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marchily 正式リリースに寄せて
株式会社まちいろの工藤です。
本日8月21日 、弊社初のクラウドサービスである marchily がリリースされました
marchily は march (進む) + daily (毎日) で「マーチリー」と読みます。
日報とタスク管理という2つの機能を軸に、ゲーミフィケーション要素を取り入れ、楽しみながらチームビルディングを行うことができるサービスです。
marchily が生まれたきっかけ
まちいろは受託開発を事業の柱としているシステム開発会社。自社サービスのリリースは、代表である蓮田にとっても私にとっても1つの目標でした。
「なんでいまさら日報?」と思うかもしれませんが、まちいろがこのようなサービスを開発したのにはもちろん理由があります。
私がまちいろにジョインしたのは、今から約3年前の 2015年10月。当時まちいろでは日報が運用されていました。私はどちらかというと日報が苦手で、途中で全く提出しなくなるようなタイプだったのですが (すいません...🙇)、まちいろでまた日報を始めてみて、初めて経験したことがありました。
1つは代表が自ら毎日日報を書いてメッセージを発信しているということ。
2つ目は、メンバーが仕事で困ってることや週末の出来事・趣味の話などを自発的に書いているということ。
上司も部下も皆日々思ったことを自然と共有している。チームのコンディションの良さを感じるとともに、これが代表の蓮田とメンバーが作ってきた "まちいろらしさ" なんだなと感じました。
そこから、今のまちいろにあるチームの雰囲気と日報の文化をそのままコンセプトにして、チームを成長させるサービスを作ろう!というのが marchily のアイディアとなりました。さらに私が前職でソーシャルゲームの開発を経験していたというのもあり、ゲーミフィケーション要素を入れて、B2B 製品には無い毎日使っていて楽しいチームビルディングのためのサービスを目指すことになりました。
リリースまでの長い道のり
しかしそのまま順調に進んだわけではありません。まちいろは受託開発が事業の柱であるため、新規サービスの開発のみに注力することができませんでした。少しずつ少しずつ時間を作りながら、メンバー全員でアイディアを出してまとめていったり、プロトタイプを作って UI/UX を検討していきました。
コンセプトやアイディアを esa にまとめていくところ。余談ですが、私は個人的に esa.io のファンで、製品コンセプトも含めてかなり影響受けました。
プロトタイプ作って操作感を確認していったり。改めて見ると今とそこまで大きく変わらない。
そして 2017 年頃からようやく本格的に開発をスタートさせ、2018年5月からクローズドβを開始し、本日ようやくリリースを迎えることができました。GitHub を見ると commit グラフはこんな感じでした。やっぱり波がありますね。
正直こんなに時間がかかるとは思っていませんでしたが、この間にまちいろのメンバーも頼もしく成長しましたし、machi-lia という Headless CMS エンジンやフィットネス予約システムパッケージの開発などが行われ、受託開発の面でも大きな武器ができました。少し遠回りしたように思うこともありましたが、今となってはまちいろにとっては必要な時間だったと感じます。
最後に
まだ始まったばかりの marchily ですが、ぜひ皆様に触っていただき、フィードバックをいただけると嬉しいです。これから実装予定の機能もありますので、よろしければサービスと共に一緒に皆さんのチームを成長させていければと思います。
最後に、まちいろでは一緒に marchily を成長させる仲間を募集しています!ご興味のある方はぜひこちらをチェックしてみていただけると幸いです。