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Jazzよ、真のチームリーダーになれ

※特に深い意味はないのですが、ヘッダー画像はChatGPTに作成をお願いしてみました。ツッコミどころ満載なのはご愛嬌

日本時間の3/20、21にサンディエゴ・パドレスとロサンゼルス・ドジャースによる韓国シリーズが開催され、2024年のMLBが幕を開け、ドジャースのロースターには内野をUTに守れるMiguel Rojasが名前を連ねていました。
Rojasは22年までマイアミ・マーリンズでプレー。堅実なショートの守備と他のポジションも守れるユーティリティー性でチームの勝利に貢献。更にアンオフィシャルながらチームキャプテンとしてファンにも親しまれてきました。

そんなRojasに対し、かつてのチームメイトであったJazz Chisholm Jr.が彼のことを批判した動画が公開されています。


コメントの概要及び事の発端

話は少し遡って2022年6月、当時監督だったDon Mattinglyによって90分に及ぶミーティングを開催しました。

このミーティングには監督、コーチ、選手に加え、当時GMだったKim Ngも参加しました。
内容は「野球に取り組む姿勢」「チームのルールを守る」といったことの確認、そして「お互いに不満に思うことがあったら言い合おう」というものでした。
このミーティングの中で、名前を出されて批判されていたのがChisholmだとされています。

当時からChisholmへの批判は、一部報道ではRojasから発せられたものであり、活躍している彼への嫉妬なのでは、とも言われていました。

そして時は流れ2024年3月、上で紹介した動画内で22年のミーティングのことも含め「2020-22年のシーズンは最悪だった」と語っています。

主な内容をピックアップすると、以下の通りです。

①上述のミーティングは、確かに自身を批判する内容だった。具体的には服装など、野球と関係ないことで批判された
②チームミーティングがあるにもかかわらず、Rojasは寝ていた自分を起こしてくれなかった。そして「そんなのはキャプテンではないぞ」と言われた
③自身がデザインする靴にRojasがミルクをかけ、ゴミ箱に捨てられた
④ショートでプレーしていた時、Jesus AguilarChisholmの逸れた送球をとろうとしなかった
⑤昇格したての若手選手(恐らくJesus Sanchez)がJuan SotoのルーティーンであるソトシャッフルをしたらRojasが「昇格したての選手がそんなことをするな」と叱った

個人的な所感

この話はあくまでChisholmからの発言の為、どこまで本当なのかわからないですが…
この内容を知った時の感想としては、

Chisholmよ、もっと大人になれ

といったところでしょうか。

仮にこの話が全て本当だったとします。
③の「靴をごみ箱に捨てた」について、本当にそのようなことが行われていたのであれば、人として最低な行為です。
しかし、その他はどうでしょうか。④の「送球を意図的に捕らなかった」も、そう見えても真実は異なっていたのかもしれません。

①の「ミーティングで野球に関係ないことを批判」も、RojasからするとChisholmに一人前の人間になって、チームを引っ張ってほしいという思いがあったのかもしれません(※)
②の「起こしてくれなかった」のも、もっと意識を高く持てというメッセージかもしれませんそもそも自分で起きろよ…
⑤に関しては試合中に遊ぶな、というメッセージだったのかもしれません。

以上の点から、彼の批判内容はどうしても稚拙に感じてしまいます。

今回はChisholm側からの発言のみですので、実際はどうだったのかわかりません。本当にRojasがひどい言動をしていたのかもしれないですし、Rojasの愛ある行動が(事実と異なる内容も含めて)Chisholmにうまく伝わっていなかったのかもしれません。
22年オフにJacob Amayaとトレードでマーリンズを去ったのも何か関係があるのかもしれません。
またRojasに限らず、一気にスターダムの道を駆け上がる彼を見て嫉妬するとともに、自由奔放な姿を良いように思わないチームメートがいるのも恐らく事実でしょう。

ただ嘘であれ本当であれ、このタイミングでの発言と、Rojasへの批判内容を聞くと、いかがなものかと。
現在のチームのムードが非常にいいとの発言もあり、その引き立てとして過去の話を切り出したのだと思いますが、結局彼の精神的未熟さが明らかになっただけなのかなと。

※あくまで個人的な考えですが、多くの人から見られる野球選手という職業上、最低限のルール・マナーは守る必要があると思っています。というか、野球選手以外の職業だったり、普段の生活でも当たり前ですよね。
コロナ禍で声出しが禁止されているのに、「俺たちは声を出して応援したいんだ」と勝手に歌いだしていたファンや、ジャンプ禁止の会場で開催された音楽ライブで「俺達にルールは関係ねぇ」とファンを煽って一斉にジャンプさせるバンドとかは大嫌いです。

とは言っても…

推測だけで深堀していくのはよくないですのでこれくらいで…
ただ1つ言えるのはRojasもChisholmも素晴らしい選手で、両選手とも私は大好きです。

Rojasはファイヤーセールで主力選手が抜けてしまった中、チームを頑張ってまとめてくれていました。
17年にマーリンズパークを訪れたとき、現地在住の日本人ファンと仲良くなって話をしていたのですが「Rojasの活躍だけが楽しみなんだよねー」という話と、彼の時に(そもそも観衆が少ないのですが)Rojasの時に歓声が大きくなるのを見て、ファンに愛されている選手なんだなと感じました。

そして言わずもがなChisholm。毎年怪我に苦しんでいますが、MLB the Show23の表紙に選ばれるなど、マーリンズだけでなく球界を引っ張っていかなければならない存在ですし、彼の言動やプレーは見ていてワクワクすることが多くあります。

だからこそもっと精神的に成長し、真のチームリーダーとなってマーリンズをプレーオフ、そしてワールドチャンピオンに導いてほしいと思っています。

<参考サイト>

https://www.si.com/mlb/dodgers/news/marlins-star-appears-to-take-shot-at-former-teammate-current-dodgers-infielder-nc2000


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