サブカル大蔵経858鵜飼秀徳『ペットと葬式』(朝日新書)
古典になってもいい程の鵜飼さんのルポ。
殺生と供養の現場における想像力の極北。
人間の葬式はどんどん簡略化される傾向にありますが、ペットはより手厚く見送る傾向が見られます。p.58
迷走の多い人間の葬送よりも、ペット供養こそが弔いの本質が浮かび上がるような。
現代の草木浄土というべき、生物の魂の周りを蠢く人間たちの活動を活写。
行ってみたくなる興味深い所が、日本中にこれだけあります。身近はバッタ塚です。
ペットや念仏を称えられないような人や動物でも阿弥陀仏がすくい