宇宙GOLD で乾杯。 ~ day 322 (20200529)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
322日目。
これまでのログは → こちら
京都の町の仏光寺通りを東に歩いていって、寺町に出たところに、昔からある「 三密堂書店 」。
仏の身・口(ことば)・意(こころ)の三カ所におけるはたらきを(三業)といい、特に密教・真言宗では人間だけではなく生あるものすべての三業を「三密」としています。
(中略)
三密堂書店 初代店主 森下政次郎が当時の真言宗の大僧上 滝承天(新義真言宗智山派管長。智積院五十一世能化)よりこの『三密』を俳名し、大正初期より現在の地で創業いたしました。
(中略)
現在は易学書、仏教書、針灸書、武道書、古典籍など専門に扱う古書業を主とし、店頭には買いやすい文庫をはじめ図録などの商品も陳列売買、インターネット通販では約1万点の商品を展開しています。
と、由緒正しいお店。
いまの情勢下で、語られるようになった「 3密 」とは、まったく違う言葉の由来です。今後、誤解のタネになりそう…
その密教、からの初・宇宙です。
この時に、TAKUMIYA さんで買ったものです。
うちゅうブルーイング は、もともとは無農薬で農業をやっていたユニットに原点があります。
私たちのルーツは農業にあります。宇宙農民という名前で2009年から活動を始め、無農薬でお米・野菜を作っています。
2016年から新たにホップも加わりました。私たちは田んぼ塾・シェア田んぼ、味噌作りなどのワークショップ開催、オーガニックマーケットの企画運営などを手がけています。地に足のついたライフスタイルとともにあるブルワリーを目指します。
こういうビール造りって、ひとつの潮流として増えてくると思います。
この PARADISE BEER も、多分おなじ考え。
原材料を自前で育てたビールの地産地消って、ひとつのあるべき姿だと思うので、こういうところは応援したくなります。
さて、宇宙GOLD を開けます。
スタイルは HAZY IPA 。かなりのトロピカルフルーツ感。白濁した見た目は、ミックスジュースっぽくもあります。でも意外とすっきり、キレのある造り。
発売と同時に瞬殺の連続で、手に入りにくいブルワリー、ということですが、納得の味です。
ビール造りに、物理学と哲学と宗教が見えました、笑
ごちそうさま。
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