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湿度がもたらす浮腫みの正体と対策
湿度が高いと体がだるくなったり
浮腫むことがあります。
私たちの体は、汗、呼吸、皮膚などから常に水分を蒸発させています。
しかし、湿度が高いと既に空気中の水分量が多いため、水分を十分に吸収することができません。
その結果、体内の水分が蒸発しにくくなり
肌表面にベタベタ残ったり
体に水分が溜まりやすく
浮腫みや重さを感じることがあります。
なかなか乾かない洗濯物のようですね💧
また、この時期になると「体が重い」「急に体重が増えた」という経験はありませんか?
これは脂肪ではなく、ほとんどの場合が「むくみ」による水分であることが多いのです。
でも、ご安心ください。
湿度が高い時でもむくみを解消する方法はあります(ˇ◡ˇ*)
🔸水分をしっかり摂る
水分を摂ると余計に浮腫んでしまうのではないか…
そう仰る方は少なくありません。
しかし、水分は体内で様々な働きをしているため
適切な水分補給が必要です。
水分不足になると体は水分を保持しようとし
むくみの原因となります。
また、血液の粘度も高くなり
いわゆる「血液ドロドロ」状態を招いてしまいます。
体が一度に吸収できる水分量はコップ1杯ほどです。
運動後など、多めの水分を必要とする環境でなければ、普段は少しずつ(一口ずつでも)1日を通して数回に分けて摂るのが理想的です。
🔸食事の内容に気をつける
加工食品やお菓子、糖分やカフェインの多い飲み物は避ける
◎ 加工食品やお菓子は、栄養価が低く添加物も多いです。
栄養不足は代謝の低下を引き起こし、むくみを助長する可能性があります。
また、トランス脂肪酸や糖化終末生成物(AGE)が多く含まれていることがあります。
これらは血管の炎症反応を引き起こして、むくみの発生を促す可能性があります。
◎ 糖質は、水分と結びつく性質を持っているため
摂りすぎはむくみの原因になります。
◎ カフェインは、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルの排出を促進することが知られています。
摂りすぎると体内のミネラルバランスが崩れ、結果としてむくみが生じることがあります。
🔸カリウムを摂取する
バナナ・キウイ・アボカド・ほうれん草・海藻類・いも類 など
検索するとたくさん出ていますので調べてみてくださいね。
カリウムは余分な塩分を排出してくれるので、むくみの解消に有効です。
🔸食物繊維を摂る
排泄をスムーズにすることで、老廃物や余分な水分を排出しやすくなります。
🔸適度な運動をする
むくみの改善には血液循環を促進させることも大切です。
🔸除湿機などを使用して湿度を下げる
窓を開けて風を通すことも有効です。
自然の風を取り入れたり、扇風機やエアコンで空気を循環させて、快適な環境を作りましょう。
できることから是非(ˇ◡ˇ*)
『食事の内容に気をつける』に関しては
むくみ解消や予防だけでなく、健康被害のリスクもありますので、日頃から意識してみてくださいね。
マニュアル・リンパドレナージ(MLD)サロン
ロンブラージュ🍃 小泉 優子