サブカル大蔵経464木村聡『消えた赤線放浪記』(ちくま文庫)
旭川、釧路、帯広、札幌月寒、南六東三、苫小牧、函館、青森、秋田、盛岡、塩竈、郡山、小名浜、宇都宮、神栖町、横浜曙町、黄金町、横須賀、吉原、富山、新潟、金沢、名古屋太閤通口、中村、渡鹿野島、飛田新地、五条楽園、大和郡山、福原、米子皆生温泉、下関、高知、松山、高松、徳島、若松、小倉、久留米、唐津、熊本、鹿児島。
消えつつある貴重な風景と、そしてそこに暮らす人の言葉。
相手と著者の絶妙な距離感が心地よいし、あとをひく余韻を漂わせる。よくぞ取材してくれた、そんな貴重な労作。
私