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サブカル大蔵経234松田奈緒子『少女漫画』(集英社)
『重版出来!』の萌芽であり、大胆で丁寧で、魂、炸裂の作品。『重版』よりエグい表現あるなと感じるものあるならば、それは少女漫画への扉なのかもしれない。少女漫画が嫌いな人ほど読んで驚くかも。そしてそれは日常からの解放への扉か、理想に縛りつけられる呪いの始まりかもしれない。
三沢さん オスカルの心持ってるよ p.25
ベルばらと現実社会。重ねてもいいですよね?
あなたが…北島マヤなのかしら?p.69
このアナ、できる…。
この感情はなに?この憎さは…!p.121
『重版』にはない台詞でしょうか。中田周りには妬みオーラあるが、『重版』の女性陣にはあまり妬みの人いないような?
五百旗頭〜見捨てんなよ〜p.168
五百旗頭さん、登場。『重版』でも新しい編集長として、これからの活躍期待してます。
ちがうよ 面白くないから読まないんじゃないよ。p.187
なぜ男は、少女漫画を読まないのか。私が24年組の作品に出会った時の圧倒され感。かなわない感。
少女漫画は誰のものなんだろう?p.212
〈人の支え〉となる物語。
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