時間の使い方

時間の過ごし方を変えたい人に伝えたい3つのこと

 「気がついたら2月が終わってた」
 「最近、なんとなく日々を過ごしてしまっている」

 のような悩みを持つ方へ、自分なりに時間の過ごし方を変えるための3つのエッセンスをまとめようと思います!

 僕も元々は以下のような状態でした。

とりあえず残って残業していることが多い
・家に帰ったらなんとなくSNSを見ている
・寝る時間が自然と遅くなっている

 同じような状態の人でかつ、なんとか何かしら変えたいなあと考えている人に是非読んでいただきたいです!

 では、いきます!

1. 「注意」をコントロールすること

 「時間の使い方を変えたい!」と嘆く方、おそらく最初に自分の時間の使い方を見直す人が多いのではと思います。

 もちろん、1日の時間の使い方を分解した上で優先順位をつけるやり方は良いと感じます。しかし、表面的な時間の使い方よりもっと大切なのは「自分が日々何に注意を払っているか」そして「自身が1日で払える注意がどれだけあるかを把握すること」だと思います。

 ここで出てくる概念が「注意資源」の考え方です。「注意資源」とは「人間の1日の注意力及び集中力には限りがある」という考え方のこと。1日の前半に様々な方向に注意を割いていると、夕方から全く集中できないなどは典型的な例ですね。(僕もよくなる)

・マルチタスクをしない
・業務前にTO DOリストを作ること
・業務のルーティーンを作る

 などなどの仕事術は「注意資源」を節約するための行動の1つと言えそうです。

 ▼参考 (注意資源について)

 というわけで、時間の使い方を見直す前に、日々自分がどこに注意を払っているかを考えてみるのは良い切り口になるかもしれません。

 (余談ですが、自分の注意は貴重だって自身で認識することも大切だなあと最近思ってます。Twitterでの意図的に注意をかき集めるようなツイート(情報発信)にあまり自分の注意を振りすぎるとしんどくなってしまうなあと思ったり。自分の注意を外界に意図せずコントロールされてしまうと自分がどうしたいのか分からなくなってしてしまいます

2. 「仕組み」で解決すること

 どこに注意を割いているか、そしてこれからどうしたいか。がある程度見えてきた次にすることは、「注意・時間の割き方をコントロールすること」すなわち「注意・時間の割き方を仕組み化すること」です。

 何かを変えたい時、よく「意識して~~~(行動)してみる!」となりがちですが、人の意思は往々にしてすぐ変わったりします。あと、意識ってそもそもなんだって話もあったりします。また自分に課した約束を守れない時、自己否定に走ってしまう場合も人によってはあるかもしれません。

 大前提、意識したってできないことだってたくさんある。ということを頭に入れた上で、「仕組み」を作るのがシンプルで良いのではと僕は考えてます。

 例えば、SNSを見すぎる場合は「N分以上閲覧したら自動ロックかける(これは厳しいので通知送るとかでも良い)」のように、意識していなくても気づける仕組み作りはできると思うんです。「意識」という言葉は便利ですが、その言葉を信用し過ぎることも考えものですね。

3. 「余白」を残すこと

 ここでの「余白」とは「事前に決まり切っていない・想定していないことに注意・時間を割くこと」というニュアンスです。ここまででは漫然とした時間を変えていくために注意を向ける対象を変えましょう〜仕組み化しましょう〜ってことを伝えてたので「え、全然違うこと言ってない?」ってなりますよね。

 はい、そうなんです。注意を向ける先を認識した上で仕組み化で一定解決することはもちろん大事、とはいえ別に自分の全ての注意をコントロールする必要はないと思ってます。

普段と違う道で帰ってみる
普段行かないお店にフラッと選んで立ち寄る
全く知らない駅で降りて探索してみる

 のような普段以上に注意を割いてします行為をすることも大切だと思うんです。むしろ、自分の注意の2割程度は「余白」として残しておいて、適宜自由にコントロールする。その2割はゲームするでも良いし、新しいアプリ探して試してみるとか、本当になんでも良いです。決まり切っていない時間を非日常として楽しむ余裕を持つことも時には必要だなあと最近は特に感じます。

 もちろん「時間を効率的に!」「怠惰な時間をなくす!」ことは大切。特に「仕事なら尚更そうだ!」とは思いつつ、適度な「余裕」を「注意の余白」として持っておくことが豊かな1日を作るに違いないと感じます。

 仕事においても「1日のうち1時間は何をするか全く決めないでおく」とかはやってみると案外良いかなあと思ったり。(書いてる自分はまだしてないのでいけそうな日に実験してみよう!)

最後に

 今回のまとめです!

1. 「注意」をコントロールすること
 時間の管理だけでなく自分が日々注意を払っている物事は何かを考える。思わぬ対象に多く注意を払っている場合は見直す余地あり。
2. 「仕組み」で解決すること
 「意識する」だけでは解決できないことも多い。意識せずとも気づける仕組みを意図的に作りにいくことで注意の割き方は変えられる。
3. 「余白」を残すこと
 厳密に自らの注意資源をコントロールするのがオススメではない。余白を作ることで新たな出会い・非日常を作ることもある。硬すぎず適度に余白を楽しむ心を持ちましょう。

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