昨季は10試合で7サック。ただケアをしなければほぼ間違いなく試合のどこかでやられるので、かなり手厚いパスプロを喰らっていた印象。Hutchinsonとは異なりトップスピードもすごい。大外まくりでフィニッシュもできるスピードラッシャーである。

+ スナップ直後からの爆発力、スピード、フォルススタートを誘発できる存在感、内からも外からもアタックできる身体能力、キャリアーをどこまでも追いかけられるスピードと持続性、スピードとパワーを合わせた押し込み力、パスカバーもできるしルートにもついていける、ランディフェンスも献身的

- 動きとスピードと雰囲気でパスラッシュに勝っている姿もあり正確なハンドテクはまだまだ、純粋なパワー勝負ではさすがに押される(とは言ってもベンチプレスは27回)、このクラスの選手がトップ5から外されるモックがあるという影を感じる、フットボールへの情熱が足りないという見方もある

プレイヤー比較: Myles Garrett

3. Kyle Hamilton S Notre Dame (6-4, 220lbs) 1-14

過去10年クラスでも最高のSのひとり。6-4, 220lbsというLBのような申し分のない体格に、DBとしての身体能力を兼ね備えている。かなりパーフェクトに近いSプロスペクトで、Sean Taylor以来のSのトップ5指名も視野。彼を逃したら、次彼のような選手はいつ出てくるのか。

+ フィールドのどこにでも現れるセンス、フットボールIQ、広いゾーンカバー力、ボールスキルも圧倒的、長い体格を活かしたタックル力・クロージング能力、視野の広さ

- トップスピードが平凡、マンカバー力も平凡のよう、Pro Dayがダメダメだったとの話、ポジションバリュー

プレイヤー比較: Sean Taylor

4. Derek Stingley Jr. CB LSU (6-0, 190lbs) 1-3

近年でも最高のCBプロスペクトの一人。世代トップ選手としてLSU入りし、True Freshmanで6INTに15PD×全米優勝と大活躍。当時は本当にCBが全体1位指名になるかもと信じたレベルの選手。その後は怪我などに泣かされ2年間で0INTではあるが、世代最高の実力は健在。CBがニーズでなくても獲得すべき選手。

+ ビッグプレーメーカー、全体的な身体能力の高さ、ボールスキルの高さ、マンカバー力、リカバー能力、タックル力も進化

- アームの短さ(30 5/8")、過去2シーズンは負傷でシーズン完走ならず、DeVonta Smithにだけは完敗、フィールド上の闘争心は少なめか

プレイヤー比較: Marshon Lattimore

5. Jermaine Johnson II EDGE Florida State (6-5, 254lbs) 1-26

新年に入ってから評価爆上げのEDGE。昨年、GeorgiaからFlorida Stateへ転校。その前はコミュカレに所属し、Last Chance Uにも取り上げられた苦労人。Georgiaではローテーションメンバーとして2シーズンで6.5サックを記録したが、転校先のFlorida Stateで12試合で11.5サックと大活躍し、さらにSenior Bowlで評価を完全に不動なものにした。

+ 長い手足とサイズ、一歩目から爆発力十分、パスラッシュのキレもトップクラス、手の使い方が上手い、低めからスピードも十分(40-yard, 4.58)、足を止めない、ランディフェンスも積極的、常に肩をスクリメージに並行に心がているようで好感持てる

- コミュカレに行かざるを得なかったという頭の悪さ、実は23歳、フルでシーズンに出たのは昨年がはじめて

プレイヤー比較: Brian Burns

6. Ahmad Gardner CB Cincinnati (6-3, 190lbs) 1-4

過大評価か、過小評価か、正当評価か。Cincinnatiという決してアメフト的にはメジャーではない大学でエースCBとして活躍し、Group of Five初のプレーオフ進出を経験した。6-3の恵まれた身長で相手WRをカバーし封殺。毎年3INTずつで9INTで大学生活を終えた。ニックネームはSauce。

+ CBとしては恵まれた体格に足の動きもスムーズ、アジリティ力・腰の回転力・お尻の使い方は今ドラフトでも断然トップ、40-yard 4.41のスピード、ボールスキル、成長曲線が良い、ゾーンでもマンカバーでも行ける

- Alabama戦を経験したとはいえ対戦相手のレベルがかなり低い、タックル能力、下級生の頃は割とやられていた事実

プレイヤー比較: Jalen Ramsey


7. Charles Cross OT Mississippi State (6-5, 307lbs) 1-9

高校の世代トップクラスの選手としては珍しくMississippi Stateに進学。大学1年目はRedshirtでお勉強で20シーズンにデビュー、そして今年才能開花。チームがAir Raidオフェンスで名高いMike Leachが率いているためスーパーパスヘビーのチームだが、その中で不動のLTとして君臨。パスプロの安定感は今ドラフトでもトップ。決してアスレチック系ではないが、身軽な動きができ、判断力も高く、体格的にも文句ないNFL向きのLT。

+ 理想的な体格とアームの長さ(34 1/2")、ステップの安定感、連続でパスプロをやってもパフォが落ちない、強いヒットを食らってもぶれない腰の強さ、40-yardが4.95、効果的なパンチを打てる

- ランブロッキング能力は並、パワーも並、Air Raidシステム以外の経験値、ちょいホールディング気味プレーも多い

プレイヤー比較: Andrew Thomas

8. Garrett Wilson WR Ohio State (6-0, 183lbs) 1-10

Ohio Stateの最強WRトリオの1人。スポーツエリートとして高校時代を過ごし、WRの世代2位評価でOhio State入り。True Freshmanから432ydsを稼ぎ存在感を見せつけた。特にプレーオフ準決勝のClemson戦で見せたキャッチは伝説的。その後も成長し、昨年は11試合で1,058yds 12TD。OlaveとJaxon Smith-Njigbaで最強トリオを形成した。プレーの派手さを含めてNFLでも人気が出そうな選手。

+ トップスピード(40-yard 4.38)、ルートランとRACのキレ、ビッグプレーメーカー、ディープを狙えるスピードとセパレート技術、スピードを100から0にするブレイク技術のうまさ、跳躍力を活かしてディフェンダーの上でボールをキャッチできる、パントリターンも可能

- 細身、ドロップ癖がある、キャッチの瞬間に飛ぶ癖があるよう

プレイヤー比較: Jerry Jeudy

9. Tyler Linderbaum C Iowa (6-2, 296lbs) 1-25

近年のCのプロスペクトの中で最強。元々はDTとしてリクルートされていたが大学でCに転校。DT由来のアスレチック能力をOLでも活用し、カレッジレベルの相手には無双できるまでに成長した。とはいえ、サイズが小さめなのと、ポジションのバリューとGやTの経験がほぼないため実力ほどには人気はしないだろう。Cというポジションのスターターに入り込めればプロボウル確定級だが、バックアップ前提だと少し使いづらい可能性も。また、高校時代にはTristan Wirfsをレスリングで撃破している。

+ 高いアスレチック能力とクイックネス、フィールドのどこにでも行ける、闘争心あふれるプレー、一瞬のスピードからのブロック力、パスプロもCではトップクラス、身体全体のバランス力高い

- プロの選手と比較したときの体格の小ささ、クイックネスを活かせないスキームのチームでは魅力半減か、GやTとしてのバックアップとしては望み薄

プレイヤー比較: Jason Kelce

10. Chris Olave WR Ohio State (6-0, 187lbs) 1-11

Ohio Stateの最強WRトリオの1人。Garrett Wilsonとは異なり3-starでOhio Stateに入学。しかし、すぐに頭角を表し、2年目の19シーズンには獲得ヤード数チームトップ。20シーズン終わりにNFLに行くことも可能だったが一年ステイを選択。大きな怪我もせず、選手としての安定感と凄みも増した。Wilsonとは異なりすごすぎるプレーを簡単にこなすので派手さはあまりない。

+ とにかくルートランが上手い、4.3台を出すスピードもある、足の残し方などはすでにプロ級、ショートミドルロングどこへでも狙える、キャッチ力もトップクラス、加速力もすごい、サイドライン近くで本領発揮

- 細見、ブレイク系のパスのキレはWilsonの方が上、プレスカバレッジのリリースは少し心配、RACはそこまで

プレイヤー比較: Calvin Ridley

11. Jordan Davis DT Georgia (6-6, 341lbs) 1-13

今ドラフト、どころか過去のドラフトを含めても最強のフリーク。このサイズなのに40-yardは4.78で10-yardは1.68、Broad JumpはDTで圧倒的トップの10'3"。ちなみにBroad Jumpはスキルポジションを含めた日本人のCFLコンバインの記録と比較しても上。チームは全米優勝を果たし、堂々のプロ入り。

+ サイズ、パワー、クイックネス、タックル力、アンカー能力、ダブルチームしないとプレーが終了するレベルの存在感

- すべてのダウンで置いておく選手ではない、スタミナも少し疑問

プレイヤー比較: なし

12. Ikem Ekwonu OT NC State (6-4, 310lbs) 1-6

ポテンシャルお化けのOL。決してトップリクルートの高校生ではなかったが、NC StateでTrue FreshmanからLTでスターターを獲得すると、20シーズンにはさらにステップアップ。そして今季の活躍で活躍で1巡指名を確実にした。ニックネームはIckey。双子の兄弟はNotre DameでLBとしてプレーしている。ちなみに高校時代にはHarvardとYaleからもオファーをもらっていたということで、秀才であることは間違いない。

+ サイズと身体能力の高さ、体幹の強さ、ランブロックはどんなスキームでも高いレベルでプレーできる、2枚目へのブロックも強い、インタビューを聞く限り頭はかなり良さそう、40-yardが4.93、Gでもかなりの逸材になりそう

- 身体能力を活かせていないプレーもちらほら、パスプロ全般はまだまだ成長途上で要改善、プルはなぜかそんなに速くない

プレイヤー比較: Tristan Wirfs

13. Evan Neal OT Alabama (6-7, 337lbs) 1-7

AlabamaのLT。高校時代は世代のトップOTだったが、Alabamaはトップ選手で溢れているので、LGからスタートして、20年はRT(Alex Leatherwoodがいたため)、そして昨年遂にLTのスターターを掴んだ。誰もが憧れる体格とパワーを持っており、素材としてはトップクラスのモンスター級LT。LTの即戦力かという不明だが、IQも高そうで、CFP決勝のようなパフォーマンスができれば即通用か。2021年版のBruce FeldmanのFreaks Listで堂々の1位。

+ デカさと生まれ持ったパワー、身体能力の高さ、しっかりと効果的にパンチを打てショルダーの内側を取れるパスプロのうまさ、反則の少なさ、まだまだ伸びそうな雰囲気

- 下半身のバランスが悪いシーンが散見される、意外とブロックを簡単に外される、ランブロックの2枚目の処理が改善の余地あり、アンカーとしてはサイズの割に微妙

プレイヤー比較: Tyron Smith(本人も憧れを持っているとのこと)

14. Jameson Williams WR Alabama(6-2, 179lbs) 1-12

今季最も評価を上げたWR。Ohio Stateでは控えに甘んじていたが、Alabamaに転校してエースWRへ進化。15試合で1,572yds 15TD、Avg 19.9ydsととにかく活躍しまくった。スピードも上位陣の中ではトップクラスで、高校では300mハードルで州記録を樹立したレベル。しかし、プレーオフ決勝戦でACLを断裂し、彼のような快速系がどこまでスピードが戻るのかが疑問。怪我なく終えていたらWR1評価だった。

+ カレッジレベルのDBは置き去りにできるスピード、爆発力、キャッチ力も水準以上でハイボールも難なくキャッチ、スピードに乗りながらもフェイクがエグい、ST要員(リターナー、ガナー)としても活躍、強い相手にスタッツを残せる

- ACLの怪我、競り合い系のキャッチは微妙か、1シーズンだけしか活躍していない、親父がやばい奴の可能性あり

プレイヤー比較: DeSean Jackson

15. Nakobe Dean ILB Georgia (5-11, 229lbs) 3-83

今年のトップLB。5-starのLBとしてGeorgiaに入学。2年目からスターターの座をゲットし、3年目の昨年にスタッツが大幅進化&全米優勝。コンバインとプロデイは怪我で40などは回避したが、過去のスピード系LBと比較しても遜色のない動き。昨年は全米トップのLBに贈られるButkus Awardを受賞し、名実ともにカレッジ最高のLBとなった。

+ フィールド上で見せるスピードと加速力、ブリッツのスピード、OLへ躊躇なく当たれる、RBへのマンカバーも得意

- 身長の低さ、タックルの強さは並、パワーも普通でNFLのブロッカー相手にどうか

プレイヤー比較: Devin Bush

16. Treylon Burks WR Arkansas (6-2, 225lbs) 1-18

Arkansasから久しぶりに現れたモンスター選手。高校時代は名だたる名門校のオファーを断り地元の大学に進学した。True Freshman時から11試合に出場し475yds。3年目の21シーズンは、パスで12試合で1104yds 11TD、ランで112yds 1TD。どんな使い方もできる大万能WRである。

+ 体格から見たときのスピード(40-yard 4.55)、試合の爆発力がある、RBの位置にセットやモーションさせても活かせる、投げまくっても成績を残してくれる、ショートからディープまでいわゆる3レベルで活躍できる、スティフアームが強い

- コンバインのパフォーマンスとワークアウトが凡、ディープでぶち抜けるスピードはない、ワンハンドで行きたがる癖がある、大外ではそこまで使われているわけではない

プレイヤー比較: AJ Brown

17. Devonte Wyatt DT Georgia (6-3, 304lbs) 1-28

Jordan Davisとともに昨年に評価を爆上げしたDT。なんだかんだ言って4シーズンしっかり出場しているが、昨年に評価を不動のものにした。成績は13試合で7ロスタックル、2.5サックと物足りないが、パワーとクイックネスを両方備えているDT。プロでも通用するのかは不明だが、持っている能力は文句なし。

+ クイックネスとパワーを兼ね備えている、ギャップを攻めるのがうまい、ダブルチームを突き破れる、一瞬の動きでOGをかわせる、上体を傾けながらのスピードもなかなか、アジリティ力はDTでトップクラス、一瞬で相手のブロックを外すハンドテク

- どういう訳かSenior Bowlの1on1で無双できてなかった、身体の長さは感じられない、このスキルセットなのに2.5サック、家庭内暴力的なことで逮捕歴がある

プレイヤー比較: Fletcher Cox

18. Malik Willis QB Liberty (6-1, 219lbs) 3-86

シーズンで評価を落としたが、シーズン後に改めて評価を上げたQB。元々はAuburnで控え / ワイルドキャットQBとして試合に出ていたが、対戦相手のフィルムの研究などをしなかったり熱心に成長をしようとしなかったということがあり、結局はスターターを取ることができずLibertyに転校。転校のルールで1年間プレーができず、20シーズンにスターターを勝ち取るといきなりの活躍。21シーズンはパス2,857yds 27TD 12INT、ラン878yds 13TDの成績。Senior Bowlとコンバインでも評価を下げずに1巡候補としてドラフトに臨む

+ デュアルスレット、鉄砲肩でディープのサイドラインへのコントロールが良い、自分でボールを動かせる脚力、ラッシュから逃げるのも得意、体格も割と良い

- 対戦相手が弱い、ディフェンスが見えていないプレーがしばしば、投げ方が安定していない、タイトウィンドウにバンバン通すようなコントロールはない

プレイヤー比較: 肩が強いバージョンのJalen Hurts

19. Jahan Dotson WR Penn State (5-11, 178lbs) 1-16

頼りになる万能WR。サイズは小さめも実力は一流。True Freshmanから試合に出ていたが、昨年は12試合で1,182yds 12TD。Penn Stateで1,000yds以上のレシーブはChris Godwin以来6年ぶり。コンバインのパフォーマンスも超優秀で、40-yardは4.43とスピードも見せた。スロットでも大外でも使え、1巡で消えても順位に見合った活躍はできそう。

+ キャッチ力は今ドラフトでもトップクラス、レッドゾーンでも頼りになる、リリースうまい、ディープの落下点の把握よし、ルートランがスムーズ、一瞬でセパレートできる動き、視野が広い、パントリターナーとしても優秀

- 平均以下の身体、3-coneは平凡

プレイヤー比較: Stefon Diggs

20. Drake London WR USC (6-4, 219lbs) 1-8

今年のサイズがあるトップWR。アメフトとバスケの二刀流で、バスケでも一時期大学のチームに所属をしていた珍しい経歴。良いWRを輩出すると有名なUSCの中でも近年で最も注目されているWR。21シーズンは8試合で1,084yds 8TDの活躍。シーズン途中に足首を骨折し、復帰がどうなるかには注目。

+ サイズでバランスの良さ、バスケで培った身体の使い方、大外でもスロットでも使える、デカさに対してのルートランの滑らかさ、ハイボールの強さ、ハードルをするなど独創性もある

- 足首の怪我、純粋なスピードは未知数、身体のデカさゆえのクイックネス、プレスカバレッジへのセパレート能力

プレイヤー比較: Mike Evans

21. Devin Lloyd ILB Utah (6-3, 237lbs) 1-27

スーパー万能LB。高校時代はSとしてリクルート。2017年にRedshirtで、18年にはSTチームメインでの出場。ここまで来るのに時間はかかったが、しっかりと成長してプロ入りを果たす。今季の成績は、111トータルタックル、22ロスタックル、7サック、4INT、6PDと大無双。カレッジでもなかなか見ないとても生産的なスタッツとなっている。

+ フィジカルお化けだけど動きは身軽、LBはどこでもプレーできる、高校時代はWRもプレーしていたようでボールスキルも抜群、高いブリッツ能力、タックル力はもちろんゼロ距離からのタックルも強い、万能

- 試合によっては全体的にふわふわしている、パシュートをサボるシーンがたまにある、本気を出さなかったらプレーから消える、OLの処理はそこまで上手くない、プレー判断能力が低い可能性

プレイヤー比較: Fred Warner

22. Travon Walker DL Georgia (6-5, 272lbs) 1-1

身体能力が化け物選手。DTとEDGEの間のような体格だが、40-yardは脅威の4.51、3-coneは6.89、そして腕の長さは35 1⁄2。これだけで化物が際立っている。昨年のGeorgiaではローテーションが多い中でもトップのスナップ数。成績も自己最高の6サック。試合では要所でものすごいプレーを見せるもののよく見るとDLとしてのプレー内容の安定感はなし。現状だと身体能力以外は相当厳しいが、3-4のEDGEとしていきなり開花しても。

+ 体格の良さ、お化け身体能力、ブルラッシュ能力はある、しっかりランナーをパシュートする姿勢、手の使い方は強烈

- EDGEのテクニックと身体の動きは1巡レベルではない、そもそもの身体能力をスクリメージ上では活かせていない、サイズがある意味中途半端

プレイヤー比較: Rashan Gary

23. Kenny Pickett QB Pittsburgh (6-3, 217lbs) 1-20

今年のトップQBの1人。3シーズンスターターもキャリア最高が13TDパスだったのが、今年ついに覚醒。4,319yds 42TD 7INTと立派すぎる成績。サイズ的には他のプロスペクトQBと比較しても有利。しかし手のサイズが8 1/2"と現役のNFLのQBの中で最も小さいと判明。それもあり投げる手でもグローブをしているようだが、ほんのちょっとだけ大きくなるNFLでも問題なく対応できるか(雨の日どうするの?)。

+ 敵へ向かって投げ込める、ポケットワークはかなり良い、チェックダウンに投げる反応速い、身体能力も高め(40-yardは4.73)でサイズも良し、ポケットの外に出ても脅威

- 歴史的な手の小ささ、ボールのタッチ、スナップ前のディフェンスのリード力

プレイヤー比較: Tony Romo

24. Kaiir Elam CB Florida (6-2, 191lbs) 1-23

"DBU"として名高いFloridaの新たな上位候補CB。アメフト一家に生まれ、父親はCLEなどでSとして活躍したAbram Elam。おじさんは2013年ドラ1のMatt Elam。2020年にFloridaでスターターの座を勝ち取り12試合で11PD。21年は膝の怪我で少し欠場したものの、そのままドラフト入り。派手なプレーは少ないが堅実に活躍している選手。

+ 40-yardでしっかり4.39を出してくるスピード、フィジカルが強いCB、プレスカバレッジ時に動きに余裕があって身体もブレない、リカバリー能力も高い、Jameson Williamsとも互角級

- 結構手に頼りがちでDPIもそこそこ、タックル力は平凡

プレイヤー比較: Xavier Rhodes

25. George Pickens WR Georgia (6-3, 195lbs) 2-52

エリートWR。動画のプレーと、コンバインの成績(40-yard 4.47)で昨年のACL断裂からほとんど回復しているものとしてこの順位にする。元気なら今年のWRでもTop3級。センスが抜群で、キャッチ力も一流、勝負強さもあるエースWR候補。

+ 身長の高さ、キャッチ力のレベルが違う、キャッチのレンジが広い、ヒッチ系のブレイクが速い、アンダースローとオーバースローのパスにも難なく対応、CBへのブロックも強い

- ACL断裂の怪我歴、ルートラン能力はもっと良くなれる、ヒートアップをして退場になったことあり

プレイヤー比較: Davante Adams

26. Trent McDuffie CB Washington (5-11, 193lbs) 1-21

近年DBUとなっているWashingtonが誇るエースCB。True Freshmanで11試合に先発し、ショートシーズンとなった20年を経て、21年もほぼすべての試合に出場。昨年はPD6、INT 0とスタッツ的には普通ではあるが、身体能力の高さとプレーの質の良さから上位候補CBとして注目を受けている。コンバインの動きも上々。

+ スムーズな足腰、ゾーンカバーの判断力と視野、マンカバーは未知数とはいえコンバインの動きからはトップクラス感あり、小柄ながらタックルが強い、クロージングスピードの速さ、全体的に余裕がある動き

- 対戦相手のレベル(試合展開やマッチアップしたWRを含む)は微妙、大きいWR相手にどうマッチアップできるか、

プレイヤー比較:  Byron Murphy

27. Zion Johnson G Boston College (6-3, 312lbs) 1-17

今ドラフトのトップG。しかし、高校時代は0-starでFCSのDavidsonに入学。2年プレーした後、Boston Collegeに転校して、2021年にはFirst-team All-Americanと全米トップのIOLとなった。本職はLGだが、Cも練習していて、LTのプレー経験もあり。スピード以外の身体能力は抜群で流石にバストではなさそう。

+ ランブロッカーとしてトップクラス、素晴らしいパワーと下半身の強さ、コンボブロックも練習を積み重ねることで抜群に合わせられる、LTでも鍛えられたパスプロ力はLGで強い、ミラーリング能力が抜群

- 視野の広さは平凡、ブリッツピックアップに課題、ブロックの際のターゲット捕捉でずれることあり

プレイヤー比較: Kevin Zeitler

28. Andrew Booth Jr. CB Clemson (6-0, 194lbs)

プレーが派手すぎるCB。同期ではStingleyの2番手評価でClemson入り。20シーズンにハイライトプレーを連発して、一躍有名CBの仲間入りを果たした。21シーズンは3INTで5PD。基本的な身体能力もかなり高く、うまく育てばかなりの選手に成長できそうな雰囲気。

+ 類い稀なボールのトラッキング能力、アメフトセンスが高すぎる、ビッグプレーメーカー、フィジカル強めでヒット力は強い、ポジショニングの良さ、ボールに好かれてる

- プレスカバレッジは内側のリリース相手に課題、セパレートされることも多し、シーズン後にコアマッスル手術をした、コンバインとPro Dayでともにワークアウトなし

プレイヤー比較: Jaire Alexander

29. Trevor Penning OT Northern Iowa (6-7, 325lbs) 1-19

FCSから現れた優良プロスペクト。Northern Iowaといえば昨年はSpencer BrownとElerson Smithが指名され、過去にはKurt Warnerを輩出している。この体格で身体能力抜群で、とにかくフィールドでは相手プレイヤーを痛めつけてフィニッシュするという気持ちでプレーをしている感じ。感情面のコントロールは必要で、NFLレベルのパスプロを身につける必要はあるが、素材としては一級品。

+ 身体能力の高さ、自分の内側の選手をブロックするプレーでとにかく強い、獰猛、プルが速くて正確、下半身がかなり強い、ミラー能力は高い

- ダメ押しが日常的にありコントロールが必要、全体的なパスプロの安定感はまだまだ、戦ってきたレベルは低い

プレイヤー比較: Taylor Lewan

30. Roger McCreary CB Auburn (5-11, 190lbs) 2-35

その辺のWRなら封殺できるシャットダウンCB。Auburnも実はDBUになりかけている大学。Junior時の20年に3INT、6PDと活躍したが、Seniorになった21年に2INT 14PDと大成長。プレスカバレッジの能力は今回のドラフトでもトップクラス。ちなみにおじさんはEaglesで1シーズンだけプレーしたAngelo Jamesという選手らしい。

+ プレスカバレッジの能力の高さ、リリースへの反応も良い、マンカバー時に手を出すタイミングも天性のものがありそう、実戦でBurrow × ChaseからINTを奪っている、20年以降のForced IncompletionはPFF曰くCFBトップ、リカバリー能力も高い、短い距離のスピードはなかなか

- 純粋なスピードのなさ(40-yard 4.50)、アームの短さ(28 7/8")、タックル力は凡

プレイヤー比較: Tre'Davious White

31. Boye Mafe EDGE Minnesota (6-4, 261lbs) 2-40

身体能力抜群のEDGE。261lbsでのスピード(40-yard 4.53)と跳躍力は(Vertical 38' - Pro Dayでは41'5" Broad 10'5")EDGEとしてはトップクラス。20年に6試合4.5サック、21年に12試合7サックと成績的には特筆すべき数字ではないが、シニアボウルでの活躍、そしてコンバインの成績で評価爆上げ中。なぜかシニアボウルからコンバインの間に身長も伸びている。

+ 脅威的な身体能力、スピードの速さ、外からも内からもしっかりプレッシャーをかけれる、カバースキルも高い、ランニ対するパシュート能力が高い、手の使い方が良い

- 今年24歳、成績の低さ、純粋なブロッカーを受けてのランディフェンスはそこまで、パスラッシュ自体のテクニックがまだまだ

プレイヤー比較: Rashan Gary

32. Kenyon Green OG Texas A&M (6-4, 323lbs) 1-15

1シーズンで4ポジションでスターターになった万能型OL。純粋な身体能力はそんなに高くないが、フレームのデカさからプロではOGがベストポジションか。どのポジションでもすぐに出られるくらいのアサインメント理解力は流石。純粋な強さとサイズの大きさは注目だが、彼の場合はブリッツピックアップなどの細かな点も高レベルである。

+ C以外どこのポジションも高レベルでプレーできるバーサティリティ、ランブロックでしっかりレーンを示せる、ブリッツやクロス系のピックアップ能力高い、ランブロックの粘り強さ、下半身の強さ

- ブロックの角度は改善の必要あり、並な身体能力、パスプロも平凡、腕を張られるシーンも散見、ベンチプレスが20回(OLで下から2番目)

プレイヤー比較: La’el Collins

33. Matt Corral QB Ole Miss (6-2, 212lbs) 3-94

評価は君次第のQB。決してトップofトップのリクルートではなかったが、Redshirt Freshmanの19年にスターターを奪うと、20シーズンは不動のスターターへ成長。21シーズンは13試合でパス3,349yds 20TD 5INT、ラン614yds 11TDと活躍。出なくても良かったボウルゲームに出場して負傷するなどハプニングはあったが、上位候補のQBとして、プロからの評価がどうなのかは皆が気になるところ。

+ クイックリリース、球質の良さ、アスレチック能力、RPOがうまい、肩の強さも誇れるレベル、タイトウィンドウにも投げられる、右腕のタトゥーがかっこいい

- 身体の強さは微妙か、オフェンスのシステムに依存している成績、ディープボールを投げるタイミングがプロでは遅い

プレイヤー比較: Marcus Mariota

34. Travis Jones DT Connecticut (6-4, 325lbs) 3-76

弱小校の最強選手。Connecticutといえば直近5シーズンで10勝50敗という真のお荷物チームだが、突然モンスターが出現した。大学入学時は356ポンドのデブの選手だったというが、体重を絞って昨年は11試合で7.5ロスタックル 4.5サック。Bruce FeldmanのFreaks Listの13位に選ばれた実力は本物だった。身体能力も化け物でシニアボウルでも無双。すごいNTがいる。

+ 素材が神、この体格でスピードもある(40-yard 4.92)、とてつもないパワー、ランゲームを破壊できる、ダブルチームでも押し込まれない下半身の強さ、Cを簡単に凹ませられる、スイムもなかなかの速さ、3テクもできる

- スナップへの反応は普通、ハンドテクの手数は少なめ

プレイヤー比較: 思い当たらない

35. Sam Howell QB North Carolina (6-1, 218lbs) 5-144

Baker Mayfieldにそっくり。サイズ感、雰囲気、タフさ、球の感じ、まさにBaker Mayfield。True Freshmanから3,641yds 38TD 7INTで注目を浴びると、Sophomoreで3,586yds 30TD 7INT。しかし、Dyami Brown、Newsome、Javonte Williams、Michael Carterが抜けた昨年は3,056yds 24TD 9INTと成績を落とした。しかし、突然ランで使われ出し、828yds 11TDと機動力でも開花。今すぐにプロで大活躍するかと言われたらそうでもないが、スターターになる素質はある選手。

+ 捕りやすいスパイラルの球を投げれる、フェイクしてから投げるまでがとても速い、タフな身体、肩の強さもなかなか、どんな体勢からも投げれる、ランナーとして使える

- 投げるときのステップがバラバラ、RPO色が強すぎる、ポケットワークは要改善、どんな体勢からでも投げられるがコントロールには課題

プレイヤー比較: Baker Mayfield

36. Arnold Ebiketie EDGE Penn State (6-2, 250lbs) 2-38

カメルーン出身でアメフトをはじめたのは高校生の頃とのこと。当時は痩せていて、スキルポジションでプレーをしていたらしい。Templeに入学したときも200lbs。そして3年間過ごしたTempleからPenn Stateに移り、昨年は9.5サック&18ロスタックルと注目を浴びることになった。身体能力が高く、ボールスキルまである3-4のEDGE候補。

+ EDGEからの直線のスピードがある(Pro Dayで4.65)、手の使い方がうまい、ラッシュ時にパンチを食らってもぶれない体幹、大外からのラッシュ時の角度良し、ギャップに突っ込むのがうまい、ランにも絡める、ボールスキルもある、ST要員としてもレベルが高い

- 純粋なパワーはまだまだ、姿勢が全体的に高い、スナップの反応はあまり良くない(アサインメントのせい?)

プレイヤー比較: Yannick Ngakoue

37. Skyy Moore WR Western Michigan (5-10, 195lbs) 2-54

サイズはないが実力は申し分なし。高校時代はQBとDBだったようで、リクルートはCB。その後大学でWRに転向すると、1年目から802yds 3TD。3年目の昨年は1,292ydsの10TD。スロットWRだが、セパレート能力が非常に高く、とんでもない成績を残す可能性まで感じられる。

+ ルートランがスムーズでキレキレ、スピードも十分(40-yard 4.41)、リリースがうまくDBを一瞬でセパレートできる、このサイズで手の大きさが10 1/4" (Drake Londonよりでかい)

- サイズの小ささ、手は大きいけど大きさを感じるキャッチ力ではない(手首のやわらかさが原因か)、対戦相手のレベル

プレイヤー比較: Golden Tate

38. George Karlaftis EDGE Purdue (6-4, 266lbs) 1-30

ギリシャ出身のアメフト選手。アメリカに渡ってきたのは13歳のとき。子供の頃は水球でナショナルチームに入るレベルだったとのこと。PurdueではFreshmanから7.5サックを決め一躍有名選手に。2年目にはコロナの影響で2試合しか出ずも、昨年は12試合で4.5サックを決めた。ちなみにめっちゃアニメが好きで、NARUTOのシャツを普通に着ていて、ONE PIECEをめっちゃ見ているとインタビューで語っている。

+ ゴツい身体、ラッシュ時のパワーと圧力、外から回り込むときにいわゆるBendができている、ラッシュ時の一歩目が強い、手の使い方・腕の張り方もうまい、明らかに良い子

- ラッシュ時の左右の動きなどの細かいようなキレはない、ラッシュ時のスピードはあるが他のトップ候補と比べると劣る、成績が落ちている

プレイヤー比較: Ryan Kerrigan

39. Khalil Shakir WR Boise State (6-0, 196lbs) 5-148

OBJのような雰囲気のWR。とはいえスロットメイン。昨年は12試合で1,117yds 7TD。ランでは21回 130yds。ダイナミックなプレーで客を湧かせる。アームの短さが気になるが、それ以外の点ではバストになる感じはない。ちなみに父親が海兵隊で少年時代に5-6年日本に住んでいたとのこと。サッカーにハマっていて地元のチームと対戦したとのことで、これを読んでいるあなたが昔対戦していた可能性も。

+ ルートのキレ、ブレイクの鋭さ、キャッチ力、派手なプレーで魅せれる、球際に強い、瞬発力でセパレートできる

- アームが短い(29")、細身な身体、高さで勝負するのはかなり厳しい、40-yardのタイム(4.43)ほどプレースピードは速く見えない

プレイヤー比較: Cooper Kupp

40. Drake Jackson EDGE USC (6-3, 254lbs) 2-61

1巡級の素質を持ったEDGE。True Freshmanで5.5サックを稼ぎ、成績を伸ばすかと思われたが、結局はそれがキャリアハイ。昨年は10試合で5サック。テクニックよりも身体能力特化型の選手ではあるが、伸び代はありそう。3-4のOLBがベストフィットか。コンバインでもLBの組で参戦。なお、コンバインから3週間後のPro Dayには273lbsで現れ、3-coneが7.09だったとのこと。

+ パスラッシュの全体的なスピード、クロージングスピード、アジリティ力もある、パスカバーも問題なし、スピードに乗ったOTの押し込みもできる

- パフォーマンスが平凡、EDGEとしてのテクニックが未完、サイズほど体重を活かせていない様子

プレイヤー比較: Aldon Smith

41. Kenneth Walker III RB Michigan State (5-9, 211lbs) 2-41

Wake Forestから転校で大ブレイク。一時はハイズマン賞のフロントランナーになるくらい走りまくっていた。21年は1,636yds 18TD 6.2yds AVGと卵獲得ヤードでは全米2位の成績。NFLでもエース格RBになれそうな強さとスピードがある。

+ 40-yard 4.38というスピード、活躍し出したら止められない爆発力、スクリメージラインを抜けてからの加速力、ディフェンスの選手を見て進路を選択できる、アームタックルだけでは倒れない強さ、オープンフィールドのでの腕の使い方

- ホール選びに時間がかかってロスタックルを喰らうシーンあり、アサインメントを自分で崩すシーンもある、ディフェンスを引きずるような強さはない

プレイヤー比較: Josh Jacobs

42. Jamaree Salyer OT/OG Georgia (6-3, 321lbs) 6-195

もしかしたら最強のLT。高校時代はOGで全米トップ評価。Georgiaに来てOTへと転向し、21年はLTとRGでスターター出場した。サイズや身体能力からプロではOGとして評価されているが、なんといっても今年の全体1位後方のAidan Hutchinsonと互角以上のマッチアップを演じ、さらには来年の全体1位候補のAlabamaのWill Andersonと互角に渡り合った能力は本物だろう。

+ 一流のEDGEと互角、全ポジション経験済みのバーサタイルぶり、下半身が強い、先に効果的なパンチを打てる、ランブロックで足をしっかりかける

- 自分の形に持ち込めないと弱い、クロスなどの処理が甘い、内側への反応が良くない、スピンムーブなどの対応

プレイヤー比較: Alijah Vera-Tucker

43. Daxton Hill S Michigan (6-0, 191lbs) 1-31

ニッケルとセーフティのハイブリッド選手。21年は主にニッケルの位置でプレーし、時折ラインバッカー、FSで使われていた。スピードとプレー判断が非常に良く、パスカバー・タックル・ブリッツもどれもハイレベルというバーサタイルな選手。センス抜群でCBも務まりそう。ちなみに兄はRavensのRBのJustice Hill。

+ N, FS, LBと様々なポジションを高いレベルでプレーできるバーサティリティ、プレー察知能力高い、スピードが優秀(40-yard 4.38)、クロージングスピードも良い、回転してからの初速が速い、ボールへの手の出し方がうまい

- どうやってプロで使うのかが迷う選手、サイズ、トップクラスのスロットレシーバーへのカバーは課題、必要ないところで賭けに出がち

プレイヤー比較: Minkah Fitzpatrick

44. Trey McBride TE Colorado State (6-4, 246lbs) 2-55

今ドラフトの中で最もコンプリートパッケージのTE。Colorado Stateでは1人だけ圧倒的な成績で、昨年は90レシーブ 1,121yds。2位のレシーブ数が44なのでどの試合でもキャッチしまくっている。なおそれだけレシーブしているが1TD。スピードは超一流ではないが、NFLでも活躍できるレベルにあり、キャッチ力・競り合ったときの強さはトップクラス。

+ サイズと強さ、どれだけターゲットになってもキャッチしてくれる、競り合ったときの強さ、コンバインの練習を見るとレッドゾーンでも問題なくターゲットになれる、ブロックも自ら率先してできている、RACの強さあり

- 試合でのルートランのキレはそこまでない、スピードは普通、全体的なブロック技術は改善余地あり

プレイヤー比較: George Kittle

45. Lewis Cine S Georgia (6-2, 199lbs) 1-32

身体能力抜群のアスリート系S。高校時代はDeion Sandersに教わっていたとのこと。Sophomoreでスターターに上り詰めると、Juniorの昨年は73トータルタックル、1INT、9PD。チームの全米優勝に貢献した。

+ ハードヒッター、ボールへのリアクションが速い、前へのパスへの反応良し、クロージングスピードも優秀、40-yardで4.37の好タイム、PD能力が非常に高い

- フットワークは平凡、スピードと腰の動きがマッチしていない、フィールド上では4.50くらいのスピード感、ハードヒッターもパワーはない

プレイヤー比較: Anthony Harris

46. Christian Watson WR North Dakota State (6-4, 208lbs) 2-34

6-4で40-yard 4.36のスーパーモンスター。キャリアの成績は4シーズンでパスレシーブ 2,140yds 14TDとあまり奮っていないように見えるが、3回のFCS王者に輝いており、さらにチームも勝っている試合ではそんなにパスを投げなくなるので問題ではなさそう。身体のサイズを感じさせない軽やかな動きでハマればモンスターになれる可能性も。父親は元NFL選手のTim Watson。

+ サイズとスピードのコンビネーション、VerticalやBroadでもトップクラスの跳躍力、ディープでぶち抜ける、ルートランでもスピードがある、手がでかい(10 1/8")、ランでも活躍できる、ブロックが献身的

- ディープのキャッチが心配、サイズを活かしたプレーが未知数、キャッチがバラバラでドロップ多い(良いときもあれば悪いときもある)

プレイヤー比較: Chase Claypool

47. Leo Chenal LB Wisconsin (6-3, 250lbs) 3-103

身体能力抜群のILB。20年にスターターの座を勝ち取ると、21年は11試合で115トータルタックル 18.5ロスタックル 8.0サック。コンバインでも身体能力を見せ、40-yardは4.53、Verticalは40.50"、Broadは10'8"、さらにベンチは3-40回上げるらしい。シュアなタックラー兼ブリッツ要員としてなかなかの逸材。

+ OLにも負けない筋肉質のでかい身体、ランディフェンスの能力高い、OLに当たり負けない、ギャップを狙うのがうまい、密集の中でもタックルを決められる、ブリッツからサックを狙える、スピードがある

- 決して選手としての圧倒感はない、パスカバー能力は疑問、ブリッツはできるがプロでは身体の長さが足りなそう、方向転換の能力は並

プレイヤー比較: Leighton Vander Esch

48. Breece Hall RB Iowa State (5-11, 217lbs) 2-36

2シーズンでラン41TDの魔人。21年はラン1,472yds 20TD 5.8yds AVG、パス36レシーブ 302yds 3TDの大車輪の活躍。サイズはそこそこあるもののパワー系のRBではないが、スピードと爆発力とビジョンでロングゲインも量産できる。元49ersのRoger Craigの従兄弟のひとりとのこと。

+ 40-yard 4.39のスピード、爆発力、カット能力とビジョンは一流、パスキャッチもしっかりこなせる、OLの後ろで待つ忍耐力あり、G前でもしっかりTDに持っていける、ボールセキュリティはしっかりしている

- 3年間で718タッチ、いわゆるパワー系RBではない、パスプロは改善する必要あり

プレイヤー比較: Matt Forte

49. Desmond Ridder QB Cincinnati (6-3, 211lbs) 3-74

4年間スターターQBの実績。昨年は念願のCincinnatiをGroup of 5校から初のカレッジプレーオフに導いた。レギュラーシーズンは3,190yds (65.9%) 30TD 8INTでキャリアハイの成績を記録。ランでは355yds 6TD。QBとしての安定したスキルセットを持っている。ちなみに娘さんがすでにいる良きパパ。

+ 4年間スターターというキャリア、走らせたら速い(40-yard 4.52)が走らなくても試合を作れる、ポケットワーク、フィールドをしっかり見れて判断力もなかなか、サイズとスピードと肩の強さのコンビネーション、スナップ前の認識力

- スロースターター、RBのスイングなどの簡単なパスが通せなかったりする、サックを結構喰らうタイプ、

プレイヤー比較: Dak Prescott

50. Jaquan Brisker S Penn State (6-1, 199lbs) 2-48

高校時代は成績が足りずに大学に進学できずコミュカレから這い上がってきた選手。Penn Stateに編入すると、2年目からスターターの座を勝ち取り、3シーズン目の21年は63トータルタックル 2INT 5PD。FSもできればSSもでき、スクリメージライン近くにセットしてアタックできる万能S。ボックス内で使うのが正解か。

+ どのポジションでもプレーできるバーサタリティ、サイズがある、タックルの強さ、ギャップを狙えて最初にランナーに絡める、ゾーンカバレッジも上々、当たり負けない

- プレー判断が遅いシーンもしばしば、野生の勘に頼っている部分がある

プレイヤー比較: Budda Baker

51位-99位

51. Kyler Gordon CB Washington (6-0, 194lbs) 2-39

DBUのWashingtonからの2人目。外でもニッケルでもどちらでも活躍できるタイプで、21年は2INT 7PD。フィジカルが強く、試合のパフォーマンスも上々だが、天井を感じさせずNFLでの更なる伸びを期待できそうなプロスペクト。素材はかなりのもの。

+ ニッケルも外も担当できる、タックルやヒットも強い、リカバリー能力が高め、練習でのフットワークと腰と尻の動きは超一流、ランプレーにも積極的に絡んでいける、Pro Dayの成績が秀逸

- 対戦相手は弱い、スピードは少しだけ劣る(40-yard 4.52)、コンバインが全体的に平凡

プレイヤー比較: Byron Jones

52. DeMarvin Leal DT Texas A&M (6-4, 283lbs) 3-84

どこで使うのかによって評価が分かれる選手。元々は1巡級の評価だったが、ずるずる下がっている。成績自体はキャリアハイの11試合で8.5サックだが、283lbsという軽さと平凡なコンバインの成績がNFLクラスだと評価が難しい。個人的には3-4のDE寄りの選手という評価。すごい選手になる可能性とバストの2軸感。

+ 一歩目が速い、アジリティ力はクラスのDTでもトップ級、コンバインのワークアウトが非凡、EDGEもできる能力あり、スイムがうまい、手の使い方も良い

- 平凡なコンバインの成績、体重の軽さ、マリファナ所持で逮捕歴あり、どこのポジションで使えば良いのか不明

プレイヤー比較: John Franklin-Myers

53. David Ojabo EDGE Michigan (6-4, 250lbs) 2-45

シーズン開幕前までは誰も知らなかった選手。20年までの成績は6試合で1タックルのみ。それが突然開花で13試合で11サック。ナイジェリア出身で小さい頃にスコットランドに移住。その後高校はアメリカに留学してバスケをプレーしていたが、同じ高校のOdafe Owehの影響でアメフト選手に転向。アメフトをはじめてまだ4-5年という選手。1巡指名濃厚だったが、Pro Dayでアキレス腱断裂の不運。ドラフト順位が落ちるのは確実である。

+ 身体能力抜群で才能でプレーしている、スピードもトップクラス(40-yard 4.55)、スピンムーブが速い、アウトサイドのランに絡める、OTを最短距離で抜けれる

- アキレス腱を断裂、EDGEとしてのテクニックはまだまだ、足首の柔らかさや外ラッシュの際の身体を曲げる動きは苦手、Hutchinsonのような凄みはない

プレイヤー比較: Chandler Jones

54. Nicholas Petit-Frere OT Ohio State (6-5, 316lbs) 3-69

同期の中のトップOTとしてリクルート。20年にRTで実力を見せると、21年は満を持してLTへコンバート。しかし、コンバートに苦戦し、特にパスプロにおいていまいち物足りないシーズンに。シーズン途中でRTに戻ったりしたが、この調子ではプロではRTだろう。もしくは成長に期待か。20年のRTもパフォなら余裕の1巡クラスの実力。

+ RT時代の安定感、下半身の安定、ステップの速さと安定感、ミラーリングもかなりのもの、ランブロックもトップクラス、内側の選手を取るのが激うま、アウトサイドプレーのランブロックも水準以上

- LTとしてはかなり苦戦(というかRTが良すぎる)、コンバインは平凡、プレイヤーとしての強さが足りない、フィニッシュを目指すような選手ではない、本当に強いEDGE相手にはどうか

プレイヤー比較: Terron Armstead

55. David Bell WR Purdue (6-1, 212lbs) 3-99

Purdueで3年間大無双。29試合で2,946yds 21TD。スピードはないが、競り合いには勝ってくれるし、コンスタントにハイライトプレーも見せれる。ランアフターキャッチもうまい。NFLクラスのエリートCB相手だとどうなるかだが、大外でサイズもあるWRプロスペクトとしては優秀。

+ 50/50ボールで頼りになる、リリース力は高い、バックショルダーパスへのアジャスト力ある、経験豊富

- 40-yardがまさかの4.65、その他の成績も3-cone以外特筆すべき点なし、セパレーションに課題

プレイヤー比較: Keenan Allen

56. Jalen Pitre S Baylor (5-11, 198lbs) 2-37

身体は小さいがプレーはダイナミックなS / ニッケル。BaylorではStarと呼ばれるポジションでLB、ニッケル、Sのハイブリッドのようなポジションを任されていたが、プロではどうなるか。5シーズン試合に出ているが昨年がキャリアハイの成績で75トータルタックル、18.5ロスタックル、3.5サック、2INT、7PDとオールマイティー。この体格でフィジカルなプレーもでき、ボールホーク的な一面もあるなど、能力全開で面白い選手になれそう。

+ バーサタリティあふれるプレイヤー、フィジカルが強くタックルも一人で仕留められる、スクリメージライン上でのプレーも得意、ボールスキルが抜群、ブリッツ力が高い、ボールを狙ったプレーができる

- プレスカバレッジが苦手、ゾーンカバーはWRのレベルが上がると怪しそう、フットワークが平凡

プレイヤー比較: Tyrann Mathieu

57. Perrion Winfrey DT Oklahoma (6-4, 290lbs) 4-108

Senior Bowlで評価を上げたDT。コミュカレからOklahomaに3年生で転校。4年生の昨年は11試合で5.5サック&11ロスタックル。とは言っても波があるようなパフォーマンスだったが、Senior Bowlの練習から大無双。アメフトの実力は攻めの動きが得意で、クイックネスとパワーを活かす使い方ができれば成績も伸びてきそう。

+ Gとの1on1で無双できるスピードとパワー、ペネトレーション力が強い、DT3位の40-yard 4.89、ブルラッシュ能力あり、ゾーンなどのランディフェンスでは頼りになる

- アンカー能力が微妙、体重もない、アサインメントブロック相手だと少し部が悪いか、スナップへの反応はちょっと遅め

プレイヤー比較: Ross Blacklock

58. Chad Muma LB Wyoming (6-3, 239lbs) 3-70

LBならどこでも務まるがおそらくILBが最もフィットする。21年はトータルタックル 142で全米トップクラスの成績。高校時代はSで大学でLBへとコンバートされた。スピードは並ではあるが、突っ込むタイミング、RBのルートの読みなどが的確で、フィジカルがありランゲームでは特に活躍できる選手。

+ OLに負けない体格、ランナーをしっかり仕留められる判断力、スクリメージラインに肩を並行にして動ける、NFLでも通用するレベルのスピード、フットワークがスムーズでドラフトLBの中でもトップクラス

- マンカバー能力は高くない、フットワークがステップが仇となって反応が遅いことがある、OLには当たれるが積極性はあまりない、3INTだがキャリアのPDは2

プレイヤー比較: Sean Lee

59. Coby Bryant CB Cincinnati (6-1, 193lbs) 4-109

Sauce Gardnerではない方のCB。4年間スターターで欠場なしのタフガイ。4年で9INT 35PD。21年は11PDでキャリア最高の成績。Bama戦でも悪い点なしでCBとして成長する能力が備わっている。名前からKobeを想像するが、実際に彼の名前から来ているとのこと。兄は2014年7巡のChristian Bryantという選手とのこと。

+ サイズとフィジカルがある、ブレーク能力高い、バックペダルがうまい、方向転換がうまい、欠場なし、リカバリーもできている

- 動きは良いがプレスカバレッジはあと一歩、ソロタックル能力が低め、スピードが少し足りない(40-yard 4.54)

プレイヤー比較: Marcus Peters

60. Bernhard Raimann OT Central Michigan (6-6, 303lbs) 3-77

育てば一流のLT。オーストリアのウィーンでアメフトを始め、留学でアメリカに来た珍しい経歴の選手。高校卒業後に国の徴兵制でトレーニングを受けた後に、Central Michiganに入学したとのこと。さらに元々はTEだったが、2シーズン過ごした後にOLに転向した。サイズが理想的で身体能力も水準以上。パスプロは改善の余地が大きくあるが、しっかり育てば、なかなかの逸材になるのも見える選手。なお今年で25歳なのが黄信号になるか。

+ 身体能力の高さ、身体のバランスの良さ、ランブロックは既にドラフトOTでもトップクラス、下半身が相当強くヒットの後の押し込みが綺麗、フィニッシュできる、ベンチプレス30回はOTトップ、OT2年目なので伸び代はかなりある

- 今年で25歳、パスプロでスピードラッシャーに大苦戦、パスプロのテクニックがまだ身についていない、スナップの反応がちょっと遅め

プレイヤー比較: Nate Solder

61. Cameron Thomas EDGE San Diego State (6-4, 267lbs) 3-87

爆発力はないもののしっかりQBにプレッシャーをかけられるEDGE。21年に大ブレイクで14試合で10.5サック、20.5ロスタックル。EDGEだけではなく、DTの位置でもセットしてプレーができる。サイズもあり、Mountain WestのAidan Hutchinsonとも呼ばれるくらいの逸材。

+ 体格の良さ、日常的にプレーを壊してロスタックルをしている、どこのポジションからでもパスラッシュができる、ファーストヒットに威力ある、スナップへの反応速い、手の使い方がうまい、OLに取られても最後まで抵抗する

- パスラッシャーとしての爆発力が足りない、スピードが一定、コンバインで一瞬で負傷した

プレイヤー比較: Sam Hubbard

62. Phidarian Mathis DT Alabama (6-4, 310lbs) 2-47

突然進化したAlabama産DT。昨季までは3シーズンで通算1.5サックが、21年は9サック。53トータルタックルもスナップ機会を考えるとかなりの成績。NTも3テクも両方に置ける能力の高さとサイズで、一瞬でOLを払い除けてランに絡めるし、プレッシャーもかけられる。

+ ハンドテクと手の使い方がうまい、300lbs以上と考えるとクイックネスはトップクラス、動きに迫力がある、OLの扱い方がうまい、一瞬でギャップを割る能力がある、アンカー能力が高い

- シニアボウルの練習のパフォーマンスが期待はずれ、直線スピードはない、3テクDTと考えると動きがでかい雰囲気、安定したテクニックは必要になりそう

プレイヤー比較: A'Shawn Robinson

63. Logan Hall DL Houston (6-6, 283lbs) 2-33

凄まじい体格のアスリートで21年に才能開花。12試合で13ロスタックル 6サック。EDGEもDTも務まるが、本人曰く3テクDTの方が良いとのこと。EDGEの中に入れると身体能力はそうでもないが、DTの中では最上級。NFLクラスのパワーとスピードに対応できればかなりの選手に進化する可能性あり。なおチームメイトでサイズも似ているPayton Turnerがどういうわけか昨年に1巡で指名されている。

+ 純粋なDTとしては体重不足だがEDGEとしてのサイズは一級品、プレーに爆発力がある、体重が求められるプレーではとにかく抵抗しまくる、ハンドテクが上手くその後のタックルの動きもスムーズ、DTとしてならクイックネスやアジリティ能力はトップクラス

- EDGEとしてはスピードがない、DTとしては体重が少し足りない、フィットするポジションが謎、身長の高さがDTとしては仇になる可能性も

プレイヤー比較:  Arik Armstead

64. Carson Strong QB Nevada (6-3, 226lbs) UDFA

OLに守られたら最高のQB。21年はパス成功率70.1% 4,175yds 36TD 8INTの成績。20年も70.1%と2年連続70%超えは素晴らしい。体格もNFLのQBとしては文句ないが、高校時代の膝の怪我の影響をずっと引きずっている様子にも見える。過去の怪我歴がクリアになれば、更なる上位指名も狙えそうな雰囲気。

+ ポケットパサー、常にディープを狙える肩の強さ、不利な体勢でもしっかりしたボールを投げられる、判断良くリズムに乗ってパスゲームを組み立てられる、ターンオーバーが少なめ

- 膝の怪我歴、足はまったく期待できないしモビリティもない、強いディフェンス相手にどうか

プレイヤー比較: Matt Ryan

65. Christian Harris LB Alabama (6-1, 226lbs) 3-75

スピードが異常なAlabamaのLB。40-yardはLB 2位の4.44でずっと噂をされていた実力を示した。21年は飛躍の年が期待されたものの、15試合で80トータルタックル 11.5ロスタックル 5.5サックというそこそこの数字。に見えるが、プレーオフ決勝戦で7トータルタックル 4ロスタックル 3サックという大無双。最後の最後に数字に調整が入ったものである。しかし、素質は本物なので、技術を教え込めれば化け物になる可能性も秘めている。

+ スピード、アジリティ力の高さ、フィジカルの強さ、ブリッツの鋭さとテクニック、TEやRBのカバーも余裕、コンバインでの圧倒的な動き

- 最終戦以外の内容が超絶微妙、プレーを全力でやっていない雰囲気が漂っていた、パシュートコースが安定しない、素材だけでプレーをしている感

プレイヤー比較: Patrick Queen

66. Alec Pierce WR Cincinnati (6-3, 211lbs) 2-53

サイズとスピードを兼ね備えている珍しい白人WR。21年はチームトップの884yds 8TD。Xでもスロットでも使えるが、Xでエースになる可能性を感じさせる逸材。シニアボウルでは好調で、コンバインでも40-yardで4.41、VerticalでWRトップの40.50"を記録。活躍の確率が高いイメージがある、デカくてスピードがあるWR枠に入れるか。

+ サイズとスピードのコンビネーション、競り合いながらもしっかりキャッチできる身体の強さとキャッチ力、ディープもしっかり狙えるスピード、高さで勝負できる

- ルートランは改善の余地あり、WRとしての爆発力はあまり見られない、RACもそこそこ、リリースのスピードもそこそこ

プレイヤー比較: Donovan Peoples-Jones

67. Abraham Lucas OT Washington State (6-6, 315lbs) 3-72

巨大でアスレチックなRT。どういうわけかキャリアの全試合をRTで先発している真のRTマスター。RFreshmanの2018年から13試合をRTで先発して、今日に至る。パスヘビーだった頃の18年19年から安定した動きを見せており、昨年の動きも上々。コンバインでもトップクラスの身体能力を見せつけた。RTがニーズのチームがあれば2巡上位でも驚かない能力。

+ キャリアの実績抜群、スピード(40-yard 4.92)、3-coneやシャトルでもトップ級の成績、パスプロが安定、ミラーリング能力高い、ランブロックもパワフルで速い、スクリーンもスピードある

- RT専門、フォルススタートが多い、キャリアの半分がAir-raidオフェンスのため通常のランゲームの経験が浅い、ランブロックの姿勢が高め、アンカー能力は凡

プレイヤー比較: Matt Peart

68. Greg Dulcich TE UCLA (6-4, 243lbs) 3-80

サイズは小粒ながらも爆発力があるTE。元々はwalk-onだったが、4年目の昨年は725yds 5TD Avg 17.3ydsの好成績。大一番のLSU戦ではゲームの流れを引き寄せる75ydsのタッチダウン。Chip KellyがDulcichを見ているとZach Ertzを思い出すと言っているよう。レシーバーとしての能力とスピードに注目のTE。

+ ストライドが大きくLBを突き放せる、キャッチ力、一瞬のスピードよりも長い脚を使える、ルートランの速さとキレがある、スピードを落とさずにボールをキャッチできる

- ブロッカーとしてはかなり物足りない、サイズは普通

プレイヤー比較: Zach Ertz

69. Quay Walker LB Georgia (6-4, 241lbs) 1-22

際立った成績は残していないものの身体能力の高さとここぞのプレーがすごい。21年は65トータルタックル 5.5ロスタックル 1.5サックと特筆した成績がある訳ではないが、Deanと協力したプレーも多く、チームの全米優勝に大きく貢献した。このサイズで40-yard 4.52のスピードは驚異的で、ゾーンカバーで力を発揮するタイプだが、タックル力もあり、全ダウンで使える選手。

+ サイズを考えると動きが速い、ゾーンカバーが優秀、ミスタックルをしない、インサイドのブリッツが鋭くて速い、ランナーがアウトサイドに出てからもスピードとタックル力は落ちない、DLの位置でもセットできる

- 速いがクイックではない、サイズとスピードを考えるともっと強くなれる、ブリッツのうまさが成績に結びついていない

プレイヤー比較: Kenneth Murray

70. Dylan Parham G Memphis (6-3, 311lbs) 3-90

サイズは少し小さいがGとしての実力はかなりのもの。キャリアでもLG、RG、RTと経験豊富で、シニアボウルではCとしても練習していた。元々はTEだったよう。OLの中でもサイズはかなり小さく見えるが、試合をすると一番強いのが彼。モビリティもあるし、DLのラッシュに耐えられる強さもある。

+ どこのポジションもこなせるバーサタリティ、どっしりしているがアスレチック系、ランブロックではしっかりレーンを開ける、アンカー能力が高い、クロス系の動きにも難なく対応

- サイズが小さめ、アンカー能力が高いもののブルラッシュの対応は課題(もっと押されないようにしたい)

プレイヤー比較: Shaq Mason

71. John Metchie III WR Alabama (5-11, 187lbs) 2-44

カナダ出身のWR。過去のBamaのエース級WRに比較すると物足りないが、能力はさすがBamaで安定。21年は1,142yds 8TD。シーズン終盤にACL断裂でコンバイン等のワークアウトには不参加も、しっかり治ればDay 2級。Zでもスロットでも活躍を期待でき、レシーブ力も爆発力も持っている。怪我を気にせずに指名すれば素晴らしいピック人ある可能性も感じさせる。

+ ルートランのキレ、様々なルートランの経験、21年は1試合平均で7レシーブ以上、ボディコントロールが安定、RACも速い、スロットでも活躍、Auburn戦ではMcCrearyのプレスカバレッジ相手に決勝TDを奪っている

- ACL断裂でリハビリ中、身体の細さ、直近のBama産WRと比較すると小粒感は否めない

プレイヤー比較: Robert Woods

72. Zamir White RB Georgia (6-0, 214lbs) 4-122

GeorgiaのエースRB。元々は高校トップRBでGeorgiaに進学。21年は856yds 11TDと活躍。爆発力や明らかな見た目の強さはないが、安定してスルスルとゲインしている姿が印象的。サイズも割とあり、それでいて40-yard 4.40は優秀。NFLのチームでもエース格にはなれる。なお、すでに両膝のACLを断裂している事実は懸念事項か。

+ サイズ、フィールドを広く捉える視野、スクリメージラインで迷わずにホールに突っ込める、ヒットを受けてもバランスが良い、カットの判断とキレ

- 両膝に爆弾を抱えている、下半身はあまり強くない

プレイヤー比較: Ryan Matthews

73. Isaiah Likely TE Coastal Carolina (6-4, 245lbs) 4-139

Coastal Carolinaの躍進を支えたアスレチック系TE。21年は912yds 12TDで、20年には601ydsもAvg 20ydsの成績。スピードがあり、フリーにしてしまうとエンドゾーンまで運ばれてしまうような選手。なのだが、コンバインで40-yardをスキップし、Pro Dayでは4.80-85という成績。フィルムを見ていると、おそらくそんなことはないのだが、心配すぎる数字なので、ランキングも下げ気味である。

+ 一発を狙えるスピード、リードブロッカーとして強烈、モーションやHBの位置に入れるバーサタリティ、柔らかい手でキャッチ力ある、ハンドアイコーディネーションも優秀で突然飛んでくるボールもしっかりキャッチできる、一歩目から加速力あり

- Pro Dayのタイム、スクリメージにセットするタイプのTEではない、身体の強さやサイズが並

プレイヤー比較: Julius Thomas

74. Isaiah Spiller RB Texas A&M (6-0, 217lbs) 4-123

安定した成績を残しているRB。Freshmanからの3シーズンで毎年ほぼ1,000ydsを走っている。昨年は12試合で1,011yds 6TD。大エースタイプの凄みはないが、プロダクションは安定しており、NFLでも全然走れないということもなさそう。サイズがありつつもカットがうまいので、OLがあまりにも弱いとかでなければ期待できる。

+ ディフェンスの動きを読むのがうまい、スクリメージライン・2枚目・3枚目のどこでも使えるカット力がある、本能でタックルをされないルートも選べる、手は小さいがパスキャッチもうまい、ラインを抜けるスピードが速い

- トップスピードが疑問(コンバインは回避)、カットはうまいがキレがそこそこ、カットがうまくいかずにロスタックルされるシーンも、パワーで突っ込めるタイプではない

プレイヤー比較: Joe Mixon

75. Darrian Beavers LB Cincinnati (6-4, 237lbs) 6-182

サイズがあってフィジカルが強いタックルマシーン候補になりそうなLB。UConnで2年間プレーした後に転校。Cincinnatiでは3シーズンスターターで、昨年は98トータルタックル 11ロスタックル 4サック。チームがボロボロにやられたBama戦でもしっかり自分の仕事をしており高評価。

+ タックル力・ラッシュ力・カバー力のバーサタリティ、OLにも負けないサイズ、ギャップに突っ込む能力と勢い良し、狭いエリアでもフィニッシュできル、EDGEのポジションにもセットできる、元々SでTEのカバーも高いレベルでこなせる、ミスが少ない、3-coneはLBで唯一6秒台

- スピードとクイックネスが足りない、ラッシュはできるがテクニックは平凡、シュアなタックラーだがタックル力が強くない、

プレイヤー比較: Anthony Barr

76. Myjai Sanders EDGE Cincinnati (6-5, 228lbs) 3-100

Cincinnatiのディフェンスの要もシーズンはわずか2.5サック。とはいえFBS 5位タイの48QBハリーを誘っているので問題はなさそう。コンバインでは登録より30lbs近く軽い228lbsで現れたが、病気をしていたとのこと。Pro Dayでは249lbsに戻っていた。その中で見せた40-yard 4.67は優秀。パスラッシャーとしてはハンドテクがうまく、切れ味も割とある。サック量産も夢ではいかも。

+ 一歩目から速くて強い、腕の使い方がうまい、腕で先手を取れる、ラッシュにスピードとキレがある、RBについていく身体能力あり

- パワーで押し込むのは厳しそう、オフサイド癖があるよう、不完全な状態でコンバインに現れた事実、OLのパンチによろめくこともしばしば

プレイヤー比較: Danielle Hunter

77. Troy Andersen LB Montana State (6-4, 243lbs) 2-58

FCSのMontana Stateのお化けLB。Montana Stateから最後にドラフトされたのは2011年なのでずいぶん久しぶり。大学ではRB / LBからはじめ、その後QBに転向して、そしてLBに落ち着いたとの話。つまり身体能力とセンスが異常ということである。コンバインではLBトップの40-yard 4.42。身体能力と反応でプレーをしている感じはあるが、まだまだ技術的に伸びそうで天井も見えていない。2巡で指名されても驚かない。

+ 真のバーサタリティ、サイズ、身体能力全般、プレーへの反応が速い、身体能力でチェイスとタックルができている

- ブロックの処理が下手、プレーの読みが全然、パスカバーに下がるときにどっちかの方向を向いている

プレイヤー比較: Taysom Hil (二刀流三刀流として)

78. Jalen Tolbert WR South Alabama (6-1, 194lbs) 3-88

AlabamaはAlabamaでもSouth Alabamaのエース。昨年は12試合で1,474yds 8TDと大活躍。コンバインを経て、6-3登録の身長が6-1に縮んでしまったが、細身ながらもボディコントロールが良く、ディープもバンバン狙えるタイプのWR。

+ ディープボールを捕りまくっている、落下点把握が良い、レッドゾーンで高さでも勝負できる、シニアボウルで高パフォーマンス、ボールに対して身体の位置の置き方がうまい

- 対戦相手のレベルが低い、スピードがディープ推しの選手にしてはそこそこ(40-yard 4.49)、試合中のルートラン能力が高くない

プレイヤー比較: Marvin Jones

79. Charlie Kolar TE Iowa State (6-6, 252lbs) 4-128

とりあえず投げておけばなんとかしてくれるTE。3年連続で6TD以上と安定した成績で、21年はキャリアハイの62レシーブ 756yds 6TD。コンバインでは身体能力の測定をしていないがPro Dayでは4.67を記録し、サイズを考えるとルートランの動きや直線スピードが上位クラス。

+ 理想的なサイズと腕の長さ、サイズに対してスピードがある、ルートランのブレイクやフェイクが素早い、手が大きくてドロップが少ない、競り合ったキャッチでも信頼できる

- セパレート力が足りない、RACの脅威が少ない、スピードはあるようだがアスレチック系とは言えないテープ

プレイヤー比較: Kyle Rudolph

80. Brian Asamoah LB Oklahoma (6-0, 226lbs) 3-66

身長はないがサイドラインからサイドラインまで動けるLB。Oklahomaで2年スターターで昨年はチームトップの80トータルタックル 3.5ロスタックル 1サック。チームではILBを担当していたことが多いが、プロではOLBか。コンバインではそこそこのタイムだったが(40-yard 4.56)、フィールド上のスピードは別格である。

+ フィールド上のスピード、身体のバランスの良さ、クロージングスピードが優秀、パシュートコースが優秀、人混みの中をかき分けてタックルできる、マンカバーがうまい

- 身長が低め、ボールスキル、意外とロスタックルが少ない、OLやRBへのヒット力が弱い

プレイヤー比較: Devin Bush

81. Zyon McCollum CB Sam Houston State (6-2, 199lbs) 5-157

超絶身体能力のCB。ドラフトの歴史的に見てもこのサイズでこの身体能力(40-yard 4.33, Vertical 39.50", Broad 11'0", 3-cone 6.48, Shuttle 3.94)は本当にいない。歴史的な身体能力の選手。FCSの選手ではあるが、カレッジでは通算13INTと54PDとのこと。

+ 身体能力、フィルムを見ると常に余裕がある、緩急に合わせて自分もついていける

- 身体能力と嗅覚だけでプレーしている、プレスカバレッジでワンハンドのバンプテクニックを使っている(プロでは見ない気が)、相手WRのレベルが低い、バックペダルやブレイクなどのファンダメンタル系は下手

82. Calvin Austin III WR Memphis (5-8, 170lbs) 4-138

アンダーサイズだけど超絶速いWR。直近2シーズンでパス1,000yds以上を獲得。大学では陸上部に所属していた時期もあるくらいのアスリートで、100mのパーソナルベストは10.54とのこと。コンバインの40-yardは4.32で全体5位、3-coneは6.65で全体4位、Broad Jumpでは11'3"で全体2位と超絶的な身体能力を見せた。

+ NFLでもトップクラスのスピード、一歩目二歩目が超速い、キャッチ力も良い、クイックネスはトップクラス、スロットとしてどんなルートにも出られる、パントリターナーとしても活躍

- 平均以下のサイズ、プレスカバレッジで一歩目で抜けないとルートに出れないことも、大外では使えなさそう

プレイヤー比較: T.Y. Hilton

83. Darian Kinnard G Kentucky (6-5, 322lbs) 5-145

パワフルでサイズがあるOTも、ほとんどのスカウトはIOLとして見ているよう。OTとしては主にRTを担当し、なかなか良かった20年から弱点を曝け出しまくった21年と、評価は落ちている。ランブロックは常にパワフルだが、パスプロがとにかく不安定。しかし、アームの長さは一級品の35"なので先に仕掛けれれば意外と持ち堪える。彼の場合はアスレチックタイプとは正反対であるため、IOLに置いた方が良いのだろう。

+ 巨大な身体、アームの長さ、下半身が強い、ランではレーンにいるディフェンスを一掃できる、人柄が良いそう、パスプロは先に攻撃できればなかなか

- 身体能力がない、かなりデブ寄りの身体、パスプロのキックスライドの安定感なし、シニアボウルでJermaine Johnson相手に青天食らっている

プレイヤー比較: Cody Ford

84. Kerby Joseph S Illinois (6-1, 203lbs) 3-97

ビッグプレーメーカーのFS。そこそこの数のNFL選手は輩出しているが全然目立たないでお馴染みのIllinois Fighting Illini。その中でチームトップの5INTで突然覚醒したのが彼。守備範囲の広さとプレーへの反応が良く、マンカバーでもゾーンカバーでも対応できるボールホーク系Sになった。ランディフェンスも上がりが速くなかなか優秀である。

+ 守備範囲が広くボールへの反応が優秀、キャッチ力とキャッチの独創性がある、アームが長く(33")ボールに届く、キャッチポイントを狙える、リカバリーができる

- マンカバーで技術的に未熟な部分も、スピードは平凡、1年のみのはiPadフォーマンス

プレイヤー比較: Marcus Williams

85. Brian Robinson Jr. RB Alabama (6-2, 225lbs) 3-98

パワフルで止まらないRB。すごいチームメイトがいる中、耐えて耐えて、5年目でスターターを奪取して1,343yds 14TD。サイズがありパワフルなランを常に見せてくれるが、スピードも40-yard 4.53と水準並み。なかなか倒れない姿はNajee Harrisっぽく、NFLでもやれそうな雰囲気がある。

+ サイズがある(Najee級)、腕タックルでは止まらないパワー、タックルを受けても倒れずにフィニッシュできる、捕まっても足をかき続けてさらにゲインができる、パスキャッチ能力がある

- 加速力がない、身体能力や切れ味が並、独走が少ない

プレイヤー比較: Todd Gurley

86. James Cook RB Georgia (5-11, 199lbs) 2-63

兄はMINのDalvin Cookだが、全く異なるプレースタイルのRB。キャリアの4年間で毎年そこそこ試合には出ていたが、21年はラン728yds 7TDとパス 284yds 4TDのキャリアハイの成績。ガジェット系のRBで、モーションさせたり、パスコースに出すことで実力を発揮する。

+ レシーブ能力がずば抜けて高い、スピードは水準以上でルートランがうまい(40-yard 4.42)、スロットに置いたりHBに置いたりと使い方が様々、苦手そうなプレーがない、RACが速くてうまい

- HBとしては細身、パワーがない、インサイドのランナーとしてはNFLでは厳しそう

プレイヤー比較: Alvin Kamara

87. Joshua Ezeudu OT North Carolina (6-4, 308lbs) 3-67

NFL公式にはGと書かれているがNFLでもLTでやれそうな安定感。North Carolinaでは試合中にLTとLGでポジションがよく替わっていたが、両方ともそつなくこなす器用な姿を見せていた。LGよりもLTとしての素材は感じる。身体能力は並だが、視野の広さや下半身の強さ、手の使い方などはなかなか良いものを見せ、安定感が抜群。

+ パスプロ全般の安定感、上半身のパワー、視野が広く自分の責任のディフェンスはなかなか漏らさない、クロスなどのムーブメントにも余裕で対応、ミラーリングがうまい

- ホールディングを取られそうな手の回し方が散見される、リードブロッカーとして微妙、2枚目取るようなシーンがない、超速系のラッシャー対応は微妙か

プレイヤー比較: Greg Little

88. Martin Emerson CB Mississippi State (6-2, 201lbs) 3-68

6-2あるフィジカル系CB。20年は11試合で11PDも、21年は12試合で3PDと成績が落ちた。マンカバーもゾーンカバーもうまく、シャットダウンはできていないが、あと一歩のところまでは来ている。ブレイクや方向転換が身体のサイズもあり少し大きいながらも高速。そこに腕の長さがプレーを助けている。

+ 体格の良さ、方向転換スキル(特に一歩目が速い)、ボールのキャッチする手を正確に狙える、CBとしての基本の動きに忠実、腕が長い

- トップスピード(40-yard 4.53)、Jameson Williamsに完全に置いて行かれた、細かい動きは苦手

89. Marcus Jones CB Houston (5-8, 174lbs) 3-85

Troyでキャリアをスタートし、Houstonへ転校。2シーズン目の昨年は自己最多の5INT 13PD。他のCBと比較しても最も小さい部類に入るCBなので、プロではニッケルかというところだが、クイックネスで名を挙げているWRにもしっかりとプレスカバレッジでついていける点は高評価。さらにリターナーとしても活躍できる。

+ クイックネスとアジリティ力はCBでもトップクラス、磁石のようにマンカバーはついていける、大きいWR相手でも勝負可能(Pierceから高めボールでPD奪っている)、タックルをしっかり決める、リターン力がある(キャリア通算: キック 6TD、パント3TD)、外でもニッケルでも両方問題なし

- サイズ、NFLクラスの大きいWRには厳しそう、NFLクラスではDPIを取られそうなシーンもあり

プレイヤー比較: Avonte Maddox

90. Kellen Diesch OT Arizona State (6-7, 301lbs) UDFA

巨大でパスプロ特化型のLT。元々はTexas A&Mでプレーをしていたものの、Arizona Stateに転校。LTとして800スナップ以上に出場して2サックしか許していないらしく、パスプロに能力を振りまくっている選手。身体能力も高く、同期OLの中で2位タイの40-yard 4.89、Shuttleも2位タイ。2巡以降にこれと言ったLT候補がいない今ドラフトでさらに早く指名される可能性も大いにある。

+ パスプロが強い、パスプロで腕を内に入れれる、下半身の粘りが良い、動きに余裕がある

- この身長なのに32 1/4"のアーム、プレイヤーとして積極性があまりない、純粋な力比べだと怪しい

プレイヤー比較: Brady Christensen

91. Neil Farrell DT LSU (6-4, 330lbs) 4-126

巨大でパワフルなNT。LSU全米優勝のときから既に試合に出ていて、昨年で5シーズン目。年々進化を遂げて昨年は12試合で45トータルタックル、9.5ロスタックル、2サック。シニアボウルでは大無双。見るからにデブタイプのDTだが、ショートエリアの爆発力がすごい。真ん中に置いておきたい選手。

+ 横にもでかく存在感抜群、一歩目が相当速くて強い、ボールキャリアーをしっかり探せる、サイズを考えるとクイックネスがすごい、ダブルチームでも押されない、低くヒットできる

- 直線のスピードはゼロ、脂肪が多そう、タックルの範囲は狭い、パスのシチュエーションでは使えない

プレイヤー比較: D.J. Reader

92. Romeo Doubs WR Nevada (6-2, 201lbs) 4-132

Carson Strongと息ぴったりのメインターゲット。昨年は80レシーブ 1,109yds 11TDで2年連続1,000yds超え。ディープボールを捕るのがとにかく上手いが、ルートランも光る。コンバインやPro Dayでは走っていないため40-yardの数字が不明だが、そこそこというところか。

+ 平均以上の体格、ディープが得意、スロットも外もできる、高さを活かしてレッドゾーンのターゲットにもなる、ボールへの反応が良い

- プレスカバレッジのリリースがかなり苦手、トップスピードと加速力が微妙、スピードの緩急がない

プレイヤー比較: Gabriel Davis

93. Wan'Dale Robinson WR Kentucky (5-8, 178lbs) 2-43

爆発力があるスロット。NebraskaからKentuckyに転校した昨年は1,334yds 7TDと大ブレイク。キレキレな動きと加速力でミスタックルを誘発できるガジェット系の選手。なお、登録してある身長から3インチも低くなってしまい相当な鯖読みであることが発覚してしまった。スロットとしての経験は浅いが、プロでの活躍の可能性は感じさせる。

+ 爆発力、モーションからのラン・スクリーン・ミドル・ロングとどんなプレーでも使える、スピードも水準以上、フェイントやスピードの変化のキレがある、RBとしてプレーに入った経験が密集でも活きているよう

- 平均以下の体格、アームの短さ(27 5/8")、ルートが限られている

プレイヤー比較: Rondale Moore

94. Matt Araiza P San Diego State (6-1, 200lbs) 6-180

パントゴッドというニックネームがついているレベルのパンター。昨年は飛ばしに飛ばしまくって、最優秀パンターの賞 Ray Guy Award を受賞した。パンターなのにチームで5番目に優秀なオフェンスの選手と言われることも。何巡指名になるのか注目が集まる。今のところは3巡〜6巡と言われているらしい。

+ パントの飛距離(51.2yds avg)、80yds+をシーズンで2回蹴った、なぜかスピードもある(40-yard 4.68)

- 左利きなのでKのバックアップとしては入りづらいか

プレイヤー比較: めっちゃ蹴れて飛ばせる人

95. Jelani Woods TE Virginia (6-7, 259lbs) 3-73

めちゃめちゃでかいのに40-yardがTE 2位の4.61。元々はOklahoma StateにQBとしてリクルートされ、その後WR / TEに転向した経歴がある。Oklahoma Stateで3年間燻っていたところでVirginiaに転校し昨年は598yds 8TD。

+ TE・スロット・WRと様々なポジションでセットできる、ストライドが大きくスピードがある、高さのミスマッチを作り出せる、TEとしてのブロック能力も水準、ヒットを受けてもバランスが崩れない、キャッチ力がある、ペナルティが少ない(らしい)

- デカすぎてスローに見える、クイックネスがない

プレイヤー比較: Mo Alie-Cox

96. Channing Tindall LB Georgia (6-2, 230lbs) 3-102

あまりにも速いLB。昨年のGeorgiaディフェンスの中でも速さが際立っていた。成績は15試合で67トータルタックル、7.5ロスタックル、5.5サックで全米優勝に貢献。アウトサイドへのプレーの反応やQBへのプレッシャーがとにかく速い。身体能力に頼りがちだが、技術をつけることができれば、手がつけられなくなる可能性も。

+ スピード(40-yard 4.47)、フィールド上でも相当速い、ショートエリアのクイックネスが相当速い、クロージングスピードが優秀、アジリティ力、プレーの迫力がある

- 身体能力と直感に頼りがち、インサイドのプレーの反応が微妙、OLのブロックへの対応力が疑問、パスへの反応は良いがキャリアでPD0

プレイヤー比較: Kamu Grugier-Hill

97. Tyler Smith OT Tulsa (6-5, 324lbs) 1-24

とにかく凶暴なOT。ホールディングを気にせずに相手選手をいじめているよう。昨年の終盤から突然名前が出てくるようになった選手で、NFLのスターターLTとして十分な体格と身体能力、そして闘争心を持っている。

+ 理想的な体格、アームの長さ(34")、スピード(40-yard 5.02)、上半身のパワー、グリップ力、パンチの強さ

- とにかくホールディング、次にアンネセサリーラフネス、外まくりはホールディング気味に対処する、ランブロックでターゲットに当たらない

プレイヤー比較: La'el Collins

98. Thayer Munford G Ohio State (6-6, 328lbs) 7-238

カレッジではずっとOTだったのに突然LGに転向。LTとしてもOwehなどはしっかり抑える実力はあったが、いかんせん動きが遅い。コンバインでも40-yardは5.39とOLほぼ最下位。LGに転向しても特に問題点はなくしっかりプレーはできている。ちなみにHutchinson相手に派手な青天を喰らったのは彼です(途中でLTに入れられていた)。

+ サイズ、35 1/8"のアーム、パワー、掴んだらなかなか離さないグリップ力、パワフルなランブロック、下半身の踏ん張りが強い

- バランス力、アジリティとスピード、割とホールディングをする、姿勢が高い

プレイヤー比較: Braden Smith

99. Kingsley Enagbare EDGE South Carolina (6-4, 258lbs) 5-179

爆発力は足りないがパワーと身体の長さが注目のEDGE。トップEDGEとして臨んだ昨年も12試合で4.5サックとそこそこの成績。コンバインの成績も凡だったが、ここぞのラッシュはかなりの迫力。35インチ近い腕の長さでOT相手に有利なポジションを作ってパスラッシュもランディフェンスもできる。

+ 身体と腕の長さ、手の使い方がうまい、3ポイントでも2ポイントでもディフェンスができる、身体のサイズと長さを使った押し込みができる

- サックを量産するラッシュ力がない、バランス力が微妙、スナップの反応は平凡、見た目が少し細め、Senior Bowlで弱かった

プレイヤー比較: Darrell Taylor

100位-199位

100. Sam Williams EDGE Ole Miss (6-4, 261lbs) 2-56

Ole Missに現れたサックアーティスト。SEC最強地区に所属しながら13試合で12.5サックとものすごい成績。そしてコンバインでは40-yard 4.46とEDGEで2位のスピードも見せた。と、ここまで聞くと1巡級なのだが、あまりにもテクニックがなさすぎる。身体能力と野生の勘だけでサックを奪っているが、身体能力を考えてこの順位。身体能力が微妙なら5-6巡レベル。プロでテクニックを教われば。

+ サイズとスピード、成績を残している事実、インサイドへのラッシュはうまいかも、LB上がりなのもありカバーやボールスキルは問題なさそう

- パスラッシュのテクニックがない、ラン守備が全体的に弱い、スピードはあるが大外ラッシュものろめ、sexual battery chargeで逮捕歴あり

プレイヤー比較: Frank Clark

101. Damone Clark LB LSU (6-3, 239lbs) 5-176

LSU産のLB。全米2位のトータル135タックル。15.0ロスタックル 5.5サックもかなりの数字。身体の大きさの割に身体能力も高くまさに万能タイプの選手。全てのダウンで置いておけるLB。マンカバー力もあり、ギャップに突っ込む反応もとても良い。なお椎間板ヘルニア手術のためルーキーイヤーの欠場が決まっており、これがどう順位に響くか。元気なら2日目の選手。

102. Adam Anderson EDGE Georgia (6-4, 237lbs) FA

Georgiaディフェンスで最も評価が高かった男。21年は7試合で5.5サック。圧倒的なスピードと、爆発力、内からも外からもプレッシャーをかけられるテクニックと、ドラ1間違いなしだったが、シーズン途中にレイプ疑惑で逮捕。先日プライベートワークアウトを開き、40-yardを4.5で走ったとのこと。100人以上のNFL関係者が押し寄せたらしい。まだ裁判が進んでいないとのことで、今後については不明。とはいえ、3巡後半くらいなら博打で指名しても良いとは思われる。モラル的に大丈夫なのかは不明(おそらくダメ)。

103. Cole Strange G Chattanooga (6-5, 307lbs) 1-29

FCSのChattanoogaに現れた逸材。シーズンではFBSのKentuckyと試合をしていたが、1人だけ格が違う安定感。チームではLGのスターターでCの練習もしているよう。サイズがそこそこあるが、40-yard 5.03、ベンチ31回、3-cone 7.44と万能ぷりを見せつけた。軽快な動きでランブロックがうまく、パスプロも1人だけ下がらずに取り切っている姿も。ヒートアップしがちなのがどうか。ちなみにChattanoogaといえばT.O.の母校である。

104. Rasheed Walker OT Penn State (6-6, 313lbs) 7-249

シーズン前はトップOTのひとりだったが、そこそこのパフォーマンスで評価が落ち気味。とはいえ巨大な体格と経験値の高さはNFLでも通用レベルで、身体のバランスも決して悪くない。パスプロでは強いパンチと、強靭な下半身でトップラッシャーも封じる。キックスライドの角度はないのがどう出るか。ランブロックはそこそこだが、フィニッシュした後に腰を振るちょっとそれはどうなんだっていうプレー動画が出回っている。

105. Dameon Pierce RB Florida (5-10, 218lbs) 4-107

スピードは平凡だがそれ以外は万能なRB。昨年はラン 574yds 13TD、パス216yds 3TDと自己最高の成績。フィジカルが強く、強いタックルを食らっても足を掻き続けられる。パスプロはRBの中でも一流でシーズンでプレッシャーを与えていないとの話。しっかりと前に倒れるタイプでもあり、1,000ydsを狙える素材は持っている。

106. Jeremy Ruckert TE Ohio State (6-5, 250lbs) 3-101

成績は凄みはないが、キャリア54レシーブで12TDのレッドゾーンでの勝負強さがある。体格も理想的で、キャッチ力も水準以上。ランブロックとパスプロはトップクラスで、Yの位置から粘り強い動きでディフェンスを封じ込める。Ohio Stateのパスゲームで全然使われてはいないが、WR陣を考えると、仕方ない。そこは心配要素ではなさそう。

107. Jesse Luketa EDGE Penn State (6-3, 253lbs) 7-256

カナダ出身のプロスペクト。シーズンは12試合で8.5ロスタックル、0.5サックだが、シニアボウルでRaimannを一瞬でかわしたり、Faaleleを青天させるなど大活躍で注目を集めた。元々はILBだが、EDGEになった姿はParsonsを彷彿とさせる。ショートエリアのクイックネスと爆発力があり、どう成長するか楽しみ。ちなみにカナダ出身で、CFLのトッププロスペクトにもなっている。

108. Max Mitchell OT Louisiana (6-6, 310lbs) 4-111

LouisianaでもLSUじゃない方のLouisiana。実は近年はオフェンスが充実しており、Robert HuntやElijah Mitchellが指名されている。キャリアではLTとRTの両方に経験があるが、昨年はRTで安定。アスレチックタイプではなく、走らせるとドスドスはしているものの、パスプロはステップ・バランスともに安定していて、ほとんど抜かせない。ランブロックでもパワフルで押し込み力も強い。才能が買われていれば2巡指名もあるかもしれないが、それでも納得はできる選手。

109. Cam Taylor-Britt CB Nebraska (5-11, 196lbs) 2-60

今年のドラフトクラスのCBではあまり目立ってはいないが、身体能力はピカイチ。21年は12試合で11PDと過去最高の成績。コンバインでは40-yardで4.38の好タイムを記録し、ガントレットではボールスキルを見せつけた。マンカバーもスムーズで、競り合ったときに相手より上に手が届く跳躍力もある。ヒットも強いが、パスカバー技術をさらに向上させればどこかでスターターになれそう。

110. Daniel Faalele OT Minnesota (6-8, 384lbs) 4-110

巨大なJordan Mailata系譜のラグビー上がりのオーストラリア人OT。Mailataとは異なり名門IMGアカデミーでアメフトをはじめたのでキャリアはそこそこある。コンバインでは384lbs(174kg)を記録。こんなにでかい選手はそうそう現れない。MinnesotaではRTをプレーしていた。サイズの割にアスレチック能力が高いが、パワーはそこまで。しかしアームの長さと手のデカさで技術をつければ成長する姿も見える。

111. Cole Turner TE Nevada (6-6, 246lbs) 5-149

元々はWR登録だったようだが、TE登録になった3年目でブレイク。今季は10TDを記録。Carson Strongと息ぴったりで、高さで勝負できるTE。WR時代の経験を活かして大外でもセットできるし、G前ではカバーのミスマッチを作り、高めに投げるだけでTDも取ってくれる。スピードもそこそこある。

112. Sean Rhyan OT UCLA (6-5, 321lbs) 3-92

躍進を遂げたUCLAのLTだが、プロではOTまたはIOLとして見られている。過去2年で1サックしか許していない。アームは短め(32 3/8")で、身体能力も並だが、VerticalはOL1位。高校時代はラグビーと砲丸投げもプレーしていたとのこと。プレーに圧倒感はないが、しっかり安定しており、Thibodeauxなどのパスラッシャーとも互角。

113. Zach Tom OT Wake Forest (6-4, 304lbs) 4-140

CからLTに転向したという事実だけでも素材の高さを窺える。動きが軽やかなプロスペクトで、LTとしてはJermaine Johnsonを抑えるレベルにある。自分からアタックせずに待ち構えるタイプだが、しっかりとパンチを打てていてカレッジレベルでは通用している。Wake Forestの特殊オプション攻撃でやっている経験がどう出るか(プレーのアサインメントやタイミングがかなり特殊)だが、まずはバックアップとして有能。

114. John Ridgeway DT Arkansas (6-5, 321lbs) 5-178

Illinois Stateからの転校でArkansasへ入学。11試合で39トータルタックル 4ロスタックル 2サックとあまりピントこない数字だが、NTとしてはなかなか優秀。パワーがありブルラッシュでCを押し込む姿がしばしば。ダブルチームも割れる。ゾーンプレーだと一瞬の重さとパワーで彼の場所だけ凹む。クイックネスはほとんどないが、真ん中に置いておくランディフェンス要因としては相当なレベル。

115. Nick Cross S Maryland (6-0, 212lbs) 3-96

コンバインでセーフティトップの40-yard 4.34を記録。フィールドでもスピードを活かした守備範囲で、ワンハイのセーフティも務まる。12試合で3INT 2PDだが、パスコースへの反応はすでに速く、もう一歩速くできればプロでも通用の道筋か。なおタックルは大して強くないが、しっかり足に捕まって離さないタイプ。

116. Isaiah Thomas EDGE Oklahoma (6-5, 266lbs) 7-223

OklahomaのエースパスラッシャーはBonittoということにはなっているが、よく見るとパワフルでコンスタントにプレッシャーをかけている印象なのは彼。昨年はBonittoと並ぶ7サック。スピードはそこそこだがEDGEからの押し込み能力と、内にも外にも行けるハンドテクと方向転換能力が魅力。DTの位置にセットしても務まるサイズ感も。

117. Isaiah Weston WR Northern Iowa (6-4, 214lbs) UDFA

UNIはPenningだけではない。21年は37レシーブ 883yds 5TD。恵まれた体格で40-yard 4.42 Vertical 40" Broad 11'3"と超絶身体能力を持っている。FCSのため相手CBのレベルはそこまで高くないとはいえ、スピードだけでセパレートができてしまえる選手は数少ない。プレス時のリリースも速めなのも良い。反面ルートラン能力は改善する必要あったり、スピードの緩急がもっと欲しい。

118. JT Woods S Baylor (6-2, 195lbs) 3-79

かなり素早いSでボールホーク系。昨年はキャリアハイの5INT。ボールがたまたま良いところに飛んでくるというのもあるが、しっかりモノにできるのはさすが。スピードも速く(40-yard 4.36)、タックルの上がりも速い。しかし肝心のタックル力はまだまだで、RBとのオープンフィールドの1 vs 1だと少し心配か。また、ボールホーク系だが、純粋なキャッチ力はかなり怪しい。

119. Nik Bonitto EDGE Oklahoma (6-3, 248lbs) 2-64

Oklahomaのエースパスラッシャー。21年はチームトップタイの7サック。PFFのパスラッシュランキングではいつも名前が出る選手。サイズはそこそこあるが、フィールドではかなり小さめに見える。パワーが全然なく、パンチを打たれると厳しいので、スピードで押し切れるかが勝負。RBのカバーもできる身体能力がある。

120. Justyn Ross WR Clemson (6-4, 205lbs) FA

本当はドラ1で指名されるはずだった。True Freshmanの全米優勝決定戦で6レシーブ 153yds 1TDと大無双。6-4の身体で相手DBを子供のように扱っていた。ところが2020年シーズン前に首の手術を受け全休。復帰すら危ぶまれた状況だったが21年に復帰し、514yds 3TD。チームの不調もあったりしたが、パフォーマンスもそこそこだった。怪我歴などで本当に指名されるのかも正直分からないが、現在の実力はこの辺か。

121. Rachaad White RB Arizona State (6-0, 214lbs) 3-91

登録は6-2で実際は6-0だが、フィールド上のサイズ感は6-2という雰囲気で、手足が長そうなRB。このサイズ感でスピード感があり、スピードに乗ったら一発持っていける印象。40-yardは4.48と好タイムで、ホールの見極めとカットも高レベル。キャッチ力もあり、43レシーブ456ydsはRBとしてはかなりの成績。

122. Tariq Woolen CB UTSA (6-4, 205lbs) 5-153

素材特化型のCB。元々WRだったが20シーズンからCBへ転向。このサイズで40-yard 4.26というから驚き。元々WRだったゆえにボールスキルはトップクラスだが、それ以外のCBの動きが並の選手以下。アームの長さと身体能力だけでプレーしている。育てる前提で指名すれば面白くなりそう。このサイズでこのスピードの選手は10年に1人級の逸材だし。

123. Cam Jurgens C Nebraska (6-3, 303lbs) 2-51

高校時代はNebraska州でトップ評価の選手で、TEとして大学に入学。その後Cに転向して2年目からスターターを奪取。TE上がりのスピードが魅力で、ゾーンプレーで活躍できる。ブロックの際は執拗にブロックをしてフィニッシュまでできる。サイズが少し小さく、Gでは使え無さそうなのが順位にどう響くか。

124. Cade Otton TE Washington (6-5, 247lbs) 4-106

昨年は8試合で250yds 1TDとパッとしない成績だが、チームが違っていれば成績も伸ばせていただろう。スピードはないが、逆にスピード以外は大体持っている選手。球際に強く、指先でキャッチできるのも評価高い。ブロックも積極的で、パワーはあまりなさそうだが、技術を高めればプロでも通用しそう。

125. Luke Fortner C Kentucky (6-4, 307lbs) 3-65

2016年にRedshirtとキャリアが豊富で21年にGからCに転向した。コンバインで走らせてみたら40-yardは5.21とむしろCでも遅めの数字だったが、フィールド上での動きはなかなか。ランブロックは素早くパワーと判断力があり、スクリーンやリードブロッカーとしてはなかなかのスピード。トップ級のDTと戦うとパワーに負けるが、しっかりと相手のムーブにも対応できる。

126. Bryan Cook S Cincinnati (6-1, 206lbs) 2-62

トップレベルでのフル出場は昨年のみも、96トータルタックル 2INT 9PDはSとしては相当優秀。元々はHowardでプレーをしていたらしい。タックルがうまくハードヒッターなS。ワンハイもできる。スピードが微妙でカバー能力も不安定だがラン守備では役に立つのは間違いない。

127. Luke Goedeke OT Central Michigan (6-5, 312lbs) 2-57

Central MichiganのプロスペクトはRaimannだけではない。Div ⅢのUniversity of Wisconsin-Stevens Pointというマジで聞いたことのない大学からの転校(Ryan Ramczykが在籍していたことがあるらしい)。アームの短さは懸念材料だが、ランブロックが強く、ディフェンスを捕まえたら強靭な握力で離さないのが特徴。プロではGか。パスプロもRaimannと比較してもそこまで悪くない。

128. Brandon Smith LB Penn State (6-3, 250lbs) 4-120

体格と身体能力抜群のLB。なのだが、身体能力に頼りすぎており、ホールの見極めや、RBのパシュート、OLの対処などは相当レベルが低い。しかし、この体格で40-yard 4.52は滅多にいないし、しっかりパスカバーができるのは高評価。テープを見るたびにダメなプレーが目に付くが、ここらへんの順位で取れれば美味しいのかも。

129. Bo Melton WR Rutgers (5-11, 189lbs) 7-229

Rutgersにいなければもっと成績を伸ばしていただろう選手。昨年は10試合で618yds 3TD。サイズはちょっとだけ小さめだが、フィールドでは感じさせない。スピードは一流で(40-yard 4.34)、リリースやブレイク能力も高い。様々なパスコースでセパレートができる選手。下位の穴候補。

130. Tyler Allgeier RB BYU (5-11, 224lbs) 5-151

Zach Wilsonがいた昨年からさらに成長でカレッジ4位タイの1,601ydsとトップの23TDを記録。トップスピードはそこそこだが、自分のタイミングでホールに入るのがとても巧い。独自のリズムを持っている。バランスも良くヒットを食らった後も走り続けられるし、前に倒れる意識も強そう。

131. Daniel Bellinger TE San Diego State (6-5, 253lbs) 4-112

実は万能TE。パスプロ、ランブロック、ルートランの身体の使い方、キャッチ力、スピードと揃っている。どれかが特に傑出しているわけではないが、どれもしっかりしている。身体つきもしっかりしているし、行くチームによってはエース級の選手になっても。

132. Otito Ogbonnia DT UCLA (6-4, 324lbs) 5-160

UCLAのDTといえば昨年はOsa Odighizuwaがいたが、今年はOtito Ogbonniaの時代。名前が難しい。21年にブレイクし、11試合で5ロスタックル 2サック。砲丸投げのパンアメリカンのU20の王者だが、砲丸投げで鍛えた押し込む力でOLをブルラッシュ。シニアボウルの練習でパワーの違いを見せていた。一歩目二歩目も速く、ギャップも割れる。とはいえパスラッシュ能力は低く、高めに当たって先に攻撃され取られっぱなしということも。

133. Malcolm Rodriguez LB Oklahoma State (5-11, 232lbs) 6-188

5-11というサイズが残念だが、テープの動きは秀逸。コンバインの40-yardでもLB4位タイの4.52とスピードを見せた。動きは3-4巡レベルだが、サイズをプロのスカウトがどう見るか。身長はないけど体格はしっかりしており密集でもタックルできるし、足を狩るタックルも得意(身長があったら足を狩らなくても済むのだろうが)。プレー判断も上々。レスリングが鬼強いらしく、大学チームの稽古に行っているらしい。

134. JoJo Domann LB Nebraska (6-1, 221lbs) UDFA

元々はセーフティだったこともあり、パスカバーで頼れるLB。ニッケルのようなポジションでプレーしている姿が多い。2016年からプレーしているので、6年間は大学にいたよう。TEなどのカバーもうまい。少々アンダーサイズ。社会貢献にも熱心でDomann Youth Football Campというのを開催して子供たちに技術を教えているらしい。

135. Micheal Clemons EDGE Texas A&M (6-5, 263lbs) 4-117

レギュラーシーズン最終戦で3.5サックの大活躍。スピードはそんなにないが、パスラッシュの手数が多くパワーも強い。アームも35"近くあり、先に一撃を食らわせられる。足首の柔らかさもありOTの外からのラッシュで急角度に攻めることができる。

136. Alex Wright EDGE UAB (6-5, 271lbs) 3-78

登録は6-7だったが、さすがに6-5で収まった。しかし、271lbsに34"のアームは育てばかなりの逸材。シーズンは12試合で6サック。クイックネスはそこそこだが、一歩目の出足の速さと、その後のパワーと手の使い方、そして圧力でOLを抜いている。テクニックは発展途上。チェイスのスピードを見るとなかなかありそうで(コンバイン・Pro Dayともに未測定)、そういう点を含めて期待できる。

137. Kalon Barnes CB Baylor (6-0, 183lbs) 7-242

コンバインの40-yard 4.23が強すぎる。このスピードは誰にも真似できない天性の才能。高校時代にはAnthony Schwartzに100mで勝利したというからやはりすごい。シーズンでは9試合で5PD。元WRでキャッチ力はある。スピードからくるリカバー能力は非常に高いが、その他のCBとしての能力は発展途上。

138. Kyren Williams RB Notre Dame (5-9. 194lbs) 5-164

Notre DameのエースRBで2年連続で1,000yds到達。サイズは小さい方だが、スピード感あふれるランと、安定感のあるパスレシーブとルートラン、さらにはしっかりヒットできるパスプロと万能感がある選手。なのだが、このプレースタイルでまさかの40ydsが4.65。見た目は4.4台。数字だけ見ると評価を下げざるを得ないが、穴ピックになる可能性も十分ある。

139. Danny Gray WR SMU (6-0, 186lbs) 3-105

スピードでDBを置き去る快速系。40-yardは今年のWR4位の4.33。スピードに乗ったら誰も止められない爆発力のあるRACを見せる。DBと競り合いになりターンボールや手前のボールが来てもしっかり対応できる。しかしキャッチレンジが少し狭め。スピードの緩急の付け方やルートの技術はまだまだ。

140. DeAngelo Malone EDGE Western Kentucky (6-3, 243lbs) 3-82

3年連続で鬼みたいな成績を残しているEDGE。トータルタックルもロスタックルも多く、サック数は3年で25。Pro Dayでは40-yardを4.55で走り、3-coneも6秒台。空気の試合は本当に空気だが、純粋なラッシュはなかなかの強さでハンドテクが良い。さらにQBを追いかけるスピードも一流。全く活躍できないか、割と活躍するかの二択か。

141. Josh Jobe CB Alabama (6-0, 182lbs) UDFA

Alabamaで2年間スターターCB。基本的な技術はしっかりしているが、先輩CBと比較するとだいぶ物足りない。フィジカルが強く、身体のバランスもコントールできており、マンカバーでもWRに押し負けないのは好印象。コンバインでタイムを計測していないので、スピードは不明だが、4.55-4.60くらいには見える。ただ1年間足を怪我していたようで、回復すればもう少しスピードも出てくるか。

142. Bubba Bolden S Miami (FL) (6-2, 209lbs) UDFA

体格があるFS。21年は肩の怪我で途中離脱。パスコースへの反応が速く、ゾーンの扱い方もうまい。上がりも悪くない。パシュートにやや難がありタックルも足を狩るタイプでハードヒッターではないが、この体格のFSで40-yard 4.47のスピードは魅力。STとしても活躍。

143. Joshua Williams CB Fayetteville State (6-3, 195lbs) 4-135

Div Ⅱの星。シニアボウルではDoubsをG前で封じるなどの活躍を見せた。コンバインでもなかなかの動き。腰を回転してからの一歩目が速く、実戦でもリカバリーなどに役立ちそう。ブレイクや方向転換力もなかなか。アームが32 7/8"とOL並みの点も評価できる。あとはプロのレベルに対応できるか否か。スピードはそこそこ(4.53)。

144. Amaré Barno EDGE Virginia Tech (6-5, 246lbs) 6-189

コミュカレからの転校でVirginia Techの2年目。昨年は10試合で3.5サックと成績はかなり微妙も、コンバインで40-yardを4.36で走り大注目を受けている。アームも34"と長いが、現状はそれだけ。たまに良いプレッシャーをかけるが、細身でパワーもなく、かと言って大外まくりも凄くはないので、彼を育てられるチームに行けると良い。

145. Akayleb Evans CB Missouri (6-2, 198lbs) 4-118

TulsaからMissouriに転校してきて、キャリアハイの11試合で6PDを記録。プレスカバレッジが非常にうまく、最初のバンプから、ルート読み、そして長い腕を使ってのPBUと、どれもハイレベル。ボールへの反応も非常に良く相手WRを抑えられる。スピードもありリカバリー能力も十分。なおスペ体質らしいのがどう響くか。

146. Cordale Flott CB LSU (6-1, 175lbs) 3-81

StingleyとEli Ricksがいるチームで昨年は主にニッケルを担当していた。サイズは細身で成績も11試合で3PDと目立たないがフィールドの動き、そしてコンバインの動きはなかなかのもの。外のCBもできる。クイックネスがあり、マンカバーも対応できるし、視野の広さでゾーンカバーも安定。プロデイでは4.40を出したということで、彼が活躍するようならLSUは真のDBUに近づく。

147. Alec Lindstrom C Boston College (6-3, 296lbs) UDFA

兄はATLのChris Lindstrom。Cとしては軽めだが、下半身がめちゃ強くDTとの1vs1のパスプロでも全然押されない。とは言ってもNFLレベルだとどうか。身体能力も平均以上で、動きも速い。スターターとしての経験も豊富で、オフェンスの要になれる選手。ちなみに左利き。ポジションバリューとサイズ、そしてGとして使えなさそうなのを考えるとドラ外で指名される可能性も。

148. Jalyn Armour-Davis CB Alabama (6-1, 197lbs) 4-119

3年目にしてスターターを確保して、11試合で3INT 4PD。大学入学時はPS2と同期で4-star評価。プレスカバレッジがうまく、リリースの瞬間に左右に振られてもバランスを崩さない。ミラーリングが上手い。追いかける展開になったときのての使い方は改善の余地あり。スターターになって1年と経験は浅いが、発展途上の選手としてはなかなかの動きを見せる。

149. Ed Ingram G LSU (6-3, 307lbs) 2-59

LSUでTrue FreshmanからRGで先発していたという経験者。2018年は性的暴行で出場停止になっていたが、訴えが取り下げられたようで19年に復帰。20年に先発復帰し、21年はLGでスターター。フィールドでは存在感抜群でアスレチック系には見えないが意外とプルが速く、パワーもありレーンをこじ開けれる。パスプロも長い手脚の相手でなければ高水準。17、19、21年と異なるオフェンスを経験しているのも良い。

150. Alontae Taylor CB Tennessee (6-0, 199lbs) 2-49

4年間試合には出続けて、昨年は12試合で60トータルタックル 2INT 6PD。プレスでもゾーンでも水準以上の動きで、フィジカルが強めで、タックルもかなり積極的。結構大きいミスはやらかすが、まだ伸び代もありそうで、40-yard 4.36で32 1/4"のアームを考えると、2日目で指名されても驚かない。

151.  Erik Ezukanma WR Texas Tech (6-2, 209lbs) 4-125

Texas Techで3年に渡りしっかり活躍。昨年は705yds 4TD。サイズがあって、CBのプレスに負けないWR。ディープも走れて50/50ボールにも強い。ルートランもしっかりお尻を沈めて曲がれてバランスが良さそう。トップスピードが疑問だがPro Dayでは4.55で走ったという噂。

152. Marquis Hayes G Oklahoma (6-5, 318lbs) 7-257

壁みたいなLG。アスレチック能力はないものの、ステップの細かさなどは優秀。上体はかなり高いしての使い方もあまり上手くないが、ランブロックでもホールを空けてフィニッシュまでできる。パスプロも凄みはないが、しっかり抑え込めるし、視野が広く他のOLのヘルプにも積極的。

153. Jayden Peevy DT Texas A&M (6-5, 308lbs) UDFA

5年間試合に出場しており、毎年1個ずつくらいはサックを重ねている選手。Texas A&Mでは主にNTを担当しており、ランゲームにとても強い。ショートヤードでも真ん中に置けば安心できる選手。ギャップを割れるし、速いハンドテクも使えるが、スピードがそこまでない割に体重はそこそこ。

154. Isiah Pacheco RB Rutgers (5-10, 216lbs) 7-251

チームが弱い中、4年連続でそこそこの成績を残しているが、強いオフェンスでやらせたら凄そうな雰囲気があるRB。本気を出したときのスピードは超一級品で(40-yard 4.37)、カットの速さもトップクラス。体格はそこそこではあるが、タックルを破れる強さもある。素材を活かせるチームに入れれば1枚目として活躍も。

155. Josh Paschal EDGE Kentucky (6-3, 268lbs) 2-46

21年に覚醒。52トータルタックル 15ロスタックル 5サックの成績。どっしりした体格でOLを外してランに絡むのが得意。DTの位置にもよくセットしていて、そちらの方がプレッシャーをかけられているが、プロのレベルではどうか。キレを増すか、体重を増やしてDT、もしくは3-4のEDGEになるかを選択したい。

156. Braxton Jones OT Southern Utah State (6-5, 310lbs) 5-168

FCSのSouthern Utah Stateの経験豊富なLT。チームは2年で2-15と激弱だが、APのFCS First Team All-Americaに選ばれた実力は本物。35 3/8"のアームと、下半身の強さ、ドライブ力でランブロックで活躍し、パスプロも視野の広さと身体の安定感と先制パンチで高水準。スピードラッシュ系に弱いのが難点か。本人は3巡指名(チーム歴代最高順位)を目指しているよう。

157. Dammari Mathis CB Pittsburgh (5-11, 196lbs) 4-115

Pro Dayで脅威のVertical 43.50"。Broadは11'1"。コンバインでは40-yardは4.39とまさにフリーク。昨年は12試合で2INT 5PDも、試合では身体能力を発揮できずにWake ForestのAT Perryにはめちゃめちゃボコされる始末。素材は完璧なので、あとは成長待ち。

158. Cordell Volson OT North Dakota State (6-7, 313lbs) 4-136

GもTもできる巨大な選手。21年はRTだったが、練習の様子を見るとIOLとしての指名が濃厚か。FCSの最強チームで大学記録の65試合出場。押し込み力がある選手で、ランブロックが強く、笛が鳴るまでしっかりプレーするタイプ。言い換えれば意地悪な選手。パスプロは改善点が多いがRTでスターターだった経験はIOLでも生きそう。バーサティリティさを考えても良い素材。

159. Kyle Philips WR UCLA (5-11, 189lbs) 5-163

ドラフトで指名しても失敗する絵があまり思い浮かばない小柄のスロット専門選手。11試合で739yds 10TDの勝負強さ。リリースが速くて巧く一瞬でセパレートできる。その上にキレキレのルートランを持っている。キャッチ力も水準以上で、まさしく次のHunter Renfrow。

160. Tycen Anderson S Toledo (6-2, 209lbs) 5-166

Sと言ってもニッケルのような選手。シーズン中はRBなどのマンカバーでは余裕を見せてつけていたが、シニアボウルの練習では世代トップクラスのTEのホールディング気味についているのが心配。この体格のSで40-yard 4.34、3-cone 6.64という数字を出せているので身体能力に見合った技術さえ備えれば。

161. Spencer Burford OT UTSA (6-4, 304lbs) 4-134

RG、LG、RT、LTとポジションが変わってはいるが、試合ではいまいち実力が発揮できなかった22年。ランブロックはプルが速くて迫力があり良い感じだが、パスプロに課題を抱えている。ミラーリングやキックスライドは非常にスムーズなのだが、手の使い方とバランス力が全然足りない。そこを直せばスターターでも。

162. Zachary Carter EDGE Florida (6-4, 282lbs) 3-95

3-4のDE特化型のEDGE。スピードは全然ないが、腕のパワーの力でOTをコントロールして、プレッシャー・ランナーへのタックルができる。先手を取られたら相当アンカー能力があるOTでも苦労しそう。身体の長さもディフェンスに役立っている様子。可能性としては3テクDTでもプレーできるかも。

163. Ja'Tyre Carter G Southern (6-3, 311lbs) 7-226

最後にドラフトされたのは2000年というSouthern Universityが生み出したLT。NFLではIOLとして見られているが、LTにいてもランブロックの強さがわかるくらいしっかりしている。捕まえたら離さないグリップ力と、上半身の強さはガード向き。サイズもあり、パスプロの際のパンチの強さ、打つ場所もセンスある。シニアボウルでも有名校の選手と良い勝負をしていた。

164. Pierre Strong Jr. RB South Dakota State (5-11, 207lbs) 4-127

FCSトップの1,673yds 18TDを走り無双。コンバインでは40-yardでRBトップタイの4.37を記録した。4年間しっかり使われていてRBとしての経験は十分。体格は普通サイズも身体全体のバランスが良く、ヒットを受けても進み続ける。パスゲームではチェックダウンの脅威となり、パスプロも積極的。カットやDBをかわすような動きはそこまで。

165. Jake Ferguson TE Wisconsin (6-5, 250lbs) 4-129

QBに恵まれずに成績は毎年400ydsくらいとパッとしないが、しっかりキャッチをしてくれる安定したTE。スピードの遅さが気になるが(4.81)、キャッチへの集中力が並外れていて、ディフェンスが真横にいてもしっかり落とさずにキャッチできる。同じようなパスコースを何回でも安定して捕れるのは評価高い。

166. Velus Jones WR Tennessee (6-0, 204lbs) 3-71

世にも珍しい6年分の成績が残っている選手。キャリアはUSCではじめ、Sophomore次には大学時代のDarnoldからパスを受けていた。キックリターンも任される快速で21年に遂にWRとしてもブレイク。807yds 7TDを記録。40-yardは4.31だが、ルートランやブレイク能力はだいぶ怪しい。直線で走らせれば強い。手は大きめ。

167. Bailey Zappe QB Western Kentucky (6-1, 215lbs) 4-137

14試合でパス5,967yds 62TD 11INTというあり得ない成績。パスヤードとパスTDはFBS新記録である。あのJoe Burrowをも超えた。Western Kentuckyでは昨年一瞬ブレイクしたMike White以来の逸材である。ということで投げる点に関しては問題なさそうだがカレッジまでか。肩の弱さと球速はプロでは厳しくなる予感も。とはいえ、これだけ投げられるんだからなんとかなるはずと思うのが普通である。

168. Chris Paul OT Tulsa (6-4, 323lbs) 7-230

「Tulsaの」とつけないと100% NBA選手が出てきてしまう名前。GもTも両方できる選手で、使い勝手はかなり良い。パスプロのときの初手のパンチが有効的に使えていて、RTとしてのパスプロはなかなか安定している。DLとの力比べになるシーンでもしっかり足を掻いて押し込み勝ちするシーンが目立つ。反面内側のラッシュに少し弱いか。

169. Sterling Weatherford S Miami (OH) (6-4, 224lbs) UDFA

巨大ながら40-yardを4.57で走るアスレチック系S。上がりが速く、RBへのタックルに躊躇がない。反面、パスカバーは平凡で、クイックネスのあるルートにめっちゃ弱い。もしかしたらLBにコンバートをさせても良いかもな人材。19年の成績がベスト。

170. Eyioma Uwazurike DT Iowa State (6-6, 320lbs) 4-116

Iowa Stateの特殊3-3-5ディフェンスのDEとして使われていたが、どう考えても3テクDTが最適解の選手。それでもこの体格で昨年は9サックを稼いだ。EDGEとして使わられるだけあってハンドテクやクイックネスはなかなか。パワーもあり、アームの長さ(35 1/8")で相手選手を押し込めるのも強み。穴選手だが、DTのテクニックの身につけ方次第でもある。

171. Charleston Rambo WR Miami (FL) (6-1, 177lbs) UDFA

元々はOklahomaでJalen Hurtsのターゲットとして活躍していたが、4年目にMiamiに転校。エースWRとして1,172yds 7TDを記録した。そこそこのスピード(4.57)と体格、バランス、経験、ルートランの技術の高さが備わっていて、WRとしてバランスの良いプロスペクト。ドロップ癖はあるが、その分難しいキャッチも決めれる。

172. Chigoziem Okonkwo TE Maryland (6-2, 238lbs) 4-143

今年のコンバイン組のTEでダントツトップの40-yard 4.53。身長はTEとしてはかなり低いが、スロットもスクリメージラインにセットするTEもしっかりできる。ルートランのスピードとキレはあるが、高さで勝負できないのはTEとしては微妙。ブロックやパスプロは頑張っている風はあるが、NFLクラス相手だとどうか。

173. Vederian Lowe OT Illinois (6-5, 314lbs) 6-184

4年間IllinoisのLTを守り続けてきた男。サイズとアームの長さ(35 3/8")はNFLでも理想的。Shrine Bowlでは格の違いを見せていたが、シーズンではそこそこのパフォーマンス。パスプロは雰囲気は良いが、内側へのカウンターやスピードラッシュ系には弱そう。ランブロックもショートエリアのクイックネスはあるが、全体的には平均レベル。ちなみに2人の子供のパパで、弟の後見人になったという。

174. Jerome Ford RB Cincinnati (5-11, 210lbs) 7-234

Alabamaにリクルートされ、2年間過ごした後にCincinnatiへ転校。プレーオフでは母校相手に15Att 77ydsとまずまずの成績を残した。シーズンは1,319yds 19TDと大活躍。加速力とスピードがあり(4.46)、ビジョンも良く、走るルート選びが上手い。スクリメージヤード付近では華麗なジャンプカットを魅せて、すぐに縦に切り込める。

175. Matthew Butler DT Tennessee (6-4, 295lbs) 5-175

年々成績を上げ昨年は13試合で5.5サック。ベンチプレスは17回とお世辞にも良いとは言えないが、出足の速さと一歩目のヒット力で相手OLを押し込んだりギャップを割れるのが魅力。とはいえ、手数が速い出足しかない印象で、その他の能力については成長途上。小回りを利かせるプレッシャーなどかけられるようになれば。

176. Christopher Allen EDGE Alabama (6-4, 242lbs) UDFA

21年は開幕戦でサックの際に足を骨折しシーズンアウトとなってしまい、真の実力は隠されたままの選手。ILBとしてもOLBとしてもどちらでもできる素材としてAlabamaに進学し、OLBに定着。20年にはキャリアハイの6サック。パスラッシャーとしてのスピードはそこまでないがフットワークや、腕の長さと強さを活かしたラッシュが得意。

177. Tyquan Thornton WR Baylor (6-2, 181lbs) 2-50

コンバインの40-yardで4.28を記録。背の高さとアームの長さがあるWRだが、かなりの細身で身長の高さはそこまで活かせていない雰囲気。キャッチ力はそこそこあり、RACのスピードはさすが一流。プロではX向きだが、リリースは平均点のようでプロのCB相手にどうなるかはこの時点では読めない。

178. Tyrion Davis-Price RB LSU (6-1, 223lbs) 3-93

Texas A&M戦で287ydsを走りFournetteが持っていた大学記録を抜いた男。パワーバックだが、スピード(4.48)も兼ね備えている珍しいタイプのRB。とはいえ、ランのスタイルはそこまでスピードを感じない。シーズンでランは1,003yds 6RDだが、パスは10レシーブのみとプロでもラン特化型になりそう。

179. Chris Hinton DT Michigan (6-4, 305lbs) UDFA

父は7度のプロボウルタックルのChris Hinton。息子は5-starのDT。シーズンの成績は13試合で32トータルタックル 1サックと全然冴えないが、ドラ1級のDLが2人いるチームであっても存在感はかなりのものだった。とにかく身体の芯が強く、ヒットを食らってもバランスが崩れない。ダブルチームでも押されずに頑張れる。プレッシャーをかけるクイックネスはないがタックル力は速い。

180. Cade Mays OT Tennessee (6-5, 311lbs) 6-199

元々は高校トップ級のOTでGeorgiaに入学。しかし、色々あったようで(親父が大学を訴えたとか)Tennesseeに転校。元はTだが、バーサタイルプレイヤーでOLではどこのポジションもできる。バックアップとしてはかなり貴重な人材。神ドラ1でお馴染みIsaiah Wilson様のベストフレンド。

181. Haskell Garrett DT Ohio State (6-2, 300lbs) UDFA

シーズン前に銃弾が頬を貫通して復活したタフガイ。21年はキャリアハイの5.5サック。チームでは1テクと3テクの両方をプレーしていたが、プロではサイズから3テクか。パワーもスピードもクイックネスもどれも特に秀でているわけではなく安定している。しかし、ランの対応が微妙で、ダブルチームをくらった瞬間に無力になる。

182. Justin Shaffer G Georgia (6-4, 314lbs) 6-190

全米優勝のLG。フィールド上でもなかなかのサイズを見せているが、DTを押し込む純粋なパワーが足りない雰囲気。押し込まなくてもプレーが成り立つことは割とあるのだが、プロではそこのパワーが欲しい。アスレチック能力も低め。パスプロ能力は平均的でパンチの強さと経験で大火傷はしない雰囲気。

183. Dontario Drummond WR Ole Miss (6-1, 215lbs) UDFA

Ole MissのエースWRとして21年は76レシーブ 1,028yds 8TD。体格が良いが、スピードは足りず、ガジェット的な役割で使われたり、アサインメントの力でフリーになってる点は気になる。ルートランはスムーズで、レシーブ力はかなり高め。

184. Kalia Davis DT UCF (6-1, 302lbs) 6-220

2シーズンで5試合にしか出ていない穴選手。シーズンはACL断裂で離脱したが、5試合で4.5ロスタックルはなかなかの成績。スナップ時の爆発力がすごく、一歩目が速く強い。そのままギャップを割れてランプレーを破壊する。6-1という身長はかなりの心配点ではあるが、下位指名で一発狙うのに良い選手。

185. Ryan Van Demark OT Connecticut (6-6, 307lbs) UDFA

今年はTravis Jonesでお馴染みFBSの最弱級チームUConnのLT。少なくとも3年間はLTのスターターのようだが、アスレチック能力を感じさせるプレーが多い。パスプロはキックスライドが速く、パンチも軽やか。視野も広い。ランブロックもスムーズに取れている。チームのオフェンスの崩壊のレベルに合っちゃっている感じもあるが、Pro Dayの成績もなかなか良かったらしく、穴指名になるかもしれない。

186. James Mitchell TE Virginia Tech (6-4, 249lbs) 5-177

21年は膝の怪我で早々にシーズンアウトになってしまった。NFLクラスのTEとしては最低限のパスレシーブ能力を持っているが、それよりも注目なのがブロックの強さ。ボックス内でもスロットとしても、かなりしつこいタイプのブロッカーになれる。パスプロのシチュエーションでもしっかり対応。ブロックができるTEが欲しかったら彼。

187. Tyler Goodson RB Iowa (5-9, 197lbs) UDFA

21年は1,151yds 6TD、31レシーブ 247yds 1TDの成績。体格はかなり小さめだが、それ以外はかなりのレベル。足の回転が速く、カットの切り方と身体のフェイクが上手くて、ミスタックルを誘発する。レシーバーとしても優秀で、パスレシーブ能力は今ドラフトでもピカイチ。40-yard 4.42とスピードも十分。

188. Kevin Austin Jr. WR Notre Dame (6-2, 200lbs) UDFA

この体格で3-cornとShuttleは2位の成績、40-yardは4.43とかなりの身体能力を持っている。試合ではディープをしっかり攻めれて一発がある選手。なのだが、キャッチ力が相当怪しい。胸キャッチもそこそこ見る。この点をNFLで矯正できれば、素材的には穴指名になってもおかしくない。

189. Abram Smith RB Baylor (6-0, 213lbs) UDFA

BaylorでRBとして入学するも花咲かず、3年目にはLB転向。しかし、4年目に再度RBに転向すると、1,601yds 12TDと大活躍。Baylorのゾーンオフェンスにピッタリとはまり、独特のタイミング感と、低めにヒットできるスタイルでヤードを稼ぎまくった。40-yardもこの体格にしては速めの4.50。なおクイックネスはあまりない。ブロック力はLB上がりなのもありなかなか。

190. EJ Perry QB Brown (6-2, 211lbs) UDFA

Ivy Leagueに現れたデュアルスレットQB。元々はBoston Collegeでプレーをしていたが、叔父がHCを務めているBrownに入学。21年にはIvy League記録となるトータルオフェンスで3,678ydsを稼ぎ出した。今年の同期QBの中でコンバインの総合成績はトップ。40ydsを4.65で走り、3-coneは6.85。判断力が良く、水準以上のコントロールと肩でボールをバシバシ投げ込める。走力も脅威的。素材としてはかなり面白い。

191. Tyreke Smith EDGE Ohio State (6-3, 254lbs) 5-158

Ohio Stateの過去のEDGEと比較をしてしまうと全然目立ってはいないが、4年目でも成長している姿が窺える。21年は3サックとEDGEとしては物足りない。とはいえ、シニアボウルの練習では上位級のOTをスピードで切れ味で打ち負かしていた。速めのハンドテクから身体を低くしてOTを抜く技術がかなり成長している。

192. Marquan McCall DT Kentucky (6-3, 342lbs) UDFA

これでもでかいが、登録されている体重より15kg落とした模様。巨大で壁のように押せないNTで真ん中に置いておくだけでスペースや占拠することができる。ブロックのダブルチームやヘルプが必須。一方でそこそこの俊敏性があり、QBを追いかけ回すのは無理だが、自分の手前を走るランナーへのプレッシャーを与えることできる。体重管理はかなり課題になってきそう。

193. Logan Bruss G Wisconsin (6-5, 316lbs) 3-104

21年はRTとして活躍し、その前年はRGとしてプレー。プロではIOL候補として見られているよう。なかなか大きい体格だがバランスが良く、パスプロもRTとしても一流パスラッシャー以外にはしっかり対応できている。IOLとしてはサイズの割には狭い範囲での動きが軽快で、ダウンブロックやアングルブロックなども遂行能力も高い。GとOTのバックアップとして使えるということを考えても良い選手。

194. Verone McKinley III S Oregon (5-10, 198lbs) UDFA

カレッジトップタイのシーズン6INT。ビッグプレーメーカーのS。元々はCBとしてリクルートされていた。サイズはかなり小さめで、タックル力は微妙。タックルができるというレベル。プレーへの反応やボールスキルはなかなかで、ニッケルとして使われるのが良いのか。ただスピードはPro Dayで4.65とそこそこ。

195. Tyree Johnson EDGE Texas A&M (6-3, 248lbs) UDFA

大一番のAlabama戦でコンスタントにプレッシャーをかけていて2サック。チームのアップセットに貢献していた。3シーズンプレー機会をもらい21年はキャリアハイの8.5サック。決してスピードがあるタイプのEDGEではないが、身体のバランスとパワーとタイミングのコンビネーションが秀逸。成長すればプロでも数サックは稼げる未来も。

196. AJ Arcuri OT Michigan State (6-7, 308lbs) 7-261

巨大なRTでパンチの威力抜群。片手でトップラッシャーのバランスを封じることができる。手のサイズも11"近くあり巨大。40-yardだけ5.47と自慢できない成績だが、跳躍系やベンチプレスの成績はかなり優秀で、フットワークとドライブ力をつけたらなかなかの選手になれそう。

197. Leon O’Neal Jr. S Texas A&M (6-1, 210lbs) UDFA

3年間スターターを務めた経験豊富なSS。すべての能力が絶妙に平均以上という安定している印象。フィジカルが強めでランへの反応がよく、詰めも速い。アグレッシブに攻めているのが良いときもあれば、悪いときもある。プレー全体の安定感を高めればもう少し上のレベルまで行けそう。

198. Dohnovan West C Arizona State (6-3, 296lbs) UDFA

アンダーサイズ気味だが、ランヘビーなArizona StateのオフェンスでTrue Freshmanから3年連続でスターターを務めたC。直線はあまり速くなかったがクイックネスと軽いフットワークがあり、パンチの強さもなかなか。しかしサイズと経験でバックアップ要員としては物足りない可能性もあり、何位で指名されるかは読めない。

199. D'Marco Jackson LB Appalachian State (6-1, 230lbs) 5-161

21年に大ブレイクで119トータルタックル 20ロスタックル 6サック 1INT 5PD。キャリア通算でも53試合に出場している経験者。サイドラインからサイドラインまでカバーできるスピード(4.55)があり、ブリッツやギャップに突っ込むプレーが速くてタックルも上手。反面プレーの把握やボールへの反応が下手なのがネック。

200位-265位

200. Curtis Hodges TE Arizona State (6-8, 240lbs) UDFA

とにかく巨大なTE。コンバインでの40-yardは4.85というサイズにある意味見合った記録を出したが、フィールドでの動きは速く、ブレイクも素早くて意外とキレがある。キャリア通算4TDだが、レッドゾーンで頼れるのは間違いなし。あとはサイズに見合ったブロック力があれば

201. Quentin Lake S UCLA (6-1, 205lbs) 6-211

202. Yusuf Corker S Kentucky (6-0, 197lbs) UDFA

203. Makai Polk WR Mississippi State (6-3, 200lbs) UDFA

204. Hassan Haskins RB Michigan (6-2, 228lbs) 4-131

205. Darien Butler LB Arizona State (6-0, 225lbs) UDFA

206. Vincent Gray CB Michigan (6-2, 192lbs) UDFA

207. Jaquarii Roberson WR Wake Forest (6-1, 186lbs) UDFA

208. D'vonte Price RB FIU (6-2, 215lbs) UDFA

209. Dai'Jean Dixon WR Nicholls State (6-4, 200lbs) UDFA

210. James Houston EDGE Jackson State (6-1, 241lbs) 6-217

211. Kennedy Brooks RB Oklahoma (5-11, 215lbs) UDFA

212. Tariq Castro-Fields CB Penn State (6-1, 197lbs) 6-221

213. Ben Brown G Ole Miss (6-5, 312lbs) UDFA

214. Terrel Bernard LB Baylor (6-1, 222lbs) 3-89

215. Dare Rosenthal OT Kentucky (6-7, 327lbs) FA

216. Brad Hawkins S Michigan (6-0, 204lbs) UDFA

217. Ty Chandler RB North Carolina (6-0, 210lbs) 5-169

218. Mike Rose LB Iowa State (6-4, 250lbs) UDFA

219. Tre Williams EDGE Arkansas (6-5, 255lbs) FA

220. Cade York K LSU (6-1, 206lbs) 4-124

221. Luke Tenuta OT Virginia Tech (6-9, 322lbs) 6-209

222. Austin Deculus OT LSU (6-5, 321lbs) 6-205

223. Jerrion Ealy RB Ole Miss (5-9, 185lbs) UDFA

224. Mario Goodrich CB Clemson (6-0, 190lbs) UDFA

225. Sincere McCormick RB UTSA (5-9, 205lbs) UDFA

226. Smoke Monday S Auburn (6-1, 199lbs) UDFA

227. Master Teague III RB Ohio State (5-11, 221lbs) UDFA

228. Damarion Williams S Houston (5-10, 180lbs) 4-141

229. Micah McFadden LB Indiana (6-2, 232lbs) 5-146

230. Jake Camarda P Georgia (6-1, 193lbs) 4-133

231. Obinna Eze OT TCU (6-8, 334lbs) FA

232. Jaylen Watson CB Washington State (6-2, 197lbs) 7-243

233. Montaric Brown CB Arkansas (6-0, 196lbs) 7-222

234. Kyron Johnson EDGE Kansas (6-1, 235lbs) 6-181

235. Jack Coan QB Notre Dame (6-3, 218lbs) UDFA

236. Grant Calcaterra TE SMU (6-4, 241lbs) 6-198

237. Ty Fryfogle WR Indiana (6-1, 204lbs) UDFA

238. Baylon Spector LB Clemson (6-2, 235lbs) 7-231

239. Dominique Robinson EDGE Miami (OH) (6-5, 253lbs) 5-174

240. Kevin Atkins DT Fresno State (6-3, 305lbs) UDFA

241. Jeffrey Gunter EDGE Coastal Carolina (6-4, 260lbs) 7-252

242. Lecitus Smith G Virginia Tech (6-3, 314lbs) 6-215

243. Cole Kelley QB Southeastern Louisiana (6-7, 260lbs) UDFA

244. D.J. Davidson DT Arizona State (6-3, 327lbs) 5-147

245. Andrew Stueber OT Michigan (6-7, 338lbs) 7-245

246. Ryan Stonehouse P Colorado State (5-9, 193lbs) UDFA

247. Zachary Thomas OT San Diego State (6-5, 308lbs) 6-186

248. Connor Heyward TE/FB Michigan State (5-11, 233lbs) 6-208

249. Skyler Thompson QB Kansas State (6-2, 217lbs) 7-247

250. Noah Elliss DT Idaho (6-4, 367lbs) UDFA

251. Keaontay Ingram RB USC (6-0, 215lbs) 6-201

252. Matt Waletzko OT North Dakota (6-7, 305lbs) 5-155

253. Alec Anderson OT UCLA (6-5, 304lbs) UDFA

254. Jordan Stout P Penn State (6-3, 205lbs) 4-130

255. Zakoby McClain LB Auburn (5-11, 228lbs) UDFA

256. Paul Grattan G UCLA (6-4, 300lbs) FA

257. Derion Kendrick CB Georgia (6-0, 194lbs) 6-212

258. James Skalski LB Clemson (6-0, 228lbs) FA

259. Austin Allen TE Nebraska (6-8, 253lbs) FA

260. Jerreth Sterns WR Wester Kentucky (5-7, 183lbs) UDFA

261. Jalen Wydermyer TE Texas A&M (6-4, 255lbs) UDFA

262. Slade Bolden WR Alabama (5-11, 193lbs) UDFA

263. Ellis Brooks LB Penn State (6-1, 241lbs) UDFA

264. Jabari Ellis DT South Carolina (6-2, 278lbs) UDFA

265. Braylon Sanders WR Ole Miss (6-0, 195lbs) UDFA

全部で6万字になってしまいました。あまり物乞いはしないタイプですが、もし支援をいただけたら嬉しいです!それで二郎を食べます。

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