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サブカル大蔵経620福田和也『文豪ナンバーワン決定戦』(宝島社)
福田和也監修の文豪キャライラスト辞典。文豪がこういう絵柄で描かれるのは初めて見たので、資料としての価値があるかもと思いました。
〈総合〉ランキングは、①谷崎②漱石③賢治④芥川⑤大岡⑥太宰⑥三島⑧百間⑨山本⑩安吾でした。
中公文庫〈潤一郎ラビリンス〉シリーズに衝撃を受けた身として大谷崎一位に納得。漱石賢治のベスト3もその異様さに納得。どんな時代でも読み返されそう。
谷崎潤一郎🆚芥川龍之介
三島由紀夫🆚太宰治
のバトルも面白い。
プロレタリアと夢Qが目新しいか。
有島、独歩、露伴、多喜二、安部公房…北海道に縁のある文豪の系譜があるかも。
戦争を知らない人間は半分子どもであるp.56
大岡曰く
織田作の書く大阪弁が本物で、よしもと的なあれは偽物p.70
本物の大阪弁とは?
根がおぼっちゃまな有島武郎p.87
あらためて読みたい。
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