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サブカル大蔵経651佐久間宣行『できないことはやりません 〜テレ東的開き直り仕事術〜』(講談社)

「ゴッドタン 」と「あちこちオードリー」を〈TVer〉で毎週観ています。どちらも佐久間宣行さんの演出です。

佐久間さんは先日テレ東を退社し、フリーになり、「あちこちオードリー」でも登場人物として出演されるようになりました。

本書を再読。

泥臭い挑戦と戦略。信頼と尊敬。その影のたくさんの失敗。

学校の教科書に載せて欲しいと思いました。

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僕が選んだのは劇団ひとりとおぎやはぎ。本番2時間前になっておぎやはぎの2人が、実はもういっこ面白いネタがあるんで見てもらえませんか。面白ければこっちに変えたいんだけど。p.45

 実はストイックなおぎやはぎ。

信頼がないから必死に取りくめる。p.52

 テレ東だからこそのやりがい。

天性のテレビスターおぎやはぎ。それでいて現場では、自分が受けなくてもその場が面白くなればそれが1番だと考えられるのもすごいところ。とにかく信じられない位いい人たちで、芸能界であの2人の悪口を言う人を見たことがありません。p.77

 ノブコブ徳井が、矢作を「人生何周目を生きているんだろう」と称したのが印象的です。


テレ東にとってのメリットを考えなければならない。p.141

 どう貢献できるか。驚異的なDVDの売り上げによって、視聴率に左右されない番組の担保を作る仕事もプロデューサー。

とりあえずやってみようと言うことで組織にも新鮮な風を吹かす。p.144

 他局の後陣を拝するあきらめを消す。結果的に佐久間さんの仕事はテレビ局全体を活性化させたと思います。

終わらせる勇気。p.155

 成功ばかりではない、沢山の失敗作。

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永江雅邦
本を買って読みます。

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