夫婦で話し合い
こんにちは。チャーミーです。
流産手術の後、夫婦で話し合いをしました。
今後の治療方針についてです。
部分胞状奇胎は体内に残ってしまうと侵入奇胎となり、やがて絨毛ガンへ進行してしまう可能性があります。
ちなみに侵入奇胎は全身に散らばってしまう可能性もあるようです。
こわいですね。
そうならないように定期的にhcgを測って、しっかり下がっているかどうかを確認する必要があります。
少なくても半年間は慎重に経過観察をし、その後も3〜4年フォローを続けるそうです。
hcgが陰性化してから半年が経過すれば、一応妊娠の許可が出るようです。
しかしもうアラフォーである私にとって、大幅な時間のロスであることは明白です。
とてももどかしい時間です。
そこで夫に、以前も伝えたことではありますが私なりの治療方針について話しました。
私「今後不妊治療を再開して残りの保険診療(残3回)を使い切ったら、自費でPGT-Aをやりたい」
PGT-A(着床前診断)は卵一個につき費用が10万円ほどかかります。
大金です。
通っているクリニックだと、私の場合は採卵一回につきおそらく胚盤胞は1〜3個程度できると思います。
私がこんな体でなければ、楽しい旅行に何回も行けちゃうのに。
私たち夫婦は治療費を折半しているので、夫には大変申し訳ないと思っています。
でも、やらなければ絶対に後悔すると思うのです。
なので上記のように改めて宣言したところ、こんな事を言われました。
夫「じゃあもうPGT-Aやった方がいいんじゃない? 半年って結構長いしさ。」
お?マジで?いいの?
そんな事を言われると思っていなかった私はびっくりしました。
でも確かに保険診療で染色体異常かもしれない卵を移植して無駄な時間を過ごすより、最短で妊娠に近づけるPGT-Aにチャレンジした方が良いと思います。
実際に3回流産で1年、いや今後半年治療できないから結果的に1年半以上を無駄にしました。
PGT-Aも万能ではないことは理解しています。
侵襲的な検査なので細胞が傷ついたことによってダメになってしまったり、モザイクという結果が出たり。
また正常胚を移植しても妊娠には至らなかったり、着床しても流産してしまった方のブログも見ました。
夫にもリスクの説明や、実際に細胞を採取する動画を見てもらいました。
結構ガッツリ採取してますよね。
それでも、やらないよりやった方が早く妊娠・出産へ近づけると思います。
欧米では一般的らしいですし。
もう少し若ければ限度回数いっぱいまで保険診療でやりたいですけどね。
何せ年齢的に、ね。
私「ありがとう。不妊治療が再開できるようになったら先生にPGT-Aをお願いしてみるね」
理解ある夫でありがたいです。
治療の再開が待ち遠しくなってきました。
そういえば胚培養士ミズイロの2巻が出ましたね。
今回は卵子凍結」編と「無精子症手術(TESE)」編が収録されています。
よかったら是非!