見出し画像

サブカル大蔵経42 宮田珠己/井上マサキ/西村まさゆき『日本の路線図』(三才ブックス)

 舐めてました。日本中の路線図の洪水。頭が痛くなるくらいめくってもめくってもあふれてくる。新幹線開通がJRの在来線を追い込んだ結果でもありますが、ひとつひとつの路線の歴史を辿れば、すなわち日本の地域の歴史を知ることになります。日本は広くてたくさんの事情を抱えています。

 学生時代、日本中の鉄道回ったつもりでしたが、まだまだこんなに未知の路線があること、そして懐かしい地名と絵柄に再会できたことが嬉しいです。なかなか旅行に行けない今、格好の書籍かもしれません。旅に行けなくても、旅はできます^_^。

 学生時代に乗ったことあるのは、津軽、弘南、三陸、秋田内陸、由利高原、山形、阿武隈、会津鉄道、銚子電鉄、伊豆箱根、天竜浜名湖、明知、長良川、信楽、智頭急行、若桜、錦川、とさでん、平成筑豊、甘木、松浦、島原、そして最近のゆいレールか…。まだ、半分以上乗ってないかも。

画像4

 (JR四国の路線図、美しい…。世界中でもこんな島ないんじゃないかな?)

 初めて知った路線が、関東鉄道、流鉄、山万、アルピコ、えちごトキめき、あいの風とやま、万葉線、リニモ、城北線、ゆとりーと、伊賀、三岐、四日市あすなろう、アストラムライン…。

画像5

画像3

 乗ってみたい、ひたちなか海浜、樽見、養老、富山地方、水島臨海、一畑、井原、甘木…。

画像2

 そしてこの本、単なるデータ本じゃなく、駅看板や路線図を実際に撮影してるのかな?謎の手作り感がすごい。とにかく、名所や名物より、旅情をかきたてます。北海道は次々と路線廃止をしています。。

画像1



いいなと思ったら応援しよう!

永江雅邦
本を買って読みます。