【BAL】OAKからIrvinを獲得
こんにちは。BAL担当のLet's5Gです。
NPBでは今季より待ちに待った声出し応援が解禁になり今からそわそわしています。やはり、歓声渦巻く超満員の球場ほど野球の魅力を存分に体験できる空間はないです。
さて、BALは1月26日にOAKのエース格左投手のCole Irvinを獲得しました。今シーズンに向けローテーションの強化を計るトレードです。
ローテーションの軸として期待のかかるIrvinを今回は見ていきましょう。
プロフィール
1994年1月31日(29) 身長6’4”(193㎝) 体重217lb(98.4㎏)
2012年にTROから2015年にPITから指名を受けるも契約せず、2016年MLBドラフト5巡目でPHIと契約。
その後マイナーを経て2019年PHIでメジャーデビューを果たします。
2021年にトレードでOAKに移籍すると昨年までの2年間で62先発 359.1回を投げERA4.11とOAKで先発投手としてきっちりと成績を残しました。
昨シーズンの成績
年間を通して先発投手として投げ切り、180を超えるイニング数を投げERA3.98を記録します。
また、昨シーズンは初回に苦戦し、ERA8.40 被本塁打12本と打たれた本塁打の半分近くを初回に浴びています。
特徴
この指標をみると、Irvinが残している成績に対し非常に低いように感じます。見ての通り指標のほとんどがMLB平均を下回っています。
では、なぜそのような投手がMLBで2シーズンもローテーションを守れたのでしょうか。
上の画像は4-Seamの平均球速が91mph以下の選手の4-Seamの被打率です。
Irvinの4-Seamは平均90.7mph(約145㎞/h)とMLBの中では遅い部類に入りますが、その中で被打率の低さはトップです。
MLBtonightは、この被打率の低さの要因を平均77.5mphのCurveballとのコンビネーションであると解説しています。そして、CurveballとFastballの組み立てで打者を打ち取る投球スタイルは、NYMに移籍したJose Quintanaに似ていると紹介しています。
このような技巧派とも呼べるスタイルが2年間62先発をこなしてきた要因と言えそうです。
またコントロールも非常に優れおり、BB%4.9(11th)がその良さを示しています。
まとめ
左の先発投手はTJ手術でリハビリ中のJohn Meansが復帰するまで駒不足でしたが、Irvinの加入で少し厚みができたのではと思います。
今シーズンのIrvinの活躍に期待したいです!
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、今回はこのあたりで失礼します。
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