キャリア論

変化できる人と変化できない人

この前、あるセミナーの懇親会で、1人の「億り人」に会った。

「億り人」っていうのは、去年ぐらいから言われるようになった呼び方で、投資、特に仮想通貨投資で億以上の利益を得た人のこと。

まあ、それで言うと、その人は「百億り人」になるっぽいんだけど。


で、その人とお酒を飲んでるときに、僕がこんなことを言った。

「人間には2種類いると思っていて、それは、変化を恐れずに自ら変化に飛び込める人と、変化するのが怖くて現状維持を選んでしまう人

前者は、常に新たな刺激がないと飽きちゃって、同じ毎日の繰り返しに耐えられない。

後者は、変化することで今より悪くなる可能性があるのなら、今より良くなるとしても、少なくとも今より悪くなることはない現状維持を選んでしまう。」


そしたら、その「百億り人」が、僕が話し終わるのも待たずにこう言った。

「それは違うと思う。

変化していることに気付いている人と、変化していることに気付いていない人がいるんだ。」って。

確かにそうだと思った。


「例えば、『仮想通貨なんて、あんなものが通貨になるわけがない』って言う人がいる。

でも、彼らは気付いていない

電車に乗るとき、改札にピッとやって、ICカードに記録された電子データで支払いをしている。

何年も前から。

仮想通貨と、やってることはそんなに変わらない。

でも気付いてないんだ、とっくに変化してるのに。」


そんな彼は、電車に乗らずにタクシーで帰っていった。


もちろん、仮想通貨に限ったことじゃない。

いろんなことが、世界中で、今この瞬間も、もの凄いスピードで変化している。

毎日必死に、工夫して情報収集して、勉強し続けていても、ついていくのがやっとだ。


変化しているのに気付いていない人は、どうすればいいんだろう。

気付いていない人も変化しているのなら、別にいいんだろうか。


この三連休、出張のついでに地元の岐阜に帰省していた。

のんびりした時間の中で、何もする気になれず、毎日公開していたnoteも、初めてお休みした。

せっかくなので、これから土日祝日は記事公開をしないことにした。

どうせ、休日は読む人減るし。


いつも東京で、常に変化を追っているから、地元の何も変わらない空気が、正直少し気持ち悪かった。

ショッピングモールに行くと、いつも僕がネット記事で読んだり、会社やSNSで話題になったりしていることに、誰も興味を持っていない顔をしている。

「えっ、世界はこんなにも変化しているんだよ⁉ 気付いてないの⁉」

って、そんな感じ。 浦島太郎みたいな気分。


別に、忙しい東京に疲れたわけじゃない。

焦ってるわけでもない。

ただ、日々の刺激を楽しんでるだけ。


それだけ。

変わってるらしいよ、 世界は。 たぶん僕も。 あなたも。

飲食店の開業を目指して準備をしています。バカな若者をちょっと応援したいと思った方、サポートお願いいたします。 スキ・コメント・SNSシェアだけでもとても嬉しいです。