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タイトが恋しい。
最近思うこと。
世の中にはストレッチの効いたパンツが多すぎる。
ストレッチは楽なんだけど、ストレッチは器が大きくて母性がすごいから、どんなお肉でも許し、受け入れてくれるんですよね。
それでいて、全てのお肉のありのままの姿見せるのよ。なんですよね。
つまり、着痩せしないんですよね。
私、幼い頃のバレエと、中学時代の陸上部のお陰で、ふくらはぎの力こぶがすごくて、いわゆる「ししゃも脚」なんです。
ストレッチはししゃものフォルムもありのままに見せてくれるので、ストレッチデニムを履いて鏡の前に立ってくるくると全身を見てみると
「うわぁ・・・」
って思います。
逆にストレッチの効いていないパンツは履くまでは難儀で、ぴょんぴょんしながらお肉を詰め込むんですけど、履き終えたらししゃももたるみも見当たらなくてシャン!とするんです。
BoAが
タイトなジーンズにねじ込む
わたしという戦うボディ
と歌っていましたが、私のような戦わないゆるふわわがままボディもねじ込めさえすれば何とかしてくれるのがストレッチの効いていないパンツの素敵なところです。
擬人化すると、
【ストレッチの効いたパンツ】
包容力のある、いつもにこにこした春のような男子。
「そのままの君が好きだよ」が口癖。
好きな食べ物は大福。
ふわふわの猫っ毛。
色素薄い。
【ストレッチの効いていないパンツ】
クールで厳しいけれど、最後は絶対に面倒を見てくれる男子。
「全く、あなたという人は!」が口癖。
好きな食べ物はビターチョコレート。
毎朝コーヒー淹れる(豆から挽く)。
黒髪眼鏡。
こんな感じでしょうか。
擬人化するとどちらも捨てがたいですが、私はストレッチの効いていないタイトなパンツが恋しい。