![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129931240/rectangle_large_type_2_ffb3325986037266efe2d5b8d46af6a0.jpg?width=1200)
ぶらり 静岡市 1
静岡市の繁華街は、駿府城の城下町。
ウィンドーショッピングもいいけど、視点を変えて、昔のその場所の姿を想像しながら歩くのも楽しいものです。
ということで、そんな視点で静岡市の中心街を歩いてみようと思います。
静岡駅北口から一旦地下に入り、そこから呉服町七間町方面に左折。
この地下道は、呉服町通りの地下をしばらく進みますが、葵タワーの前あたりの階段で地上に出ることにします。
出たところは、静岡中心地の商店街、呉服町通りです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129407133/picture_pc_2b182e4b0263be1c3acb28dde0749763.jpg?width=1200)
この時間はまだ店が空いていないし、この場所もまだ地下を通る人がほとんどなので、地上にはそんなに人がいません。
右側の歩道を歩くと間も無く、小梳神社があります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127845771/picture_pc_14e77068913693e550ec6b2b196c8c7c.jpg?width=1200)
ここは、先日節分行事に行った神社(昨日の記事)であり、ツノがある狛犬がいる神社です。
もう何度も記事にしてるので、ここはこのまま通り過ぎますが、入り口に地図があったので、その地図に、これから歩く道をピンクで書いてみました。(静岡駅北口スタートです)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129671819/picture_pc_0a354bbebcdda7973c423d648f80da7e.png?width=1200)
現在いる場所に🐼ちゃん貼ってますが、わかりますか?
黄緑は、江戸時代の東海道です。
さて、神社を通り過ぎて最初の信号の前に出ると、足元にこのような表示が
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127847064/picture_pc_cc5743ad0d623015a93f5ccf2c701c39.jpg?width=1200)
つまり、東海道は右からきて、ここを右折して呉服町通りを通ることになります。
この右からの通りは、江川町通り。
右に行くと、駿府城になります。
このまま、呉服町通りを進むと、この通りにはあちこちに、昔の姿を感じさせる看板や、歌川広重の東海道五十三次の浮世絵なんかがあったりします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127847708/picture_pc_9969cf03024df4717046c34fa26ee5b4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127847713/picture_pc_5fc11a6f0d5d6c77e497a0a693e3ce5a.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127847714/picture_pc_0ac97f43dfb45077c2818d5e0c86a872.jpg?width=1200)
この辺りは駿府城の城下町として栄えていた場所です。
上の看板の古地図をアップして見ていただくと、この先の私のブラリ記事をより楽しめる気がします。
ちなみにこの地図だと、今日私が歩く道は、ピンクの点線になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129931020/picture_pc_b13a502a7733a372f6e8d035f0a161fa.png?width=1200)
さて、私は今回は呉服町通りを直進せずに右折し、東海道を駿府城方面に行こうと思います。
江川町通りを右に進むと、御幸通りの大きい交差点。
東海道はここを、御幸通りではないその先を斜め右に行くのですが、それはまた別の機会に。
そのまま少し直進すると、cenovaという商業施設の前あたりにお堀が見えます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127878898/picture_pc_78248bce525863e885d9167c2b944b4f.jpg?width=1200)
駿府城のお堀です。
春、静岡祭りの時には、見事な桜を咲かせていた場所です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127879216/picture_pc_a09a2a98d88874f95a33009d930b0eb3.jpg?width=1200)
ここをお堀に掘って左に進みます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127850285/picture_pc_479d1215b56180e8541b63b174da2b24.jpg?width=1200)
お堀沿いを歩くと、左手は葵区役所です。
この場所は市役所御用邸跡なんですって。
この辺りで御幸通りに合流します。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129672339/picture_pc_7a4e1df021bc5d0cdadd85e1714f26e6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129672555/picture_pc_b0634a28ed1457bc374a4d0fdd03db86.jpg?width=1200)
明治天皇が読まれた歌と、説明があります。
手抜きをして、説明文の写真でお許しください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129672633/picture_pc_73572be570a55d217af42c5689735c72.png?width=1200)
その先には、以前記事で紹介したこともありますが、昭和9年に建てられた、国登録有形文化財の市役所本館が左手に見えます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129672913/picture_pc_743aefa0f21ebf412c4333b28e4a8a2b.jpg?width=1200)
ここ、裏から見るとこんな感じ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129924809/picture_pc_4557483b37e9c8770395f779f7d91614.jpg?width=1200)
また、お堀の中には、県庁の建物。
こちらも市役所と同年建てられた、国登録有形文化財です。
まるで昔のちょっと洒落たホテルみたいです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129672749/picture_pc_1667d282bce55f55e00fc8cf118be6f6.jpg?width=1200)
さて、この県庁の古い庁舎から真っ直ぐ南に向かって伸びる道が、七間町通りです。
ここで御幸通りを左折して、七間町通りを進みます。
市役所側の曲がり角には、こんな石碑がありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129926020/picture_pc_10f97d47e38027a360981071050c3de8.jpg?width=1200)
ここに、江戸時代奉行所があったんですね。
つまり江戸時代の奉行所の跡地に、御用邸ができたってことかしら?
ここを進むと、先ほどの呉服町通りにぶつかります。
ここの交差点は、札の辻。
札の辻って、武家屋敷で聞く地名ですよね。
「札の辻」とは、もともと江戸幕府の法令を記した制札(高札)がたてられた場所のことだそうです。
この角に伊勢丹があるのですが、伊勢丹の七間町通り沿いに、再現したようなものがあります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129926914/picture_pc_fc485a89571ad9ab54e862b247254dd9.jpg?width=1200)
なんて書いてあるのかな?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129927172/picture_pc_8a4aace1c01ea16cdeb30010f362ff19.jpg?width=1200)
ふむふむ…
こんなことが書いてあったのかな?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129927503/picture_pc_27aa111673e912516b054249bd34c75c.jpg?width=1200)
東海道は、呉服町通りをここで左折して、この七間町通りを南に進むのですが、
私はここで右折して、呉服町通りを西に進みます。
突き当たった大通りは、本通り。
その本通り手前左側には、立派な静岡銀行の建物がありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129928673/picture_pc_af06c5096512661b3494abde67e062c3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129928672/picture_pc_e47ed461e5195754cb4f0b53e7dff4d8.png?width=1200)
この建物も、登録有形文化財だそうです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129928849/picture_pc_1d0a810b7388abf24b3775e062e4eceb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129928850/picture_pc_788c807037bf06a55b59492d05244860.jpg?width=1200)
静岡銀行の前身である旧静岡三十五銀行の本店建物として、昭和6年(1931年)施工されたものだそうです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129929226/picture_pc_dfbf7218b294ce30f067dd62b1272847.jpg?width=1200)
素敵な建物です。
ということで、ここまでで、今回はおしまいにします。
次はここから本通をちょっと右折。
静岡天満宮に行きます。