"描いてみよう!狛江の未来" 子どもイラストワークショップ#1 レポート!
こんにちは、まちラボ・チーフディレクターの銀林です。
今回は、8/6にこまっこ児童館で開催した「子ども・若者応援プランの改定に向けた子どもイラストワークショップ」の第1回のレポートです。
このワークショップは。
今回のワークショップは、狛江市子ども・若者政策課で進めている「子ども・若者応援プラン」の改定プロセスの一環で、今の子どもたちの困りごとや、子どもたちが考える“これからの狛江のまち”を把握するための2回連続講座(8/6、8/23)です。
今回は、市内の小学生16人がこまっこ児童館に集まってくれました。
講師は、阿部華奈絵さん。
ワークショップの講師は、『まちの不便屋』の阿部華奈絵(あべ・かなえ)さん。
「つながる」をキーワードに、とにかく色々なことをやっている方で、グラフィックレコーディングの講師、焚火イベント(!)をやりながら、最近は、三重県庁の事業でコミュニティマネジャーも始めたそう。
今回は、「イラストを描く」ことを通じて、子どもたちに自分の気持ちを表してもらったり、将来の狛江の姿を考えてもらいます。
ワークショップのスタートは『絵しりとり』
今日初めて会ったお友達もいるので、ワークショップの最初は、前の人の描いた絵をしりとりで繋げていく、「絵しりとり」から。
みんな最初のうちはおしゃべりも少なく、表情も硬かったけど、しりとりがつながっていくうちに少しずつ緊張もほぐれてきて、阿部さんが「次、描きたい人~?」と聞くと、チラホラ手が上がるようになってきました。
へー、人って結構簡単に描けるんだ。
絵しりとりで雰囲気が少し温まってきたところで、いよいよここからはイラスト講座。
「絵で何かを描こうと思ったとき、リアルに描こうとし過ぎて、全然うまく描けなかったことない? そういうときは、○▽□とか、図形を組み合わせると絵の雰囲気が出てくるよ。」ということで、まずは、○▽□を使って人の顔を描く練習をしてみます。
顔の向きや腕の位置など、細かなコツも教えてもらいながら、徐々に慣れていきます。
今の小学生が求めているのは、、癒し?
○▽□を使った人の描き方を教わったところで、「みんながよく遊びに行く場所や安心する場所を教えて!」ということで、それぞれの好きな場所をイラストで描いてもらいました。
少し紹介すると、
今はもうなくなってしまった保育園。木がたくさん使ってあった
美術館。美術館が好き、狛江にほしい
キャンプ場。テントがあって自然がある
普段は児童館によくいる。漫画を読んだりしている
京都のおじいちゃんおばあちゃん家。揺れ椅子が好き
広島のおばあちゃん家の庭。秘密基地があって植物もいっぱいある
木登りが好き。木の上が眺めが良くて落ち着く
普段は学校と家と学童にいる。それ以外は駅・道・川・公園・市役所の中にある裏道(?) などなど。
ふむ。。みんな疲れてる!?
でも、どの子もみんなリラックスしたなかで答えてくれていたように見えたし、、とすると、この辺も次の計画のヒントになるのかなということも感じた初回のワークショップでした。
次回は8/23金曜 @こまっこ児童館
次回はいよいよ、狛江にあったらいいなと思うもの、狛江がどんなまちになればいい?といった、この子どもイラストワークショップのメインテーマに進みます。
次回も同じく、こまっこ児童館2Fの中高生室で午前10時から。
参加者の皆さん、ぜひ皆さんの思いを私たちに聞かせてください!
あと、最後に今日のワークショップで少しだけ感じたこと。
ワークショップの最後に、今日の感想を子どもたちに聞いていったとき、「学校では描くものが決められてるけど、今日は好きなものを描けるのが楽しかった」と言ってくれた子が何人も(!)いました。
集団での活動が基本になる学校では色々と制約も出てくるのは仕方ないけど、でも好きなことに集中できる時間って、子どもにとってはとても大切な時間だし、やっぱり子どものうちしかできないんだよなぁ、、、と。
頭の中にうちの子の顔も浮かんできたりして、改めて考えさせられました。
それでは、今回はこのへんで。
また次の記事でお会いできればと思います。