木の実このまま…
実の父親は、木野税理士事務所で税理士をしている。
父親の頭脳をもらったのか、ミノルは頭がよく、特に数学が得意だ。
自分もいづれは父の後を継いで、税理士になるのだろうと思っていた。
ミノルのフルネームは
木野 実
この名前から、皆に
「木の実」と呼ばれていた。
高校生くらいになると、誰もがミノルに対し
木の実このまま税理士になるんだろう?
いいなあ、就職先決まっていて…
などと言ってきた。
なりたくても、試験に受からなければならないんだぜ!
ミノルは、そう言って笑った。
そう言いつつ、なれる自信はあった。
しかし内心は迷っていた。
このまま税理士の道に進んでいいのか?
ミノルは昔から手先が器用で、手作りのゲーム機を作っては、子供たちにあげて喜ばれていた。
地位も名誉もお金もいらない。
着の身着のままゲーム機を作って、
生きていきたい。
そんなことを夢見ていた。
木野実はこのままゲーム機を作りながら
着の身着のまま税理士になった。
なんのこっちゃ
本文ここまで
さっぱり意味がわからなかったかた、ごめんなさい。
これはたらはかにさんの
毎週ショートショートnoteのお題で書いたモノです。
実は裏お題の
「木の実このまま税理士」
で書いていましたが、行き止まったところで本お題の
「着の身着のままゲーム機」
が出てきてしまいました。
自分でも、
何書いてんだか…
と思い、ボツ記事にしようかと思いましたが、出たがりのミノルが、こんなんでもいいから出してくれ、というので、投稿しました。
なんのこっちゃ
と、笑ってお許しください。
お題って、難しい…😅