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できたてほやほやのオンラインスクール「デザイントースト」でデザインを勉強してみた
どうも、アラフォーふぁむ子です。
いきなりですが現在スイスに住んでます。
去年のコロナの騒動が始まる直前に夫の仕事の都合で移住が決まって、コロナ騒ぎと共にヨーロッパへ移ってきました(コロナ以降の日本の状況を知らないレアな女です)。
それまでは、企業でWebディレクターとして仕事したり、在宅でベンチャー企業を裏で支える仕事をしたりしてました。ライフイベント(出産&夫の日本国内転勤)があったのでここ7年ほどは完全在宅勤務OKなクライアントさんと仕事をしております。
実は悩んでた
Web業界は、それこそYahoo Japanができた頃から付かず離れず…Adobe Cloudで全部入りを持ってたり、ちょこっとしたデザイン業務はやっていたものの、全部無理やりPhotoshopでやったりして…Illustratorは納品データを確認するためだけにしか開いたことありませんでした。
スイスに来て、初めて危機感を覚えました。なにせディレクションできるほどの語学力がないからです。
どうするかなぁ…時給が世界一高い国(最低時給、約2700円!)だから掃除のお仕事なら雇ってもらえるかなぁなんて考えてましたが、今まで積み重ねてきた15年ほどのキャリアを捨てるのはもったいない!
なんとかWeb業界に食い込めたらいいなとうっすら考えた時に出会ったのがオンラインのデザインスクール「デザイントースト(Design Toast)」でした。
カウンセリング申し込んで次の週には入学してた
実はデザイントーストの代表のほりさんは以前からTwitterで相互フォローして頂いてた関係でした。
ほりさんの、新しいデザインスクールを立ち上げたよ!新規入会キャンペーン中だよっていうツイートを拝見してなんとなく覗いてみたら、なんとまぁ魅力的だと思ったんです。
というのも、私はWebディレクションや在宅で散々WordPressの立ち上げやらWIXその他諸々のCMS(コンテンツマネージメントシステムの略)は問題なく扱え、html・Java Scriptの知識もそこそこあったため重複する内容は正直要らなかったんです。
一昔前ならいざ知らず、技術の進んだ今ってWebサイト構築ってそこまでhtmlをがっつりさわることってほとんどないですよね。
デザイントーストの潔いところで私がすごく魅力に感じたのは「デザインをとにかくずっと勉強しまくるスクール」だったというところです。
ただ単に、ソフト(PhotoshopやIllustratorなど)のノウハウを知りたいだけなら、それこそ星の数ほど書籍はあるし、ココナラやメンタといったサイトで先生は探せるし、無料でやりたかったらYoutubeでも素晴らしい動画がいっぱい転がっている世の中です。
でもね…違うのよ。独学で何かを学びたいと思ったら、
・ゴール地点を設定して
・自分でカリキュラム組んで
・それぞれの課題に沿ったノウハウを見つけてきて
てやらないといけない。
しかも、最大の難問である自分の作ったものの良し悪しの判断は誰がするの?っていう問題もありまして。
オンラインスクールは、海外にいながらにして母語でスクールに通えるっていう、コロナ禍ならではの恩恵を受けられるチャンス!
そういうことで、無料カウンセリングを受けて、授業見学をさせて頂いて速攻で入学を決めました!
デザイントースト基礎コース(グラフィックデザイン・Webデザイン)の内容紹介
先ほども言いましたが、コロナ禍で一番嬉しかったのは、オンラインの講座やスクールが増えたところですね。海外にいながらにして日本のレッスンが受けられるのは神がかってる✨
私はそこそこの作品制作経験等ありましたが、Illustratorを触った経験がほとんどなかったので基礎コースから入ることになりました。
デザイントースト基礎コースでは以下の内容を習います。
・グラフィックデザイン(Adobe Illustrator使用)
・Webデザイン(Adobe Photoshop、XD使用)
実務で使う技を三ヶ月みっちり教わるコースです。
1:毎週「必須課題」をこなす
(レクチャー動画を見ながら自分で制作物を作成する)
2:週一回のレッスン(Zoomで受講生が揃う日)でレビューをもらい
3:それ以外の日はチャットサービスのSlackでメンター(先生)に
質疑応答し放題
4:オンラインの自習室で週に何度か先生と直接話す機会あり
5:必須課題の他に余力があれば「自由課題」が豊富にある
(やりきれないほど!)
こんな流れでとにかくメンターみなさん親切だし、少人数生だからがっつり色々聞けるんです(ラッキー!)
文章で書いてても何がなんだかと言う感じだと思うので、私の製作したものをお見せします。
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↑ビルを襲う恐竜の合成写真
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↑架空の猫カフェのオープンのお知らせフライヤー
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↑脱毛会社(架空)のキャンペーンバナー
楽しく勉強してたら3ヶ月あっという間にすぎた。
最後の2週間は卒業制作(架空のビール会社の採用ページ作成)に関わるワイヤーフレーム(骨組みになるもの)の作成〜デザイン〜Webサイトに実際に載せるまでの工程を一人でやり切るというやりがいのあることに取り組みました。
1:まずは大手ビール会社の採用ページを最低5社探してくる。
2:それぞれのサイトの分析をする(フォントやデザイン、色使い、
そこから導き出されるこの会社がほしいであろう人材像など)。
3:これと決めた会社を参考に架空のビール会社の採用サイトLPを作成していく
いきなりデザインに入るのではなく、ワイヤーフレームから厳しくチェックされます。厳しくっていうと語弊があるけど、提出したものに対してメンターさんから本当に熱のこもった長いコメントが返ってくるんです(しかもためになることばっかり)。
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htmlやプログラミング、Webサイトの構造についてはコースの中ではあまり勉強しません。とにかくデザインだけに特化したすばらしいスクールなんや…(急に関西弁)。
(注:カリキュラムにはないですが、質問すればメンターさんが教えてくれます)
卒業課題のレポは公式に載ってます。私はFさんとして紹介してもらってまーす!
ちなみに余談ですが、スクール内でのみ提出する課題ということでアタリ画像(未購入Adobe stockのロゴ入り写真)を使ってます。(仕事の現場でも本デザインが決まるまではアタリ画像で色々作るものなのですYO!)
応用コースにも申し込んだ(向学心…!)
話は前後しちゃいますが、デザイントーストで勉強を初めて1ヶ月しないうちに応用でも勉強したい!っていう強い気持ちが湧き上がってきて(自分でもびっくり)、キャンペーンもやってくれてたのでサクッと応用コースも申し込んじゃいましたテヘペロ(死語)。
2021年6月現在、応用コースでヒイヒイ言ってます。デザイン楽しいいいい!!
無事卒業!されど学びは続く、楽しい毎日。
さてさて、デザイントースト基礎コースは卒業制作をもって無事に卒業証書がもらえました。やったね!
終わって1週間しないうちに自由参加のデザインコンペがあってそこに向けて気持ちを切り替えて手を動かし続けましたよ。そうこうしてるうちにすぐ応用コースの入学式があったりして…。休みがない(うれしい悲鳴)。
最後に、オンラインのデザインスクール Design Toastの好きなところを挙げます。
少人数制
これが意外と大事…先生(メンター)も人間なので、あんまり多いと見てもらえないぞ!
めちゃくちゃ褒めてもらえる
この歳になってこんな褒めてもらえることある!?っていうくらいめっちゃ褒めてもらえる。メンター(先生)全員、作ったものに対して良いところをすごくたくさん見つけてくださってはちゃめちゃにアゲてくれる。最高。
実用的な知識を教えてもらえる
上達のコツや、実務レベルの超使える知識(でもネットで探すとなると結構大変)や小技をふんだんに伝授してもらえる。最高。
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↑メンターさん(先生)のフィードバック一例
気軽に質問できる
授業(レッスン)以外はSlackというチャットサービスを利用して軽快にコミュニケーションが取れます。わかんないところとか、授業前に制作物をチェック&レビューしてもらえる。先生との距離が近い。最高。
魅力を語ってたら長文になりすぎました(ゼエハア)。今もデザイントーストの応用コースで勉強中なので、またレポさせていただきたいと思います!