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密集の中でおこっていること

ラグビーの話。スクラムやボールを取りあって密集しているなかで、一体何が起こっているんだろう、と思ってみている。審判が笛を吹いて、どちらかに手を上げて、どちらかが大喜びして仲間をバンバンたたき合う。それを見てはじめて、ああ、ボール取ったんだ、と思う。スクラムは、明らかに力差があるときはわかりやすいが、いい形で押し合っているとよくわからない。やっぱり審判の手次第だ。まだまだにわかですな。

スーパーラグビーアオテアロアとAUではルールが改正されたそうで、その意図としては、「もっと早くボールを動かして、見ている人にもわかりやすいラグビーを」ということらしい。解説者が言っていた。たしかに、めっきりスクラムが減った。もともとボールをよく動かす人たちだが、密集からもあっというまにボールを出すし、スクラムも少ない。見ていてドキドキするし、楽しい。私のような人にはわかりやすい。

大きな人たちの愛らしい姿が好きな私にとっては、スクラムやジャッカルして、大男たちが頭を撫であって肩を抱き合って喜ぶ姿があまり見られなくなったのが少し残念だった。

さあ、今週末はやっと日本でラグビーが再開する。大学対抗戦。テレビ放映もあるからありがたい。今年は合宿もなく、練習も十分できていないかもしれないが、それでもラグビーができることが本当にうれしいようだ。各大学のSNSからもそんな情報がはいってくる。週末が待ち遠しい。

※写真はmakieniさんによる写真ACからの写真


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