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秋のれんげ畑?
稲刈りが終わった田んぼがピンク色。
れんげ畑?
まさかね…
近寄ってみると
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ホトケノザでした。
でもホトケノザも春の花では?
確か、春の七草…
ググってみると、なんと秋も咲くことがあるそうです。
ホトケノザって、なんでホトケノザっていうのか、わかりますか?
名前のまんまじゃんって???
ま、まあ、そうです。
仏の座。
葉が茎を包み込む姿が、蓮華座(れんげざ)と呼ばれる
仏像を載せる蓮華形の台座に似てるから。
よく、ハスの花みたいなやつの上に、仏像載ってるじゃないですか。
あの台です。
どこかで、ホトケノザ見かけたら、じっくり見てみてください。
ところで、ホトケノザ、別名は、サンガイグサ(三階草)
その理由は、私の写真ではわかりにくいけど、
縁に切れ込みが入った葉が2〜4段に別れて付いている。
そのため、そのように呼ばれるようになったそうです。
ところで、春の七草のホトケノザ
そう言いましたけど、実際七草セットの中に、この写真のようなホトケノザって入っていませんよね。
なんで?
調べたら、春の七草のほとけのざと、
このホトケノザは、全く違う植物だったんです。
みなさん、知ってました?
七草で食べる、ほとけのざは、
実は「コオニタビラコ」という植物なんだそうです。
コオニタビラコは、キク科の多年草で、昔は同じホトケノザという名前で呼ばれていました。
コオニタビラコの葉が放射状に広がる様子が、仏様の連座に似ているという事で、というところから付いた名前のようです。
花はこの時期には咲きませんが、青々とした葉っぱが良かったのでしょう。
コオニタビラコはキク科の多年草です。緑少ない初春に花は咲いていないけれど、春に小さい黄色い花がつきます。
この花、見たことあるぞ!
ちなみに、この花に似てるけど、背が高くなるやつ。それもっと見かける‼️
それは「オニタビラコ」だそうです。
このピンクのホトケノザとぜーんぜん違いますね。
ピンクの花のホトケノザ(サンカイグサ)は、シソ科けで、食べられません。
だけど、レンゲみたいに、花を引き抜いて根元を吸うと甘い蜜の味がします。
黄色い花のホトケノザ(コオニタビラコ)は、キク科で食べられます。
これが春の七草のホトケノザの正体でした。
調べてみて初めて知りました!
秋に咲くホトケノザがあること。
ピンクの花のホトケノザは、春の七草のホトケノザとは別物であること。
皆様はご存知でしたか?
ちなみに、このピンクのホトケノザの花言葉は、
「調和」「輝く心」
名前に相応しく、優しい仏様の姿を思い出すような、素敵な花言葉です。
雑草の一つとして、そこまで気に留めた事はなかったけれど、なんだか、この花が好きになりました。