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ロックフェラー・センターのテナントにDXで付加価値を 半年で4000人利用の福利厚生アプリ

▼クライアント
Tishman Speyer(ティッシュマン・スパイヤー) 様
https://tishmanspeyer.com/

▼業種
不動産不動産開発・流通商業施設開発・不動産仲介

▼サポート内容
テナント専用福利厚生アプリ『ZO.』のリサーチ企画設計デザイン開発

▼DXの分類・目的
派生事業(既存市場×新規資産)新製品・サービスの開発

▼キーワード
UIデザインUXデザインローカライズ不動産テック

アメリカの商業不動産開発会社「Tishman Speyer」。世界7ヶ国で事業を展開しており、ニューヨークの「ロックフェラー・センター」やベルリンの「ソニー・センター」などを所有・管理している。

モンスターラボは、同社がテナントに提供する福利厚生アプリ『ZO.』の開発に企画段階から参画。プロダクト開発までの全工程を担当した。

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■課題

ニューヨークの名所としてだけでなく、高級オフィスビルとしても知られるロックフェラー・センター。しかし、近年台頭するコワーキングスペースと比較されることも増え、DX推進による付加価値創出の必要性を感じていた。

DX施策では、競合優位性を担保するとともに、既存のテナント企業との契約を保持するためのオフィスワーカー向けサービスの開発が急務となっていた。

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■ソリューション

モンスターラボは、ビル内で働くオフィスワーカーへのインタビューを実施。その結果、アメニティが充実したコワーキングスペースを羨む声が多いことを突き止めた。

テナント企業のワークエンゲージメント向上のため、モンスターラボは福利厚生アプリを提案。施設内保育、出張手配を含む旅行代理店サービス、フィットネスやマッサージなどのウェルネス関連サービス、フードデリバリーやライドシェアリングなど、包括的なサービス展開により従業員のワークライフバランスのニーズに応えた。

アプリは、テナント企業ごとに最適な福利厚生を提供できるよう、柔軟性・拡張性が高い仕様を採用した。

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■結果

『ZO.』は2017年より、ロックフェラー・センターを皮切りに提供開始。リリースから6ヶ月で4000人以上が利用するサービスへと成長し、好評を博した。

現在はパリやロンドンなど各国の主要都市にも進出。機能の拡張性を活かし、ローカルのニーズに合致したラインナップで提供されている。

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(情報公開日:2021年6月25日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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