見出し画像

8年間で1000万円を捻出したリアルな家計管理法

現在40代後半の扶養内パートで働く主婦、nagomiです。
同じ歳で会社員の夫、大学生の一人息子との3人で暮らしています。
 
突然の年収約150万円ダウンの危機から8年間で、何とか学費など子どもの
ために合計1000万円ほどの捻出に成功した私の体験を失敗談と成功例を
もとにお伝えしたいと思います。
どうすればお金に困らない生活ができるのか、少しでもヒントになれば
幸いです。

【まずは1か月の生活費を把握!やり方は超絶シンプルに!】


私は毎月生活するために何にいくら使っているかを全く把握していません
でした。
まずは1か月の支出を調べてみなければ!
当時は家計管理のためにノートパソコンを立ち上げるのが面倒で、
超アナログに手書きの家計簿に記入することにしました。
今はもっと効率よく且つ正確にデジタル化された家計管理が出来ますので、その方法は後半でお話しますね。
 
まずは、私のアナログなやり方にお付き合いください(笑)
基本的は考え方はアナログもデジタルも同じなので、参考にしてください。

【生活費の家計方は超絶シンプルに!】簿はシンプルに限る!】


家計簿くらいつけてるよ…という方も多いと思いますが、
私は恥ずかしながら全く家計簿なるものをつけたことがありませんでした…
なにせ続かない…そう、絵に描いたような三日坊主人間なのです…
そんな私が家計簿を続けるには…とにかくシンプルにするしかない!
そこで項目は「食費」「日用品」「その他」の3項目のみ。
支出した日付や細かい品目は記載せず、1か月分のレシートの金額を3項目に振り分けて記載するのみです。
ここでの目的は大枠で支出の金額を把握することなので、細かいことは
気にせず突き進みましょう!
こんな感じで3か月程家計簿を続ければ、各項目でどれくらい支出が
あるのかが見えてきます。

【1年の間のイベントごとを書き出す】


1か月の生活費が見えてきたところで、今度は1年間のイベントごとを
書き出してみましょう!
イベントごととは、例えば家族の誕生日、家族旅行、実家への帰省費用、
税金の支払、車検、冠婚葬祭のための費用…などです。
お金がかかるのは生活費だけではありません。
むしろイベントごとの方がお金がかかったりするのです。
ここをしっかり管理できなければ家計管理が出来たとは言えません!!!

と偉そうに言っている私ですが、生活費ばかりに目がいってしまって、
実はここが完全に抜け落ちていました。
2年で100万円の貯金を切り崩す事態になった最大の落ち度はここです…
みなさんは、絶対にイベント費用の算入を忘れないでくださいね!
詳しい金額がわからない場合は、何となくこれくらいかかるんじゃない?
という金額で大丈夫です。
コツとしては、少し多めに見積もっておくことです。

【家計計管理を自動化する三種の神器と3つのメリット!】


超アナログで家計簿をつけてきた私ですが、今はデジタルで自動化して
います!
その三種の神器といえるものが下記の3点です。

●マネーフォワードME(家計簿管理アプリ
●ネット銀行
●支払いのキャッシュレス化

この三種の神器を連携して使いこなすことによって、以下のような3つのメリットがあります。

①自動的に正確な家計管理ができる
②時間の節約ができる
③不正利用に気が付きやすくなる

 では、それぞれについてご説明していきましょう。

【①マネーフォワードMEで自動的に正確な家計管理ができる】


マネーフォワードME(以下マネフォ)を利用することによって、自動的に
正確な家計管理ができるようになります。
マネフォは無料の家計簿管理アプリです。
もちろん手入力も可能です。
また、レシートを画像に取って自動反映させる機能も備わっています。
しかし私がお勧めするのはキャッシュレス決済とネット銀行を利用することによる完全自動化です。
マネフォとネット銀行を紐づけることによって、銀行への入手金が自動的に反映されるのです。
 
ここでポイントなのは「ネット銀行」です。
夫の給与振込は住信SBIネット銀行、私の給与振込は楽天銀行です。
給与が振り込まれると、マネフォに自動的に「収入」として反映されます。
 
支出についてはネット銀行の口座に紐づけたクレジットカードを
利用します。
そうするとクレジットカードを利用すれば、自動的にマネフォに「支出」として反映されるのです。
我が家では楽天銀行から引き落とされるように設定したクレジットカードを主に利用しています。
マネフォには「食費」「日用品」「光熱費」「保険」「雑費」「衣服」など予め準備された費目が設定されています。
初月は反映された支出を手動で各費目に振り分けてないといけませんが、
次月からはそれを記憶して勝手に費目を振り分けてくれます。
新しい項目などは、その都度費目を割り当てなければいけませんが、
たいした手間ではありません。
わかりやすいグラフも自動生成されるので、使った項目や金額が
一目瞭然なのも優れた点です。
私は光熱費含めてすべての支払いをクレジットカード払いにしています。
本当に楽ですし、何より手入力するより正確な管理ができます。
手入力だと入力漏れがあったり、金額を間違えたりする可能性も
ありますしね。 
ただ、クレジットカード払いは利用した時期と支払いに時差があるので
管理しにくいと思われている方もいらっしゃると思います。
初月こそ、1か月分程度の予算を確保の上、予め銀行に入金しておく必要がありますが、次月以降は今月確定した金額が入金された給与から自動的に
決済されるのを待つだけです。

 【②時間の節約ができる】


ネット銀行を利用することによって、時間の節約ができます。
ここまで読んでいただいて、なぜネット銀行?メガバンクや地方銀行では
いけないの?と疑問に思われる方もいるともいます。
それはネット銀行とマネフォと相性がとても良いからなんです。
メガバンクや地方銀行などはマネフォと連携したとしてもセキュリティの
問題で、何度もログインを求められることが多いため手間がかかります。
また、ネットバンキング機能を付与してもらうためにお金がかかることも
あります。
そんな理由からネット銀行をお勧めしています。
給料日に長蛇の列のATMに並ぶ必要がなくなりますし、振込も家に
居ながらにしてスマホで完了しちゃいます。
しかし給与振込口座が会社から指定されていて変更が出来ない…という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時におすすめなのが、わが家も使っている住信SBIネット銀行です。
「定額自動入金機能」を使えば、毎月設定した銀行から設定した金額を
自動的に吸い上げてくれるんです!
ただし吸い上げ後に口座に入金されるのが、4営業日後になる点は注意が
必要です。
吸い上げる日は毎月5日か27日に設定できますので、入金されるまでに
時差があることを考慮して設定してください。
また、公共料金や習い事の月謝など毎月決まった金額の振込が必要な場合は「定額自動振込機能」を利用すれば毎月降込する手間が省けます。
銀行のATMに並ぶ必要はほぼなくなるので、時間の節約にもなりますし、
毎月「〇日までに●●銀行に降込まなきゃ」と気にする必要もなくなります。
ちなみに手数料無料です。
神すぎませんか!?(案件ではありませんw)
その他にも1つの口座の中に「目的別口座」を10個まで作ることが
できるのです!
「貯蓄」「学費」「冠婚葬祭」「家電買い替え費用」など自分で
カスタマイズできちゃいます。
今まで何個もの口座に分けて管理していたものが、1つの口座内で
完結するんです!
これも管理が簡単になることで、時間の節約につながります。
ちなみにこちらも無料サービスです!
神すぎませんか!?(案件ではありませんw2回目w)

 【③不正利用に気が付きやすくなる】


ネット銀行とマネフォを連携させることによって、不正利用に気付きやすくなります。
クレジットカードと紐づけられたネット銀行とマネフォが連携されていますので、万が一不正利用があった場合もマネフォに記録されます。
普段利用するお店などは自動的に各カテゴリーに振り分けられます。
しかしマネフォが記憶していない見知らぬお店使われた金額は「未分類」という項目に入ります。
クレジットカードの明細書では見落としてしまいそうですが、マネフォと
連携してカテゴリー分けされることによって怪しい利用履歴に気が付くことが出来るのです。

【マネフォの使い方は簡単!】


マネフォの使い方は割と直感的にわかりやすいものになっています。
使い方がわからない時は、サイト内のヘルプを見れば解決できると
思います。
マネフォには無料版と有料版がありますが、無料版で充分使って
いただけます。
無料版は、銀行口座やクレジットカードの連携が最大10件、過去の記録は
1年前までしか残らないという制限がありますが、大きな問題では
ありません。
銀行口座やクレジットカードは管理コストの面からも出来るだけ数は
減らした方がいいので、10件すら必要ありません。
銀行口座2つ、クレジットカード2枚くらいが管理する上では適正です。
また、記録も1年分が残っていれば充分です。
とにかく一度ダウンロードをしてみて、どんなものか試してみることを
おすすめします!!(案件ではありませんw3回目w)

【次回は、適正な家計のための予算の組み方をご説明します!】

      



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?