生き写しバトル
本日の挑戦者はこのお二人です!
司会のメガネの男性が紹介したのは、
茶髪のショートに、くりっとした目が魅力的なよく似た二人の女性AとBだった。
もうお分かりですね!
本日のゲストはこの方、七海薫子さんです!
この番組は、「生き写しバトル」
全くの別人が、化粧でどれだけ有名人に似せられるかを競う番組で、メイク方法なども教えてくれるので、人気の番組だった。
薫子は、A子を見てハッとした顔をした。
Aは、まさに七海薫子の生き写しのようにそっくりだった。
では、視聴者の皆さん、
投票を開始してください!
メガネの男性が言うと、3人の前の画面に数字が現れる。
しかし様子が変だ。
いつものように数字が伸びない
番組側に、snsでたくさんの問い合わせが入る。
本物が間違ってませんか?
Aが本物の七海薫子さんじゃありませんか?
薫子の表情が曇る。
実は薫子は、知り合いの美しいAの顔に憧れ、似せて化粧をしていたのだ。
本物の生き写しバトルの勝者は、七海薫子だった。
本文ここまで 410文字
これは、たらはかにさんの
♯毎週ショートショートnote
に参加したものです。
お題は「生き写しバトル」
化粧って、別人のように顔が変わったりします。
特に芸能人は、お化粧とったら誰かわからないという人もいると聞きます。
顔だけなら、化粧と髪型でかなり美しくもなれるのでしょうけれど、見た目が美しければいいというものではないし、温泉好きの私としては、メイクをとった時のギャップが激しいと、逆にがっかりさせてしまうのでは?なんて思ってしまう。
などと言うのは、言い訳か?
私にはその技術もなく、スッピンとさほど変わらないナチュラル いい加減メイクで過ごしてます 笑
でも一度くらい、プロのメイクの技で、別人になってみたいような気もします。
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