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day 94 (20191014)

梅錦ビールの ボック で乾杯。

時間の経過とともに、台風の被害の大きさが明らかになってきてます。被災されたみなさまには、こころからお見舞い申し上げます。

去年、うちのいなかも大変なことになっていました。実家の辺りには直接の被害はありませんでしたが、近所の川(10mくらいの川幅です)が氾濫する手前まで水があふれていたそうです。今回帰省した時には、その後始末でしょうか、護岸の工事中でした。

こういうことは、どこにでも起こりうることで、本当に紙一重だと思います。ゲリラ豪雨もありますし。とか言いながら、なんの備えもしていないのですが…

さて今日のビールは、その帰省した時に買った、梅錦ビールのボックを開けます。愛媛にはクラフトブルワリーがまだ少ないので、選択肢は限られてしまいます。

黒ビール独特のロースト感の強いモルトの香り。口に含むと、苦味がしっかりきて、ほのかな甘みとしっかりしたコクが続きます。最後に再びローストの風味が追いかけてきます。

ボック はもともとドイツで造られるスタイルの黒ビール。下面発酵と高アルコール、コクのある飲みごたえのあるスタイルです。
片や同じ黒ビールでも、イギリス産の スタウト とは性格が違います。

▼ボック Bock
 ドイツのアインベックが発祥の地で、その後バイエルン地方で発展したビールです。元は濃色ビールでしたが、今は淡色ビールが多くなっています。ホップの香りも芳醇で、こくがありアルコール分も高く6.0~6.5%。下面発酵ビール。
▼スタウト Stout
 1847年イギリスで原料に砂糖の使用が許可されたので、ポーターの製法で原料の一部に砂糖を用いてつくられたビールです。アルコール分は4.0~8.0%。アイルランド、ダブリンのギネスを代表とする濃厚でホップの苦味の強い濃色ビール。上面発酵ビール。

梅錦は、もともと明治に始まる日本酒の酒造です。地ビールが解禁になった時に、ビールの醸造を開始したので、既に20年以上の歴史を持つ古株です。
石鎚山からの伏流水を使って、主にドイツのスタイルでビールを造っています。なので、黒ビールのスタイルもボックなのでしょうかね?

周りではあまり見かけることもないので、また帰省した時に呑みたいな。

こんな風にビールをいただけることに感謝して、ごちそうさま。


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けんたろう/ろくろ
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