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いつか結ぶための点を散らばす

「ミコトさんは、”スティーブ・ジョブズ”ですね。」

約3年前、大学2-3年の間に、色んなことを幅広く学べる寺子屋みたいなところに通っており、ある知識豊富な素敵な先生(以下Aさん)は私にそう言いました。
私は、某スーパーコンピューターを作れるような才能は何もないって言うのに、この人は何を言っているんだろう。(私の頭の上には巨大なハテナマークがのぼっていたに違いない。)

Aさんは加えて言った、「点と点の話、知っていますか?」
私は知らないと答え、その人は大方の話を説明してくれたのです。(後で知ったが、「スティーブ・ジョブズ 名言」で検索すると一発ででてくる超絶有名なお話だった)
ジョブズさんはスタンフォード大学の卒業生へのスピーチで「Connecting the dots 点と点を繋ぐ」の話をしたそう。

要約すると、
将来を予想して、をつなぐことはできない。なぜなら 後々の人生で振り返った時にしか、をつなぐことはできない。 今やっていることが、将来、自分の役に立つと信じて取り組みなさい。

Stanford Youtube,2005

つまり、点は経験や知識を表し、沢山の経験たとえそれがランダムなものであったとしても過去を振り返った時、それは繋がっているのだということ。
言い換えれば、未来を見据えて点を繋ぐようにはできないのだということ。

ジョブズさんは大学を中退して、その後カリグラフィの授業に潜り込み「書体(フォント)」を勉強しました。そして後にマッキントッシュを開発し多数のフォントを生み出しました。現在のPCのきれいなフォントはここからきているだなんて。
YouTubeにフルバージョンがあったので気になる方はぜひ。
https://youtu.be/UF8uR6Z6KLc?si=TgLd7WFB6MiB7NpE

そして、話は私に戻ります。
当時の私は、興味関心や思考が全くばらばら。
「一つの事に集中・継続的に取り組み成果を出す!」みたいなことが全くできず。
社会で必要とされる人って、
・専門性がある
・(会社や自己)成長を効率的にできる
人たちで。
社会って、
・利益を生み出す
・生産性
が優先されているんだよなぁ。
と、目指される社会と自分を比較して結構うつむき加減になっていました(笑)。
そんな私に、Aさんはスティーブジョブズですねと言って(励まして)くれたのです。スティーブ・ジョブズみたいな大成功した人が言うのであれば間違いないのかもしれないということで、私はその後(2022→2024年6月まで)
・残り一年だったけれど休学
・京都で援農
・ネパールコーヒーインターン
・八百屋さん修行
・フィンランド留学
・イタリア農業インターン
・アフリカNPOインターン
など、とにかく興味を持ったことには遠慮なく手を出すようにして、点を散らばしてみました。これらの詳しい話はまた別の機会に。

本当に点は今繋がっているのか、あるいは繋がりかけているのか、ちょっとでも点を線にできるのか、はたまたできないか、noteでの執筆を通して明らかにしてみようじゃないか!ということで再稼働!(書いていたら繋がるかもという期待も込めて🌱)

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