近鉄 が造ったビール で、乾杯。 ~ day 433 (2020.09.17)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
433日目。
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久しぶりの奈良。
用事が終わってから、時間があったので、久しぶりに東大寺に行ってみました。いつ以来か思い出せないくらい。
大仏さんは、変わらないおだやかな佇まいで迎えてくれました。
大仏殿に入るやいなや、突然降り出した驟雨。そのおかげで、ゆっくりと参拝をさせていただきました。
雨はほどなく上がり、近鉄奈良駅に向かいますが、そのすぐ近くの 大和醸造 のタップルーム ” YAMATO Craft Beer Table ” に立ち寄ります。
実は、こちらは ” 近鉄 ” のグループ会社。
日本で最長の路線網を持つ鉄道会社の新規事業です。
2020年に醸造免許を取ったばかりの、真新しいブルワリー。
国内外のクラフトブルワリーのウェブサイトで、ブルワーがスーツ姿で登場してるって、かなり稀有ですよね。間違いなく、ねらってます。笑
こちらでは4種類の定番と、ゲストタップ+α。そこから、限定醸造のレッドエールをいただきます。
赤みが強めの琥珀色。香りはそれほど主張していませんけれども、しっかりした苦み。のどごしはあっさり、すっきり。
そしてなんとなくの、スイカ感。
ジョッキでいただけるのは、ちょっとポイント高し、笑
お店では、ゲストタップの余所の醸造所のボトルも扱っているので、まとめて買って帰りました。それらは後日、レビューします。
さて、奈良の大仏さんに戻ります。
その造立のきっかけは、疫病をはじめとした日本国内の社会不安。
当時の聖武天皇が、それらを取り除いて国を安定させたいという思いが根底にあります。
折しも、いまこのご時世。
実は、本日19時から ” なら国際映画祭 ” のオープニングセレモニー。
そのレッドカーペットの会場は、東大寺。
当時をなぞって、参拝の後に、映画を奉納するという流れになっています。
その様子は、Youtube でライブ配信されるそうなので、リアルタイムで体感したいと思います。
ごちそうさまでした。