九頭龍の森
前回の記事の続きです。
前回の記事はこちら⤵︎
前回、1月に箱根に行った際は、行きたくてたまらなかったけど、時間の関係で行けなかった、九頭龍神社。
今回行くことができました。
しかしこの記事を書く前から、困っています。
なぜなら、あまりにも素敵な景色が多すぎて、大量に写真を撮って、どれも選べないくらいみんな載せたくて…
私の写真で、どこまでこの美しさが伝わるかわかりませんが、厳選した(つもり)の写真、見ていただけたら嬉しいです。
入り口はプリンスホテル
この看板の右側から行きます。
九頭龍神社に行くには、「九頭龍の森」を歩いて通っていくようです。
車ではいけません。
脇には、美しい水の流れ
少し進むとこんな看板がありました。
箱根九頭龍の森 セラピーロード
期待値が高まります。
まるで龍のような木がお出迎え
大涌谷から下って、だいぶ気温も上がって来ましたが、ここからの道は、木陰で涼しくて、とても気持ちよく歩けました。
すぐ横は芦ノ湖です。
小鳥のさえずりと波の音が聞こえます。
湖だけど、風で波立つんですね。
お花も咲いています。
少し進むと、ちょっと広くなっていて、何やら建物があります。
九頭龍神社の入り口か?
こちらで入場料を払います。
神社の、というよりここから先の九頭龍の森の入場料?
中は、芝の広い広場があって、セグウェイできるようだけれど、そこはスルー。
九頭龍神社へ向かいます。
とはいえ、まだすぐには着きません、
そこからまた歩きます。
でも全然苦ではない。
森林浴をしている感じです。
道に落ちた葉っぱさえも美しい。
火が当たらないせいか、苔もたくさん
そうこうするうちに、九頭龍神社の社が見えて来ました。
思ったより小さな社です。
躍動感がある龍の彫刻があります。
九頭龍神社は、芦ノ湖の守護神 九頭龍大神を祀る神社です。
1月に行った箱根神社境内にあるのが新宮。
こちらの九頭龍の森にあるのが本宮。
本宮は、パワースポットとも言われています。
なぜなら、ここが九頭龍伝説の大元となる場所なんだそうです。
ここで万巻聖人が九頭龍と対峙し、九頭龍が聖人の前に帰依し人々の守り神になったんだとか。
そう思うと、この静かな森が、なんともいえぬ、安らぎを感じるのもわかる気がします。
森を歩いてくると、傍からいきなり神社の正面に来たけれど、実際は湖の方から来るのが、本当なのかな?
湖の方に降りてから撮影すると
こちら側から参拝する感じです。
右側にチラッと見える手水鉢の龍がかっこいいです。
実は、九頭龍神社の正面、湖との間に、もう一つ社があります。
これは、弁財天社。
真後ろにチラッと見えるのが、九頭龍神社です。
歴史は古い弁財天様ですが、以前はこの地にはなかったようです。
弁財天は龍神と縁が深いので、昭和39年にここに九頭龍神社のや社が建てられたときに、一緒に勧請されたようです。
九頭龍神社正面から、まっすぐ降りてきて、弁財天を突き抜けて、芦ノ湖に繋がる所には、湖に向かう小さな石の階段がありました。
もしかしたら、昔は船で来て、ここから上がって参拝したのかもしれません。
その正面に、湖に浮かぶ鳥居があります。
遠いのか? 小さいのか?
実は小さいです。
人はくぐれない大きさです。
でもこうみると、遠くに大きい鳥居があるようにも見える。
もしかしたら、そういう効果もあるのかもしれません。
九頭龍神社にはボートで来る事もできて、ボートだと鳥居のすぐ横を通ります。
その鳥居から神社を見たら、又ばえるかもしれません。
そのボートがつく、小さな桟橋が、脇にあります。
桟橋に出てみた。
ここからだと、湖上の鳥居がよく見える
実は九頭龍神社の先にもまだ道が続いている。
どこまで続くのか…
少し進むと、湖端に出られるところがあった。
気づけば空はすっかり青空です。
来た道を戻りつつ、再び湖端に降ります。
水がとっても綺麗
手前の砂利のようなものは、よくみると軽石のようです。
いつまでいても飽きないような風景です。
木陰から差し込む光もまた美しい
まだまだゆっくりしていたいけど、先がある旅。
残念だけど、戻ります。
九頭龍神社に行かれる方は、
ボートで来るのは、楽だし、湖からの景色もいいんだろうけど、どうせなら、せめて片道でもいいから、九頭龍の森を歩いてほしいです。
最高のセラピーロードでした。
実はこのあとまだもう少し続きます。
が、今回はこれにて…