近所のお葬式
先週、体調イマイチで、体の疲れもで出した頃、仕事から帰ると、近所の家の訃報が届いていた。
本人とはあったこと後ないけれど、奥さんとは地域の清掃活動などで何度か話したことがある人だった。
これまでは、私はあんまり近所の人を知らないし、父にお任せというところだったのですが、今年は組長である。
父にお任せというわけには行かない。
それでも父が、自治会長への連絡と、組の人への至急回覧を回してくれていた。
さて、私は何をしたら?
お手伝いはいらないのか?
香典はどこで受け付けるのか?
通夜にどうやっていくか?
組としての香典はいくらか?
とりあえず、規約を見たけど書いてない。
昔の会計の記録を見て、香典の金額を確認して、用意した。
それから前組長宅に聞きに行ったが、よくわからないという。
詳しいであろう数件隣の人の家に行き、話を聞いてきた。
まずはお悔やみに行く。
お手伝いが必要か聞く。
お通夜に自分で行けそうもない人に声をかける→車を出せる人を募り、行く人を振り分ける。
(父は全戸に電話して聞けと言ったけど、前組長や、近所の人によると、若い人は自分たちで行くからいいだろう、とのことだった)
通夜の日、15時に家から斎場に出発する見送りがあるが、仕事の人はいい。
行ける人だけ行けば良いとのこと。
とりあえず香典袋。
父が御仏前の袋に入れていたので、
確か通夜は、まだ仏になってないから御霊前では?なんてことも調べて、袋を書き直す。
数件に電話して、集合時間と場所を決めて伝えた。
この日は残業をして帰宅が遅かったので、翌朝仕事前にお悔やみに行くことにしたが、朝行った時には、まだ寝ているのか、家の人に会えなかった。
とりあえず、父がお悔やみに行って聞いてきてくれるというので、私は出勤。
手伝いが必要なら、昼に帰るから、電話して!
と言って出かけた。
(月末だったことと、先月休みが大きく仕事が溜まりまくっていたので、休めなかった)
15時の見送りも、父にお願いした。
そして、手伝いは必要なかったようなので、16時に仕事を早退して帰宅し、喪服に着替えて、近所の人を乗せてお通夜に行った。
書き出せば、大したことはなく、父にしてもらったことの方が多いのだけど、とにかく何をどうしていいのかわからなくて、すごいストレスで、よく眠れなかった。
今まで住んでいた所は、近所は同世代の若い人ばかりで、近所のお葬式というのはなかった。
義父のお葬式の時は、嫁いで一年。親戚の顔も知らない状況だったし、全て斎場でやったので、ただいるだけだった。
静岡に来てからも、近所は知らない人が多く、父に任せっぱなしだった。
昔と比べたら、ずいぶん楽になったよ
なんて言われて、まだ良かったのかも…とも思う。
でも、父がいなかったら、何があろうと仕事休んで全部しなければいけなかっただろう。
そう思うと、なれていない分、やっぱり大変だ。
今回は父に感謝!
ふと、祖父母のお葬式の時を思い出した。
祖父母のお葬式の時は、近所の人が集まって、料理を作って持ってきてくれたり、受付とか会場準備してくれてた。
終わった後、家族は悲しむ間も無く、お礼に近所の人の接待をするのに追われてた。
お葬式は地域の一大行事のようだった。
今思えば、家の人も大変だったけど、近所の人も大変だっただろうなあ…
でも今は、共働きが多かったり、自治会活動に参加しない世帯もあり、近所の付き合いも薄い。
お葬式も、斎場で一切を済ましてしまったりする。
今回のように、家族葬で行うので、参列は通夜だけというケースも多い気がする。
故人や家族と親しい場合には当然行くけど、ただ家が近いだけでは行かない人も多いのかもしれない。
それでも、昔からの人が多くいる地域では、やはりこうしたことがあるのだろう。
地域によっては、消防団や婦人会が活発なところもあるという。
こういった付き合いは、煩わしいこともあるが、なくなってしまうのもどうかとも思う。
いざ何かあった時、近所の人の助けが必要な時もあると思うし。
今回は、地域の付き合いというもの、こうやって、年長者に聞きながら、いろんなことを覚えていくのだなあ…。
なんて思った。
この歳になっても、まだまだひよっこだなあ…😓
皆さんの地域のお葬式、
そんなのない、
という人も、
もっと大変だよ
という人もいることでしょう。
お葬式についての地域の慣習、地域の人たちとの付き合い、どう思いますか?
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