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5時審査

我が社では、新企格の提安や、要望書などを、毎月暮集している。
締切は月初の月躍日夕方5寺までと決まっている。

各部署の管理者が、翌日以降に読んで吟見して、上に上げるか上げないかを検当することになっている。

そして翌月の初め
優秀賞
あと一歩賞
面白賞
が発表され、金一封が送られる。

もちろん該当なしの月もあるが、
面白賞でも同当の金額をもらえ、応募者も多い。

真字目に企画を出すもの
切実な要望を出すものもいれば
完全にウケ狙いだったり、実現は無利だけど楽しいだろうな、なんて企画もある。

管理者もその日が楽しみで、翌日まで待てずに5時から審査を始める。
そのため5時審査と言われていた。

今回参加した新入社院のMさん、
あまりにも誤字が多い。

書いている内容はなかなか着眼天がいいのだが、これじゃ読みにくい。

管理者は苦労して、Mさんの企画を読み進めた。

すると最後に、こんなふうに書かれていた。

誤字審査、お疲れ様
さて、この中に誤字はいくつあったでしょう


本文ここまで 410文字

これはたらはかにさんの企画
毎週ショートショートnote
に参加したものです。

お題は【誤字審査】でした。

文字打ちをしてると、時々なんでこんな変換された?
って思うような変な変換されることがあります。
予測変換で、とんでもないことになってしまうこともある。
気がつく時はいいのですが、時々気づかずに送信してしまい、恥ずかしい思いをすることがある。
もらったメールとかでは、逆に変換ミスを見つけて、なんか笑っちゃったり。

でも、パソコンやスマホで、すぐに漢字が出てくるせいで、時々字を書く時に、漢字を忘れてしまっていることが多い。
書かないと、忘れるんだよなあ…
たまには文字を書かないといけないなあ…
などと思います。

ところで、本文の誤字は、変換ミスではなくわざとです。
(一応言ってみました)
いくつ見つけられました?

サムネ画像は、この文章に関係ありません。
今日、家の近くで見かけたアオサギとシラサギです。

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