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Projecting Top 24 MLB Free Agents' Best, Worst and Most Likely Landing Spot

 MLBでは、ウィンターミーティングが終わった今、だんだんFA市場が熱くなってきている。

 このため、TOP24の選手たちがどこに行くべきか(Best)、どこに行かないべきか(Worst)、そして、現段階でどこに行きそうか(Most Likely)考えた。これはBleacher Reportによるものである。

24. Cesar Hernandez (2B)

Best : Oakland Athletics

 Marcus Semien がFAで流出してしまったので、アスレチックスは遊撃手を探している。しかし、彼らは2塁手と安定したリードオフも必要である。彼は通算出塁率.352でゴールドグラブ賞も受賞経験があるため、Hernandezは同時にそれを満たすことができる。

Worst : St. Louis Cardinals

 カーディナルスは確かにKolten Wong のオプションを破棄したため、新しい2塁手を必要としている。しかし、Hernandezはカーディナルスにあまり力をもたらさないだろう。なぜなら、2020年にMLB最少の51本塁打の打線にはもっとパンチ力のある選手が必要だからだ。

Most Likely : Boston Red Sox

 レッドソックスでは、Dustin Pedroiaが2018年にケガで出場できなくなって以来、2塁はずっと空白状態だった。Hernandezは低コストで2塁手とリードオフマンを同時に獲得できるだろう。

23. Alex Colome (RP)

Best : Chicago White Sox

 Colomeは昨年、防御率0.81で制球がとても優れていた。しかし、それはア・リーグ1位のOAAを誇る野手のおかげかもしれない。彼らはもう一度再会すべきであろう。

Worst : Philadelphia Phillies

 フィリーズのブルペンは2020年、完全に崩壊状態で防御率7.06だった。そこでブルペンの補強が急務だが、野手の守備も良くはないため、打たせて取るタイプのColomeは合わないだろう。三振を多く取れる投手を探すべきだ。

Most Likely : Chicago White Sox

 多くのチームが今オフはクローザーを必要としているが、それらのほとんどのチームは2020年に22.1回で三振16個のColomeに抑えを任せることに警戒する可能性がある。そうであれば、ホワイトソックスが今年の額(1050万ドル)よりも安く契約できる可能性がある。

22. Eddie Rosario (LF)

Best : Chicago Cubs

 カブスはSchwarber をノンテンダーにした後、左打ちの左翼手を探している。同じくツインズによってノンテンダーFAになったEddie Rosarioは昨季OPSが右投手に対して.818でDavid Boteとプラトーン起用が可能だろう。

Worst : Toronto Blue Jays

 ブルージェイズは左打者を探していて、左翼手は彼らが探しているポジションの1つである。しかし、同時に守備力の高い選手も探していて、2019年にOAA-19 だったRosarioは合わないかもしれない。

Most Likely : Boston Red Sox

 MLB.comのJon Morosiによると既に、レッドソックスはRosarioに興味を持っているという。率直に言うと、レッドソックスはJackie Bradley Jr.と再契約した方がよいだろうが、Andrew BenintendiかAlex Verdugoがセンターにつければ、レフトにRosarioの余地がある。

21. Garrett Richards (SP)

Best : San Diego Padres

 パドレスは2020年、Richardsを最初は先発として置いていたが、最後にはブルペンに移動させた。しかし、過去4年間毎年故障でフル出場できていなかったが、今年は短縮シーズンだったが、健康を維持できた。彼の三振と平均以上の野手のOAAで失点を防ぐことができたので、彼との再契約を望んでいるはずだ。

Worst : Toronto Blue Jays

 ブルージェイズは先発投手が必要だが、最後に30先発した年が2015年だと、少し心配なので、もっと信頼できる投手を獲得しようとするだろう。さらに、ゴロを打たせて取るタイプの投手なので、守備力の低い野手に合っていない。

Most Likely : Cincinnati Reds

 Trevor Bauer が他のチームと契約し、Sonny Grayなどがトレードで流出した場合、レッズのローテーションに大きな穴ができる。レッズはスピンレートを重視しているので、Bauerとほぼ同じスピンレートのRichardsに置き換えても問題はないだろう。

20. Taijuan Walker (SP)

Best : Minnesota Twins

 Walker はほぼすべてのローテーションで先発3、4番手になり得るが、ツインズほど本当に彼のような先発投手を必要としているチームはないだろう。さらに、彼はフライ系投手なので、外野にByron BuxtonやMax Keplerがいるのはとても理にかなっているだろう。

Worst : New York Yankees

 ヤンキースもローテーションを補強する必要があるが、Yankee StadiumはWalkerの投球スタイルに合っていない。そして、彼は怪我が多いのも特徴の一つで、ただでさえ怪我の多いチームに入るのはかなりリスクの高いことだろう。

Most Likely : Los Angeles Angels

 2020年に先発防御率5.52でMLB全体29位だったので、エンゼルスは少なくとも先発投手を2人は獲得する必要がありそうだ。南カリフォルニアの高校に通ったWalker はそれに最もフィットする選手の一人だろう。

19. Brad Hand (RP)

Best : Los Angeles Angels

 2020年、エンゼルスは先発投手は最悪の状況だったが、ブルペンも防御率4.63と、そこまでよくなかった。エンゼルスのブルペンに必要なのは、試合終盤に投げられる投手と左腕である。それをHandは両方を満たしてくれる。まさに一石二鳥であろう。

Worst : New York Yankees

 Handが全く合わないわけではないが、あまりフィットしないだろう。ヤンキースは既にAroldis ChapmanとZack Britton の二人のクローザー級のサウスポーを持っていて、Handは年々球速が低下しているので、ヤンキースの方針に合わない可能性が高い。

Most Likely : Los Angeles Dodgers

 ドジャースは2019年にHandを狙っていて、そして彼らはまた今冬狙っているように見える。ドジャースからはBlake Treinen、Jake McGee、Pedro Baezと、多くの救援投手が去ったので、彼は間違いなくフィットするだろう。

18. Jackie Bradley Jr. (CF)

Best : Boston Red Sox

 レッドソックスは8年間で48DRSを記録したBradleyを引き戻すために必死になるはずだ。それに加え、グリーンモンスターが彼のOPSを1.084まで上げたことを考えると、彼自身もこのチームを離れることに不安を抱くだろう。

Worst : San Francisco Giants

 理論的には、Bradleyはジャイアンツが望む左打者であり、レギュラーの中堅手を獲得できるので、適している。しかし、今ジャイアンツは若手の台頭が盛んなので、30代の彼には向かない可能性がある。

Most Likely : Houston Astros

 レッドソックスがBradleyと再契約に向けて交渉しているかは曖昧だが、アストロズはFAで流出したSpringerの代わりとして交渉をしているようだ。今のところアストロズと契約する可能性が高い。

17. Andrelton Simmons (SS)

Best : Toronto Blue Jays

 確かにブルージェイズには若手のBo Bichetteがいる。しかし、彼はチームの守備の問題の一人だった。実際、ブルージェイズのDRSはMLB全体で29位だった。その為、彼をコンバートするかDHとして使うことでSimmonsを遊撃に置けるだろう。

Worst : Cleveland Indians

 インディアンズはFrancisco Lindor をトレードで放出した後、Simmons に頼ることになるかもしれない。しかし、Simmonsは2020年、平均をはるかに下回る86OPS+だったので、インディアンズは攻撃は優れていないが守備のできる、守備系の野手は求めていないだろう。

Most Likely : Philadelphia Phillies

 フィリーズの一番の選択はGregorius を連れ戻すことだが、もしそれができなかった場合、プランBとしてSimmonsの獲得に動くかもしれない。Gregorius の穴を埋める上に、Gregoriusでは-8だったOAAを劇的に改善するだろう。

16. Tommy La Stella (2B)

Best : Washington Nationals

 ナショナルズの最優先事項は5,6番打者を獲得することだ。しかし、彼らはまた、1,2,3塁でプラトーン起用できる左打者も探している。それは、過去2シーズンのOPS.890のLa Stellaによって満たされるだろう。

Worst : Boston Red Sox

 レッドソックスがMichael Chavisと2塁でプラトーン起用するためにLa Stellaと契約しても最悪の事態ではないだろう。しかし、彼のスイングはふぇんウェイパークには適していないだろう。流し打ちをしたとき、OPS.660、2本塁打と、成績を残せていない。

Most Likely : Milwaukee Brewers

 La Stellaはナショナルズに合っているかもしれない。しかし、ブリュワーズは今冬内野をアップグレードするために3塁でLuis Uriasとプラトーン起用するかもしれない。そうすることで、2020年OPS.574だった3塁を大幅に改善する可能性がある。

15. Kyle Schwarber (LF)

Most : Chicago White Sox

 ホワイトソックスが2020年に記録した96本塁打のうち、左打者が記録したのはわずか15本だった。彼が左翼手として出場しようと、DHとして出場しようと、Schwarberはチームに大きな影響を与えるだろう。

Worst : San Francisco Giants

 彼らは左打者を追加したいと思っているが、外野の両端にはすでに2人の良い打者(Mike Yastrzemski と Alex Dickerson) がいる。そのうえ、外野は少し広く、Schwarberはそこまで動けるわけではないので、不向きだろう。

Most Likely : Chicago White Sox

 少なくとももう少し彼が市場で注目を浴びるまで、Schwarber がどこのチームと契約するかを予想するのは難しい。しかし、今のところはホワイトソックスと契約する可能性が一番高いだろう。

14. Joc Pederson (LF)

Best : Toronto Blue Jays

 ブルージェイズは左打者を必要としていて、Pedersonは左打者である上に、右腕に対するOPSは通算.849、本塁打は121である。更に、Pedersonは左翼でも右翼でもDHでも出場できる。

Worst : Houston Astros

 George SpringerとMichael BrantleyをFAで失ったアストロズは確かに外野手を求めているので適合しそうだが、アストロズにとってPedersonは少し扱いにくいかもしれない。

Most Likely : St. Louis Cardinals

 ブルージェイズのように、カーディナルスは外野に左打者を入れたいと思っている。特にチームの長打率は.371だったので、Pedersonの長打力は魅力の1つだろう。

13. Masahiro Tanaka (SP)

Best : New York Yankees

 田中は怪我があったにも関わらず、2014年から2020年までずっとヤンキースのローテーションを守り続けてきた。チーム側も田中側もチームに残留したいと思っており、ヤンキースに残ることが一番良い選択だろう。

Worst : Philadelphia Phillies 

 フィリーズにはトミージョン手術を受けたばかりのZack Wheelerがいるため、これ以上怪我の恐れのある選手を獲得しない方がいいだろう。そのうえ、スライダーを重視している田中の投球はフィリーズの投球スタイルにフィットしないだろう。

Most Likely : New York Yankees

 ヤンキースも田中が再契約することを望んでいて、田中自身もFA市場に今オフにFA市場に出るには不安が多いだろう。特に、ヤンキースにGerrit Cole の後ろの2番手が確定していないことを考えると、再契約が好ましいだろう。

12. Trevor Rosenthal (RP)

Best : San Diego Padres

 パドレスはクローザーだったKirby Yates が肘の手術で出場できなくなった後、8月にトレードでRosenthalを獲得した。移籍してからは1四球と17奪三振の成績を残した。球団は彼にクローザーの役割を再び任せたいと思っている。

Worst : Washington Nationals

 2018年にRosenthalはトミージョン手術を受け、2019年の復活はナショナルズで始まった。その時は6.1イニングで15四球、16失点と大失敗だったので、再会を想像することは難しい。

Most Likely : San Francisco Giants

 FanGraphsによると、ジャイアンツのブルペンの2021年のWAR予想はMLB最低の0.4とされている。また、球団はクローザーを必要としている。Rosenthal はこの条件を満たすことができる。速球の平均速度は98.0mphで、これは2020年MLB28位だった。

11. Justin Turner (3B)

Best : Toronto Blue Jays

 The Athletic のKen Rosenthalによると、ブルージェイズはTravis Shawを獲得する前からTurnerに興味を持っていた。彼はブルージェイズが求めている左打者ではないが、Turnerは2014年以降.302/.382/.503の成績を残しているので、獲得するべきだ。

Worst : St. Louis Cardinals

 Turner は打者としては36歳なので衰えつつある。実際2020年シーズンは42試合で4本塁打しか打てなかった。Matt Carpenterは3塁でも出場できるので、カーディナルスは無理に衰えてきている3塁手を獲得する必要は無いだろう。

Most Likely : Los Angeles Dodgers

 また、Rosenthalによれば、Turnerと再契約することはドジャースの最優先事項となっている。Turnerにとっても他のチームに移るよりもドジャースに居続けたいと思っている可能性が高い。

10. Didi Gregorius (SS)

Best : Philadelphia Phillies

 フィリーズにはJean Seguraがいるが、彼のフィリーズでの活躍を考えると、再契約をするべきだ。彼はまたシチズンズパークにとても合っているので、再契約が理想である。

Worst : Oakland Athletics

 Marcus Semien がアスレチックス以外のチームと契約した場合、アスレチックスはGregorius の獲得に動くかもしれない。しかし、彼はパワーがあるため、オークランドコロシアムではうまく機能しないだろう。

Most Likely : Cincinnati Reds

 彼はFrancisco LindorやTrevor Storyのような選手に比べて見劣りするかもしれない。それでもレッズが彼らを獲得できなかった場合、Gregoriusに方向転換するかもしれない。アスレチックスの本拠地とは違い、スラッガー向きの球場なので、本塁打数が増えるかもしれない。

9. Marcus Semien (SS)

Best : Oakland Athletics

 アスレチックスはレッズと並んで、ショートを必要としている数少ないチームの一つである。彼は2019年にMVP投票3位と大活躍だったが、2020年はrWARが0.3と苦しんだ。アスレチックスと再契約して価値を高めてから再びFA市場に出るのがよさそうだ。

Worst : New York Yankees

 ヤンキースがもしLeMahieuと再契約できなかったら、Torresを2塁に置いてショートを探すかもしれない。しかし、Semienは過去にライトスタンドへのホームランを打ったのはわずか3本で、ヤンキースタジアムにあった打撃ができないかもしれない。

Most Likely : Oakland Athletics

 レッズはほぼ確実にSemienにアスレチックスより大金をかける。しかし、2020年不振だったSemienより確実な選手の獲得に動くだろう。California出身でカリフォルニア大学バークレー校卒なため、ホームタウンに残ることを望むだろう。

8. Liam Hendriks (RP)

Most : Chicago White Sox

 rWARによると、Hendriksは過去2シーズン最も優れた投手だった。したがって、どのチームがワールドシリーズ優勝までにクローザーを必要としているかというと、先発投手や打者はほぼ完ぺきに近い布陣であるホワイトソックスだろう。

Worst : Boston Red Sox

 確かにHendriks は過去2シーズンのブルペン防御率4.81のレッドソックスの力になるだろうが、それよりも前に先発投手を補強するべきだろう。リリーフがしっかりしていても先発がゲームを作らないと意味がないであろう。

Most Likely : Philadelphia Phillies

 Colome について話している時に、フィリーズは2021年にむけて三振を多くとれる投手を獲得するべきだと述べた。Hendriksは過去2シーズン110.1イニングで161奪三振を記録したため、フィリーズが彼を求める理由もわかる。

7. Michael Brantley (LF/DH)

Best : Houston Astros

 彼はアストロズでの2シーズンで27本塁打、.309/.370/.497 を記録した。彼はこの調子を維持したいはずであり、アストロズの本拠地ミニッツメイドパークがあっているのかもしれない。アストロズ側も彼の残留を望んでいるだろう。

Worst : San Francisco Giants

 何度も言うようだが、ジャイアンツは今冬左打者を獲得することが一つの目標である。DHがナショナルリーグに採用されない限り、Brantleyを置く場所が無い。しかもオラクルパークは彼を単打のみに近い打者にする可能性がある。

Most Likely : Houston Astros

 Rosenthalによると、FA市場が開くとすぐにアストロズはBrantleyとの再契約に向けて話し始めた。アストロズはSpringerと再契約する可能性がほぼゼロに近いため、Brantleyに更に強いオファーを仕掛けるだろう。

6. Nelson Cruz (DH)

Best : Chicago White Sox

 Cruzは2019年と2020年にホワイトソックス相手に11本塁打を放ったので相性がいいのかもしれない。そして今彼をホワイトソックスに置くべきかもしれない。40歳になっても衰えることを知らない彼はホワイトソックスのDHのレギュラーとして最適だろう。

Worst : Boston Red Sox

 DHが2021年にナショナルリーグで採用されればCruzと契約しようとする球団はかなり増えるだろう。それまでの間、レッドソックスはCruzを求めるチームのうち必要度が高い方であろう。しかし、Cruzと契約するためには、J.D. Martinezを外野守備をしなければならなくなる。

Most Likely : Minnesota Twins

 10月にツインズはCruzと再契約すると公表してから、より契約交渉が順調に進んでいるように見える。それでも、ツインズが2019年と2020年にOPS1.020 と57本塁打を記録した彼を実際に手放すかはまだ分からない。

5. DJ LeMahieu (2B)

Best : New York Yankees

 LeMahieuはロッキーズ時代首位打者になったことがあるので、ヤンキースでの2シーズンで打率.336だったことはそれほど驚くことではなかった。しかし、2シーズンで36本塁打は驚くべきものだろう。それに加えて、それらのうち19本塁打が流し打った打球だったので、ヤンキースタジアムにとてもあっている。

Worst : Boston Red Sox 

 彼は本当に良い選手で、いろいろなところが守れるため、悪い契約ではない。しかし、レッドソックスと契約した場合、グリーンモンスターの影響が悪く出てしまうだろう。

Most Likely : New York Yankees

 もしヤンキースがLeMahieuと再契約する場合、2年前の2400万ドルよりはるかに大きい金額が必要になるだろう。それでもやはりヤンキースにフィットし、彼にお金をかけることはそれほど難しいことではないだろう。

4. Marcell Ozuna (LF/DH)

Best : Houston Astros

 以前は彼のパワーにゴールドグラブ賞の守備力が後付けされていたが、今は打撃専門なので、簡単に彼のセールスポイントは見つかる。Springerの代わりとして最適だし、特に彼は引っ張り打ちが得意なので、Crawford Boxes(Minute Maid Park の左翼側の外野席)を狙わせることができる。

Worst : New York Yankees

ヤンキースがもし彼と契約すれば、強力な打線にさらなる打力を加えることになっていいかもしれない。しかし、彼のための場所はなく、ヤンキースと契約すると、誰かをトレードしたりする必要がある。

Most Likely : Toronto Blue Jays

 ブルージェイズが必ずしも右打者を必要としていなくても、Ozunaがいることはあっているだろう。彼らが左翼手と指名打者の2人を必要としていることを考えると、とてもフィットしている。

3. George Springer (CF)

Best : Washington Nationals

 昨年の打点王Anthony Rendonを失うことがこんなにも影響を与えるとは…ナショナルズは2020年大きな失敗をした。Springer は3塁で出場はできないかもしれないが、右翼にフィットし、もう一つの目標でもある右打者も同時に獲得できる。

Worst : New York Yankees

 Sprongerは3度のオールスター経験があり、単年での最多本塁打は39本、年齢も31歳と、優れた選手である。そのような選手はおそらくどのチームにもフィットするだろうが、Ozunaと同じような理由で合わないだろう。

Most Likely : New York Mets

 Springerはナショナルズにフィットしているが、メッツも彼を獲得しようとしているようだ。新しいメッツのオーナー、Steve CohenはBrandon Nimmoの役割である中堅とリードオフをSpringerを獲得したら任せようとしている。

2. J.T. Realmuto (C)

Best : New York Mets

 メッツは2020年にキャッチャーで苦戦したチームの1つであり、最終的に捕手のrWARは0.1だった。それは主にWilson Ramos の仕事であり、彼は現在FAになって流出した。したがって、2017年以降のrWARが全体1位であるRealmutoはとても合っている。

Worst : Toronto Blue Jays

 ブルージェイズがもしRealmutoを獲得したら、Danny JansenとReese McGuireをバックアップに回ることになる。そこまでしてRealmutoと契約する必要は無いだろう。

Most Likely : Philadelphia Phillies

 Realmutoは理論的にはメッツのトップターゲットになるはずだが、彼らは結果的にJames McCannと契約した。フィリーズは球界最高のキャッチャーを失うわけにはいかない。

1. Trevor Bauer (SP)

Best : Los Angeles Angels

 2020年の防御率が5.52を超えていたエンゼルスには、際立ったエース級の投手が一人もいないことが問題である。それはサイヤング賞を受賞したばかりの南カリフォルニア出身のBauerとの契約をはるかに魅力的なものにするはずだ。

Worst : Houston Astros

 彼の名誉のために、最近BauerはSNSでアストロズへの荒らしをやめた。しかし、ネット上での荒らしはアストロズのサイン盗みが明るみになるかなり前から始まり、それが明らかになった後も当然続いたと述べた。彼をそんなチームに入れるのはいい考えではない。

Most Likely : New York Mets

 Marcus Stromanが復活したとしても、メッツにはまた別の影響力のある先発投手が必要である。Jacob deGromと組み合わせると、過去3年間のサイヤング賞投手が同じチームにいることになる。そして、メッツがSpringerと契約しても、おそらく金銭面では余裕があるだろう。

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