フジファブリックと私

長いので割愛してる部分も多々あります。
思い出に強く残ってることを記録として残します。


初めてフジのライブを観たのが、2014年5月のメトロックフェス。当時19歳。

友達が観ていたアニメの主題歌「LIFE」を観たいとのことで、並んでた白桃のかき氷を急いで受け取って右後方で観た思い出。出だし間に合わず音漏れで始まった1曲目がそのLIFEだった。
次の曲がダンス2000。変わった曲だな〜と思った。山内くんのベージュのロングコートの衣装、良く似合ってたな。
徒然はキーボードのリフに既聴感があって(アニメ観たことないから実際は知らない)、この時点で既に好きなバンドになる予感がしていた。
そしてSTAR。冒頭の変則的なリズムが印象に残った。
銀河、夜明けのBEATで締め括り。今思えば短いながらも中々豪華なセトリだったと思う。
何よりお客さんがすごく楽しそうで、それが胸に焼き付いた。

フェスで見た後はYouTubeで代表曲を聴く程度で、まだガッツリ追ったりはしていなかった。
ボーカルの志村さんが既に亡くなっていることを知った。そう言えば、そんなネットニュースを当時目にした記憶がうっすらある。

その年のロッキンに友達と行こうという話になり、フジの出る日見たいよねとのことでチケットを確保し(当時は同日が人気高く争奪戦)、当時追ってたKEYTALKと時間はモロ被りだったけどフジを観たい気持ちが強くリハだけKEYTALKを観て(多分)レイクステージに走った。
当時ブルーが発売されたばかりで、カップリングのSurrenderとかやってた、貴重。
ここでもまたダンス2000を聴けて私はダンス2000大好きマンになります。
バタアシのウォーウォーウォオオオが楽しすぎた。トリだったので、アンコールでやったSTARが照明と相俟って幻想的だった。

ロッキンの帰り道、友達とフジのライブを調べ、10周年の武道館ライブをやるのを知りその場でチケットを申し込んだ。
それから今までのアルバムやシングルを買ったりレンタルしたりで聴き漁った。志村さんの曲も、新体制の曲も、どっちもそれぞれの良さがあり同じくらい好きだった。特に透明がお気に入りだった。

9月にアルバム『LIFE』が発売されて、先行曲を北海道に向かう鈍行列車で聴いた。Gumが最初に聴いた時から心に残って、それからずっと好きな曲。

LIFEツアーが始まる頃にはもうすっかりファンで、FAB BOXの復刻盤を買うなどしていた。
東京はライブハウスツアーは無く武道館のみだったから待ちきれなかった。SMAの月額会員にもなって武道館を待ち侘びていた。

待ちに待った武道館。お揃いの黒のチェックスーツを身に纏ったみんなが、志村さんへの想いも背負ってステージに立った。
頭から終わりまで、このライブがフジファブリックの集大成だと言い切れるようなライブだったと思う。桜の季節が終わったあとの、お客さんの鳴り止まない拍手が忘れられない。
3人+サポート2人の演奏に志村さんの歌声が乗せられた茜色の夕日で、みんな静かに涙を流していた。
初披露されたはじまりのうたは宴に相応しい多幸感に満ちていた。
後に出るライブ盤が好きすぎて何度も聴くぐらい、思い出に残る周年に立ち合わせてもらえてありがたかった。

CDJ、私にとって最初で最後のアースステージ。
フジって本当に偉大なバンドなんだなって凄く実感したステージだった。
(翌年ギャラクシーに落とされ地球より銀河のが広いし💢銀河のがフジと親和性あるし💢と唱えブチ切れてました懐かしい)

2015年。はじまりましツアーが発表され、ツアーではBOYS盤の曲をやるなどしていた。シャリーやルーザーの印象が強い。
この年はBOYS盤、GIRLS盤計10曲の制作に追われ、ロッキンボイコットが起きます。(ボイコットではない)
その後しばらくありとあらゆるところでGreen Birdを演奏していた。
(当方同曲はそこまで好きではないのでFAB LIST2の投票で1位だった時は嘘だろと思わず笑ってしまいました。)

6月にFABch開設。SMA(?)の頃よりちゃんとFCらしくなった。

10月にはGIRLSが発売され、橋本奈々未がMVに出ていてすげー夢って叶うんだな〜羨ましいと思った記憶。(自分が出たいとかではない。当時乃木坂も好きだったので嬉しい共演だった)

野音はちょうど総さんの誕生日で、「仕事、頑張る!」とか言ってました山内さん。
武道館でやらなかったrobologueやSmall Worldの伝説のBOBOさんアウトロが印象的。

2016年はポラリスのリリース。総さんがドラムを叩いたPRAYER、あったかくて好きだった。

LOFTのライブは私は外れて、友達が当選。終わった後に会って感想聴いたな。友達がスワンの曲名中々出てこなくて笑った。

伝説のツアー三日月ADVENTURE。熊の惑星や追ってけ追ってけ、花、同じ月など、中々聴けない好きな曲を沢山聴けて最高のツアーだった。

夏にはラブシャで若者のすべてを演奏した。
新体制以降、ギターのサポートが入らないと中々やることの無かった若者が、この辺りを期に毎回必ずやる曲になった。(フレパで共演したSuchmosに言われたとかそんな話があったけど、忘れた)

ラブシャの前には初めて富士吉田を訪れた。志村さんゆかりのうどん屋さんに行ったり、忠霊塔に登ったり、お墓参りをしたり。お寺の方が丁寧に案内をしてくれた。部外者で新参者ながら、フジファブリックに出会わせてくれたお礼と、素敵な曲を作ってくれた感謝を伝えてきた。お墓には沢山のコーラが並べられていて、皆の想いが伝わってきた。
志村さんが曲を作った原点のまち・富士吉田は、空気の流れがゆったりしていて、志村さんの曲なかの情景がそのまま出ている素敵な場所だった。

9月にPerfumeが三人祭に誘ってくれて、三人組という事実を突き付けられて落ち込む笑。
山内くんが上下上上下上下下の振り(※puppy love)が全然出来てなくてこの人は何であんなにギターが上手いんだろうと疑問に思った(?)。

J-WAVEのライブでハナレグミと共演。永積さんは何考えてるかよくわからなくて怖いけど、その永積さんから連想して透明を演奏してくれた(後から思うと総さんギター本発売の布石だった)。大好きな曲を初めて聴けて、本当に嬉しかった。
11月にFABRIC THEATER。アコースティックで聴くホーランド・ロップはかわいくて最高。久々に大好きなGumやジュディマリのLOVER SOUL、恋する凡人を聴けて嬉しかった。アンコールでまた透明をやってくれた。「青く染まる」のところで合わせて照明も青く照らしてくれた。

そしてスランプから生まれたSUPER!!、そこから始まったアルバム『STAND!!』のリリース。プレリュードでダイちゃんの作る曲のメロディの美しさを改めて実感。イエモン風に作ったという炎の舞が絶妙に皆の欲してるフジファブリック然とした曲だった。

総さんフェンダーとエンドースメント契約、シグネイチャーモデル発売、ギター本発売。インタビューで語ってる内容が暗すぎて普通に落ち込む笑。でも多分本人は、それを暗いと思ってないんだろうなという感じで、不思議な人という印象が強まる。
透明のギターを使ってた時期に辞めようと思ってたとここで知る。それを加藤さんにだけ伝えていたということも。
それから志村さんが亡くなって、どれだけの覚悟でフジを続けようと思ったのか、彼の計り知れない強い意志を感じた瞬間だった。透明という曲の持つ意味や総さんの思いも少しだけ分かった気がした。

そして2017年冒頭から始まったSTAND!!ツアー。
友達の誕生日と重なった北海道公演を学生最後だから記念にとフジワンマンでは初の遠征。
地方のお客さんはやっぱりずっと待っていた人も多くて、盛り上がりが凄い。
COLORSの歌詞になぞらえた「あおさ」話で死ぬほど盛り上がった。アンコールまでにスタッフがあおさを用意して、客席に投げてたような(笑)
アンコール最後にやった曲がLIFEで、友達に誘われてこの曲で初めてフジと出会って、今友達の誕生日に一緒に北海道まで聴きに来れたんだなぁと感慨に耽り泣いた。

東京最後には9年ぶりの中野サンプラザ。当時のライブは参加していなかったけど、みんなにとっての思い出の会場で大好きなTEENAGERを聴けて本当に嬉しかった。
アンコールで山田孝之が出てきて流石にビビったね笑

そして9月、andropの自主企画「A +」への出演。andropが大好きでもある私にとって、大好きなバンドが大好きなバンドを呼んでくれた(出てくれた)最高のイベントだった(謎に吉田さんもいたから厳密にはツーマンじゃないけど名古屋唯一のゲストということで実質ツーマンだったと思ってる)。
フジはandropのYeah! Yeah! Yeah!を、フジ+内澤佐藤で若者のすべてを演奏してくれて、生きてて良かったと心から思えた一日だった。
友達と一緒に観に行けたのも嬉しかった。

11月に文教大学の学祭。ここにいる学生もこのライブをきっかけにファンになる人がきっといるだろうなと、若者のすべての存在意義を改めて感じた一日。

FABRIC THEATER 2。MUSICやまばたき、バウムクーヘンが聴けて嬉しかった。かくれんぼのリリース時期。

2018年。伝説の帰アド。ベイホールで聴いたモノノケとTAIFUの楽しさがずっと忘れられない。
1/365地味に好きだったなー。カメオ出演面白かったな〜笑

3月にEXシアター。久々に春の曲と言ってGumを聴けて嬉しかった。ウォーターリリー初披露の日。

4/14デビュー14周年のZepp DiverCity公演。初めて最前列を引き当てる。あのときのバウムクーヘンの音圧が忘れられない。久しぶりに桜の季節を聴けて嬉しかった。個人的には社会人になって一発目のライブで、色々と勇気をもらった。

4/18ダイちゃん結婚発表。嬉しすぎてサイゼで友達の前で号泣(笑)人の幸せをここまで喜べるって最高に幸せなことだなと実感。

5月、四つ打ちファンタジー。スパルタも大好きだからめちゃくちゃ楽しかった。一緒にやったトウキョウバレリーナと虹、親和性高くて最高だったな。

6月フレパ、グリムとのツーマンはandropビルボード振替と被り泣く泣くアンコールを諦め渋谷を爆走した思い出。笑

スガシカオとの大阪公演はチケット取ってたんだけど仕事で間に合わず泣く泣く諦めた思い出。
ここで来年の城ホの発表、そして総さんTwitter開設の発表(爆笑)。この時代個人SNS開設をモニター使って大々的に発表する人いないよ(笑)

手紙のリリース。偶然関西圏の豪雨が重なり、故郷への想いが痛切に伝わったリリース期間だった。

7/6フレパ、スカパラとのツーマン。記録的な豪雨で、西日本からのアクセスが途絶えた記憶。バスで着いたら新幹線が止まってて、帰りのバスが走るか不安で親に電話した思い出。笑
来れなかった人も少なくなかった中、お互い最高のライブをしてくれた。帰りの夜行バスでフジの曲を聴きながら、どの曲を聴いても涙が出てきた。こんな最高なひとときにまた出会えるように、明日からまた頑張ろうと思えた一夜だった。

7/14 フレパ、ユニコーンとのツーマン。時を経て再結成してこうしてツーマンができること、その瞬間に立ち会えていること、色々な軌跡を感じられたライブだった。

12月、FABch限定プレミアムライブ。翌年リリースのアルバム『F』の曲たちを先行披露。Fevermanとか東京とかイカしすぎててマジでフジファブリックって最高だなと実感。
終わった後お見送り(?)で初のハイタッチ。楽しかった(笑)

2019年、『F』のリリース。15周年に相応しい、新体制の最高を更新したアルバム。

3月、『F』を引っ提げたツアー、FEVERMAN。恋するパスタマジで盛り上がったな笑

6月、エビ中10周年フェス。現場には行けなかったけど、後に映像で観た若者のすへてが、今まで観た同曲のなかで一番心に来た演奏だった。

7/8、ROCK AX。ホリエさんの誕生日にテナーとの初ツーマン。テナーも大好きだから、同世代の対バンめちゃくちゃ嬉しかった。

10月、プレモルライブ。お酒全く飲めないけど頑張ってシール応募して行った(笑)

ナルトのフェス。8000円近く払ったのに2曲しか聴けなくて白目剥いて帰った思い出。アーティストのファンが行く場所ではなかった間違えた( ◠‿◠ )

10/20、IN MY TOWN城ホール。
初のペンライトにて、曲に合わせて色を変えるのに必死であまり集中できなかった思い出。(最低)
総さんが感極まりすぎてMC空回りすぎてた思い出。笑
赤黄色からのバウムクーヘンは泣いちゃったよ。
周年も武道館のときのような感慨強めではなく、未来を見越したライブだなって強く感じたな。
フジのライブに行き続けることが私の夢だって、そこで気付いた。
城ホール後にシークレットで出た(?)Presentのデモ音源、フジファブリックのあたたかさ優しさ美しさ全部詰めたような贈り物で嬉しかった。大切な宝物。

11月、バズリズムライブ。総さん徒然楽しくなりすぎて歌唱間に合わなくてダイちゃんに叱られてた(笑)
タイアップがマジで楽しすぎた(;ᴗ;)バカリありがとう(TωT)

2020年、I FAB Uツアー。恒例になりつつあった年初ツアー初日でのベイホール。
初の大地くん参加のツアーで新たなフジの幕開けに期待高まった。
この頃からコロナ流行が取り沙汰され始め、マスク参加のお客さんが増える。

2/9 ダイちゃん生誕祭Flyaway。
人生で一番楽しかったライブは何ですかって聞かれたら真っ先にこれが浮かぶくらい本当に何から何まで楽しいライブだった。
恋するパスタでダイちゃん真ん中で歌い始めた時は本当に笑った。
映像のロケでスカイダイビングして(意味不明予算どこに使っとるん)、ダイちゃん作の曲盛り沢山で、もののけ姫で飛んで(意味不明最高)、ライブverが最高なフラッシュダンスが聴けて、ステージ上で料理し出して(意味不明)、Magicでマジック披露して(意味不明)、本当にフジのエンターテイナーであり太陽だな〜って実感。
コロナ前ライブの象徴のような、終始抱腹絶倒幸福絶頂なギグだった。

2/22 I FAB U名古屋ダイホ。いよいよ遠征も憚られるような状況で、ほとんどの人がマスクをつけて参加していて物々しい雰囲気だった。この日がコロナ前最後のライブになった。

2/26、政府からライブ等イベントの自粛要請発令。それにより、チケットが取れていた3月のLOFT公演が白紙になる。
前回のLOFTが行けなかった分、ずっと楽しみにしていた公演だったので、数ある中止になったライブの中でも一番悲しくて、ライブ無くなったら働く意味無いって泣いた。

その後、半年ほどライブ活動無し。確か直後にLINE LIVEをしてくれて、少し救われた。


長いので続きます


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