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サブカル大蔵経834藤井一至『土 地球最後のナゾ』(光文社新書)
我々は天体の動きについての方がわかっている、足元にある土よりも。p.31
天空を見て足元を見ない人類。
そもそも土とは何なのか。どうやって私たちの食卓を支えてくれているのか。p.9
土の個性。地球に存在する12種。
土と私たちの見えないつながりを発掘すること。自分がどんな土に生かされているかを理解することで自分の身を守ることもできる。p.208
土を掘ることは、自分を掘ること。
今一番土が注目されていく。
久しぶり土を掘ってみよう。
土壌とは、岩の分解したものと死んだ動植物が混ざったもの。だから月や火星には土壌はない。p.19
地球にしかない土。遺体あっての土。
微生物の分解がストップすると、コケ植物の遺体が堆積するようになる。これが泥炭地p.77
微生物に依る地球。
スマホも土からできている。軽量ボディのアルミもオキシソル。p.126
土の可変性。サンシャインを想う。
日本の黒ぼく土(くろぼくど)の発達は異常に速い。100年に1㎝の厚さの土ができる。南米の十倍速。p.131
100年に1cmでも速いのか…。
泥炭地を排水して肥料を撒けば、砂糖大根が大量生産できる。p.152
北大クラーク博士の提案。土の魔改造。
大人たちが土を巡って争う。西欧にはチェルノーゼムがない。ウクライナに集中。アメリカも国土の10%。p.153
土の争奪戦がこれから戦争になるか…?
インドネシアはシンガポールに砂を売り続けた。p.178
砂が輸出品の時代。
農学栄えて、農業滅ぶ。横井時敬p.180
仏教も似たことになるか?
東北地方の火山灰土壌の改良。農学校教師の宮沢賢治の腐心。p.195
農化学者・宮沢賢治というペルソナ。
日本の土は、水とリンの二つが潜在的に揃っている。p.206
日本が神の国だとするならば、ここ?
同じ土地の食べ物は栄養偏る。p.209
近親タブーは食べ物も…。
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