大分に行きたい
今日から娘が九州に行くそうです。
いいなあ…
この辺りの人は、九州と一括りで言うけど、九州と言っても、結構広い。
福岡に来たついでに鹿児島に行くとか、
宮崎まで来たから長崎にもいこう
とはならない。
だけど、来た人は大概2〜3県をめぐる。
やたらバスの中が長い旅行だ。
ずっと昔、仕事で九州ツアーに行った時も、大分熊本長崎で2泊3日という、なかなか走れ走れのコースでした。
だけど、九州内の長いバス時間は、車窓の風景も楽しみのひとつだと思います。
今回娘は大分県、福岡県に行くという。
娘にとっては、懐かしい場所だったり、
小さい頃行ったけど忘れている場所というのがほとんど。
初めての場所は1ヶ所しかない。
それでも、楽しみに出かけて行った。
私にとって大分県は心の故郷。
心が行き詰まると、大分に行きたくなる。
大分のなだらかな山々と、広がる緑の草原は、私を癒してくれるし、そこに現れる由布岳は美しい。
今は湯布院は全国的に知られた観光地なので、知っている人も多いとは思いますが、湯布院には、金鱗湖という美しい湖があります。
明治初期の儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれているそうです。
湖に清水と温泉が流れ込んでいると言われ、年間を通じて水温が高く、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る様は、とても幻想的です。
湯布院自体、霧の湯布院と言われていて、日頃から霧が多く、そのあたりを通る道路は、要注意です。
私がよく行っていた頃、湯布院は静かな田舎の温泉地でした。
金鱗湖の周りも草が生い茂り、幻想的な湖だった気がします。
金鱗湖の脇に温泉が湧き出ているところがあって、露天風呂になっていました。
道路から丸見えのその露天風呂に、当時私の友達(女子)が入ったと言う。
裸で?
そうだよ、だって、温泉なんだから…
流石にそれには唖然としましたが、まだそんなことができるくらいでした。
今では湯布院は沢山のお土産屋さんやお洒落なお店が沢山できて、一大観光地になっていて、とてもじゃないけど、入れません。
そんな湯布院で買い物したり、食べ歩きするのも楽しいけれど、私はやはり昔の、ゆったりとした湯布院が好きです。
ところで、「ゆふいん」には、二つの漢字があるのをご存知ですか?
湯布院と由布院です。
湯布院は、大分県の中央部、由布岳の麓に広がる温泉地帯です。
山の名前は「由布」です。
実は湯布院(市)は、由布院町と湯平町が昭和三十年に合併してできた地名なんだそうです。
そしてゆふいん温泉は、「由布院温泉」が元々の名前です。
ところが平成17年の合併で、今度は湯布院市はなくなり、由布市湯布院町になりました。
ますます由布院なのか湯布院なのか、わからなくなってきました。
どっちでも間違いではない‼️
結論から言えばそうらしいです😅
地元の人は、旧由布院町地域は由布院、旧湯平町含めた範囲を湯布院などと言い分けているとも言われています。
由布岳の麓だから由布院?
温泉が出るから湯布院?
どっちでもいけど、私は湯布院の方が馴染みがあります。
そんな湯布院から、熊本. ・阿蘇方面へ続く
やまなみハイウェイ(九州横断道路)は、大自然を堪能できるスポットが沢山。
何度通っても飽きません。
飯田高原や、九重連山からの阿蘇。
最高です❣️
湯布院から別府へ
突然開けた別府SAから、眼下には、湯煙が立ち上る鉄輪温泉、その先の別府湾と高崎山を望むのもまたいいです。
中津から日田に向かう途中、耶馬溪も素敵ですし、海沿いを宮崎方面に進むのもよし。
大分市から竹田市を通って熊本に出るのもいい。
荒城の月のモデルになったと言われる岡城跡の石垣も美しい。
大分は、素敵なところがいっぱい!
思い出すとますます行きたくなる大分。
あいにくのお天気で、おまけに寒そうですが、娘には、暖かい温泉にゆっくり浸かって、楽しんできてほしいです。