サブカル大蔵経236橋本治『宗教なんかこわくない』(ちくま文庫)
私自身、うっかりすれば教祖にさせられてしまう。だから私は読者というものが好きではない。p.34
橋本自身が教祖にならないよう配慮しながら宗教について語る論書。
著者の視点と率直な言葉が次々と真理をついているように思えてきます。初読の時貼った付箋紙は100枚を超えました。
なので、以下引用箇所が多くなってすみません。再読してもあらためてすごい本だと思いました。日本人と宗教の関係、宗教そのものの根幹。僧侶への提言。すべて今の自分につながる。
宗教とは、この現代に生き残って