【沖縄県版】中古リノベ住宅市場(2021年)
こんにちは!リノベ不動産の齋藤です。
本日は「沖縄県の住宅市場」について、まとめていきたいと思います。
中古リノベ市場はこちらをご確認ください。
沖縄県の基本情報
沖縄県は、日本列島の南西端に位置していている都道府県です。人口は1,460,718人(令和3年2月1日現在)住んでおり、49の有人島と多数の無人島から成り立っています。気候は、国内の他の県と比べ温度差が小さく、年間を通して温暖な気候であり、高温・多湿であることが特徴です。また、ご存知の通り、沖縄県は7月~10月は台風シーズンです。直近5年間(2016年~2020年)で台風が接近した数が、なんと平均8回も台風が接近していているようです!
沖縄県の住宅市場
沖縄県は、2020年をピークに人口が減少傾向する一方、世帯数は増加傾向しています。また、世帯数は増加傾向にありますが、住宅・住宅ストックや空き家数も増加傾向にある住宅市場です。そのため、より一層中古物件(空き家)の活用が急務に進めていくことが想定されます。また、年間を通じて台風が多いエリアの為、住宅の9割が「鉄筋・鉄骨コンクリート造」といった全国と比較して類稀なる鉄筋・鉄骨コンクリート造の住宅が多いエリアです。
今後予測される事業者に求められる対応
沖縄県では、新しい住宅施策の基本的な方針として「誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄」を定めています。施策を展開し実現していくために、6つの目標を掲げています。
特に注目したいのが、住生活基本計画の目標3【住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保】に「低所得者層に対するセーフティーネット」「多様な住宅困窮世帯に対応するセーフティーネット」(DV・身体障害者等)といった、「建物」以外の県民の生活を住まいを通じて解決しようとしている点です。住生活基本の根本には、基本方針である「誰もが安心して心地よく暮らせる美ら島沖縄」を実現するためには「建物」の解消だけでは不十分であり、県が本気で解決していきたい課題であることが伝わってきます。また、目標4【多様な居住ニーズ】には、多様な価値観を受け入れ、それぞれのライフスタイルやライフステージに応じた住宅が選択できるよう求めております。そして、既存住宅流通の拡大を通じて、住宅に関する情報提供・相談体制等を含め、多様な居住ニーズに応えていける住環境作りが求められています。
これらを解決するには、県だけでなく、市町村や事業者の協力が必要です。増加傾向にある「空き家」を始め、島国で成り立っている都道府県だからこそ「地域特性」を活かした景観施策やニーズに合わせた住まいの提案も今後求められていきます。このように、国だけでなく沖縄県もライフステージごとに応じた良質な住まいを誰もが確保できるような地域を目指しています。
参考:
沖縄県住生活基本計画
第63回 沖縄県統計年鑑
まとめ
私たちリノベ不動産では、不動産売買仲介とリノベーションに特化したブランドパートナー制度を展開しております。このような住宅市場の中、「空き家の活用」「お客様のニーズに合わせた提案」により、地域社会に貢献しながら事業を伸ばしている加盟店様がいらっしゃいます。気になる方は、ぜひお声がけください!ご一緒に考えていけたら嬉しいです!
ご興味のある方は、下記画像をクリックしてご連絡ください~!お待ちしております(⌒∇⌒)