オリオンドラフト で献杯。 ~ day 189 (2020.01.17)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
189日目。これまでのログは → こちら
あれから25年。穏やかな1日でした。
朝からぱたぱたと動き回って、夜は、黒猫屋で沖縄料理。
まずオリオンドラフトで、乾杯。というより献杯です。
住んでいた箕面は、震源からは東に離れていましたが、地盤の影響でかなり揺れも大きく、倒壊した家屋もありました。
幸いアパートは壁に少しヒビが入った程度で、ライフラインも無事だったので、とりあえずテレビをつけました。当時はインターネット環境も整ってなく、携帯やスマホもまだない時代。テレビとラジオが貴重な情報源でした。
時間が経つにつれ、状況が明らかになるにつれ、ここからわずか40キロほどのところで起きている事態に呆然としつつ、画面から目を離すことができませんでした。結局その日、私は他に何をしていたんでしょう…
それからわずか数日で、同じ関西でも被災地以外の場所では、一旦平静を取り戻し、淡々と日常に戻っていきます。それはそれ、これはこれ、とでも言わんばかりに。
でもそのわずか数十キロ離れただけのところでは、まだまだ苦しんでる人たちが大勢いる…
このわずかな距離だからこその違和感は、ちょっと心に引っかかってます。
でも結局、自分ではその違和感を拭い去るための行動は何もできてません。その後に起きた災害でも…
今から10年前に作られたこのドラマが、なんか好きです。
「その街のこども」
2010年の1月17日。深夜に放送されていたのをリアルタイムで見てました。前以て知っていてチャンネルを合わせた、ということではなく、本当に偶然に。でも引き込まれるように。
ドラマのラストに、夜通し町を歩いていた主人公が、そのまま当日の朝の東遊園地の追悼の集いに参加する、という流れがあって、ドラマというよりドキュメンタリーを見ているような臨場感がありました。
後に映画にもなってますが、そちらは見ていません。なんとなく。
再放送、してくれないかな。
ごちそうさま。
追記:
当日、NHKで冷静かつ的確な報道を続けてくださった宮田修アナウンサーは、定年退職後、今は神職をされているそうです。
「アナウンサー歴36年をふりかえって」
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