刺激を受けたなんてもんじゃない
2022年9月12日(月)
7時50分起床。
今日は休みなんだけど、自然と目が覚めてしまう。
今週は『泳げ!ニシキゴイ』が最終週なので、きちんと観ることに。
洗濯をして、いつものことを済ませる。
ただテレビを眺め、昨日の日記を書く。
また、うどんを食べたくなってしまうな。
昼時になり、何を食べに行こうか迷う。
でも今日はプロレス観戦だから、何かゆかりのあるお店に行こうというわけで、麺ジャラスKへ行くことに。
自転車があるから、ちょっと遠いと思えてもすぐに行ける。
が、ナビから外れてちょっと遠回り。
5分遅れぐらいでなんとか到着。
本日はカレー白湯ラーメンでなく、鰹白湯ラーメンに。
加えて唐揚げハーフも。
明らかに食べ過ぎだけど、今日は大一番があるだけに景気づけだ。
完食にして満腹にして大大大満足!
川田利明に感謝!!
お腹が苦しいので、遠回りしてカロリー消費に努める。
自宅に戻れば汗だくだく。
なのでシャワーを浴びて一服。
涼んで本を読み、まったりとくつろぐ。
時間になったので準備をして出発。
18時過ぎ。
代々木体育館第二競技場に到着。
本日は『タカタイチデスペマニア』の観戦だ。
やたらデカい声で騒いでいる人がいるので、誰なんだろうと見ると、よしえつねおさんとプロレス好き芸人の方々だった。
そして、よしえさんは騒いでいるのではなく、関係者に挨拶をしていたのだった。
いい人なんだか、どうなんだかよくわからない。
会場に入り、パンフレットを購入。
本日出場する稲葉ともか選手、Aoi選手にサインをいただく。
自分の座席に向かう。
今日はアリーナ席だ。
前から4列目。奮発しただけにウキウキしていたが、自分の座席に着いた瞬間、その思いはもろくも崩れ去った。
前方に座るは巨漢。
しかもひな壇ではないため、リングの真ん中あたりが巨漢のカラダと頭で隠れてしまう。
相変わらず座席運がない。
円形の会場だから、スタンド席にしたほうが全然良かった。
あとの祭りなのだが、試合開始前からかなり気持ちが萎える。
18時30分試合開始。
やはり巨漢は邪魔。肝心の部分が見えないし、写真を撮ろうにも頭に妨害される。
タイチの試合もあったが、写真を撮り忘れる。
そしてメイン。
もう観たくて観たくてタマらなかったエル・デスペラードと葛西純の一騎打ちがついに実現!
5月に行われた刺激的すぎるあの対戦から4ヶ月。
ついにシングルでの再戦。
反則なし、リングカウントなしのハードコアルール。
序盤からデスペが有刺鉄線ボードの餌食に遭う。
さらにマスクを剝がされて大流血に追い込まれる。
一進一退の攻防が続き、葛西のフィニッシュを立て続けに返すデスペ。
熱いキスを交わしてから葛西が放った垂直落下式リバースタイガードライバーさえも意地で肩を上げる。
葛西最上級のフィニッシャー・スティミュレーションを防ぎ、掟破りのリバースタイガードライバーから本日2発目のピンチェ・ロコで終結。
デスペが血みどろになりながら勝利!!!!!!!
試合が終わり、葛西に感謝を述べて座礼をするデスペ。
同じくデスペに感謝をして座礼する葛西。
そして葛西がデスペに熱いメッセージ。
戦前、デスペはこの試合に「死んでもいいくらいの覚悟でやる」という思いで望んでいた。
しかし、葛西はその発言に対して、こう言い放った。
世の中には死にたくて死ぬヤツなんていねえんだよ。
生きていたいのに死んじまうヤツがゴマンといるんだよ。
お前みたいに最高の仲間に囲まれて、新日ジュニアのトップ取って、最高の人生送ってるヤツが死んでもいい覚悟でリングに上がるなんて言うなよ。
俺たちは死んでもおかしくねえ、大ケガしてもおかしくねえリングに上がって、生きて生きて生きてリングを降りなきゃいけないだろうが。
死んでもいい覚悟なんていらねえんだよ!
そうすればお前はもっと強くなる。
もう泣きまくった。
こんな言葉を突き刺されたら、小さなことでヘコんだりツラいなんて思っていられないなって。
生きていられるなら、自分でやれることをやるしかないんだなって。
生きて生きて生き抜くことが重要なんだよ、って背中を押されたよ。
私と葛西純は同い年。
だからこそ葛西純を見続けて、同じ時代を生きていることに幸せを感じる。
立ち上がり、這い上がる。
ハートが弱い私だけど、周囲に強さを見せてくれる人がいるから生きられる。
そして正直に気持ちを吐き出してくれる。
死闘を制したデスペも正直な思いを。
お互いが勝ちにこだわったからこそ、こんな熱い魂を受け取れたのだと思う。
最後は前回の対戦で葛西から受け取った薔薇を、デスペがドライフラワーにして葛西へプレゼント。
感動のラストシーン。
涙を流しながら拍手をしまくった。
2人が紡いだロマンス。
もはや映画のような世界にシビれまくってしまった。
気づけば自宅に到着。
それぐらい、この試合を観た高揚感がハンパなかったということだろう。
風呂に入って、簡単に食事を済ませて興奮が止まらないまま、深夜2時半ごろに就寝。
明日からまた仕事だ。
だけど生きていける気持ちがあるから、どんなことでも前を向いて生きていこうと思う。
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