あなたはキャリアタイプを認識しているか?
自分が来月45歳になるのもあり、ふと手に取った本で「なるほど!」と思ったことがありましたのでシェアします。
キャリアタイプ4象限
読んだ本は「45歳の教科書 藤原和博 著」です。
藤原先生はリクルートで務めた後、公立中学校の校長というキャリアチェンジをした人で、著名な方です。
>藤原先生のTwitter
この本の中に、「価値観×志向」別マトリックスというのがあります。それがこちら。
これを見てみると、私はこれまでBタイプで働いてきたなーとキャリアを振り返ります。会社組織に属していた期間もありましたが、結局は独立していく志向が強かったように思います。
また、肩書や権威はさほど興味がなく、仕事で結果を残すことを重視しており、20-30代の頃はよく「結果が全て」「プロになりたい」と思って仕事してきました。(苦笑)
出世意欲が無くなり始める40代
一方でこの本の中には次のようにも書かれています。
”ある調査によれば、ビジネスパーソンの出世意欲が変化し、出世したいと思わない人の割合が出世を目指すヒトの割合を上回る年齢は42.5歳だそうです”
理由は体力の衰えを自覚したり、以前よりも自分が成長できていないと感じたり、仕事への意欲を見失ってしまうことがあるとのことでした。
これには、なるほど!と実感することもありました。特に「自分が以前より成長できていない」と感じていたのですが、それは私個人の問題であるのかと思っていました。本を読んで、それは年齢によるものだと知りました。
(もちろん個人差はあるので、40代半ばでもばりばり成長している人もいらっしゃると思います)
キャリアタイプの変化
以前の私は、Bタイプだったのが、最近は少しずつDタイプに価値観が変わりつつあります。これまで同様お金を稼ぐことはもちろん大事なのですが、最優先かと問われると違うように感じています。今は目先のお金を稼ぐことよりも、「信頼が積みあがるかどうか」のほうが重要であり、その価値観で判断・行動している気がします。
本の中でも、ヒトは年齢や状況変化やライフステージの変化によってキャリアマトリクスは変わっていくものと書いてあり、自分の実感もあり納得です。
稼げるときに稼いでおかないと将来不安かも
これまで稼ぐことに執着してきた結果、ある程度の貯金や資産はあるのですが、この先、稼ぐことに執着しなくなったら、私は一気に稼げなくなるのかもしれないと、この本を読んで少し不安を感じました。
このまま年をとって、仕事への意欲などが低下してしまうことが不安です。
将来は誰もわからないですから「無くはない」って感触です。
じゃあどうしたらよいかというとやはり今を一生懸命生きるってことに行きつくのですが。
なるべく意欲があるうちに思いっきり仕事したいなと思います。
参考文献:45歳の教科書 藤原和博 著